外出のついでにケーキ屋さんに行くと連れが言い、その隣にある
如意輪寺 通称 蛙寺に足を踏み入れてみると、不思議な空間に迷い込みました。
風が吹くと
透き通ったガラスの音が一斉に響き
鮮やかな色彩が
中国の七夕祭りのようで
圧巻でした。
歴史を刻んだ堂々たる木造建築も 素晴らしかったです
このお寺の屋内では、オレンジ、赤、青などの間接照明を多用していました。
和風・洋風・アールヌーボー・現代風…色んなスタイルの照明器具が至る所で点灯しています。
暗がりとなっている狭い廊下の内壁は
もともと黄色っぽかったと思われる漆喰塗りで、うちの階段と同じですすけた色になっていました。
でもそれが歴史を思わせる深みとなっていて、よかったです。
その廊下のどんつきに、天井から直接ぶら下がった裸電球が温かく灯っていました。
その明かりが一番美しかったです。
昔は回転式ソケットではなく天井を突き破って直付けだったんです。うちは今でも現役です。