ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

31-15 それぞれ波乱万丈

2024年10月14日 | 第31話 闇祓いの聖戦士マルティヌス THE FRAGMENT
  


 アントワン助祭さん、
相当に長生きを
するのですが、
フランス革命後には
意外な場所で案外
夢は叶ったのかな?
…な晩年送ってます。
そして、
何でか
あのエクトル氏を
えらく称賛して
いるのです。


 アダン氏は同じオテルに
泊まっている孤児らの
OBですが、
文才があったので
孤児院を出て
文筆活動をしています。
そして、時々古巣に
戻って来ては皆と
仲良くしているの
でした。

 ローラン神父は
貴族や富裕層から
庇護されてる
旅回りの演劇一家の出身。
なので、
この人とアダン氏は
生まれも育ちも平民。

 リュシアン君は
貴族の四男で
妾腹の生まれでしたが、
実母は幼児の時に
亡くなり、
父親の正妻が子供好き
だったので実子と
同じように可愛がられて
育ちました。

 でも、
変わった事を話すので
育ての母から
「そういう事は人前で
話してはいけない」

言われ続けていると
心が内向きになって行き、
次第に人を避ける
ようになりました。

 とはいえ、
19世紀に宗教の
力が極度に弱まり、
とある事柄を
大っぴらに表出
できるように
なる頃
には
大変貌を遂げて
いるのです。


 ⛪ 続きは何日か後。



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