改築して東に移動したトイレが、最高の空間となってしまいました。
改築なのでもともとの建築構造の制約の中で、ここにトイレを配置したのですが
トイレにしとくのはもったいない程、光に満ちた最高の立地、条件下にある特等席です。
紅茶を飲みながら読書やブログ書きをする籠り部屋だったら無上の空間です。
赤ちゃんがいるなら、そこで一緒に過ごすようにすればとても素晴らしい効果があると思います。
トイレというのは、ヒトにとって必要不可欠であり1日に何度も行き、かつ完全なる個の空間なので、
非常に大事な存在であることはわかっていましたが、それにしても特等席過ぎます。
トイレ用壁紙は私が既に選んでクロス屋さんもそれを手配していたのですが
建築家のおじちゃんの間違った指示で、左官さんが真っ白な漆喰を塗ってしまいました。
漆喰は素晴らしい建材ですが、多くの居室に使うので、トイレは柄の壁紙(ビニールクロス)がよかったんです。
呼吸する建材、漆喰 世界の漆喰 漆喰壁に色をつける 音楽ルーム 天井の素材 明るい家
「この上からクロスを貼らんね」と左官さんに言われたけれど、呼吸して生きている漆喰の上にPVCを貼るのは
可哀そうでできないので壁は白漆喰のままにしています。白い壁のせいでこの上なく明るい空間になっています。
満ち満ちた光をトイレだけで完結させるのはもったいないので、他の部屋にも光が行くように
間仕切り壁を乳白アクリルにし(漆喰壁は間仕切り壁でない側面です。)上部は透明アクリルの欄間にして
光を周囲の部屋にも透過させています。これは昼間とても効果的です。
(※クラレ社のコモグラスは押出し板、パラグラスはキャスト板で、キャスト板の方が性能は上です。
カナセ社のカナセライトは全てキャスト板です。)
でも夜は、オープン感は要らなくて密閉感が欲しくなります。 一長一短