ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

31-14 本当はどこかに婿入りしたかった人

2024年10月12日 | 第31話 闇祓いの聖戦士マルティヌス THE FRAGMENT
  


 英国では爵位や
家長の継承順位が
長男からと決まっていて、
財産も相続者独占でしたが、
兄弟皆で分割となってる
国もありました。

 なので、
上の兄弟の取り分を
多くするために
デノワ氏をはじめ
アントワン助祭や
リュシアン君は
私有財産放棄の
誓いを立てさせられる
修道院に押し込まれ
ていたのです。

 当時はこんなの
フツーでした。
女性だけが差別
されてた訳では
ありません。

 雄牛の象徴的
意味については、

🐂 家族や地域の人々
との繋がり
🐃 誠実かつ地道な
努力と忍耐の積み重ね
による成功
🦬 豊穣と繁栄
🐄 安定した平和
🐮 地に足の着いた幸福

 なのですが、
それを得てサスティナブル
させるための主たる+
古典的なSDGsとして

男女の性の結合が
絡んで来る事を想起
させるため、
20世紀になっても
象徴と現実の事象の
対応と一致については、
フロイト医師を先頭に
心理学者らがハレンチもんと
ボッコボコにされていました。


  


  「人類のミッション失敗者」🖕
とされたトゥビー叔父さんも、
雄牛の象徴と繋げられて
永遠の笑われ者に
されてしまいますが、
1765年11月10日の時点では
まだこの箇所は書かれて
いません。


 悪魔はアルノさんに
「雄牛様からの
直々のお仕置きを受けて
一旦死んでやり直す
んだな!」

――とか?
言ったんでしようか?
「絶命するまで
少々(3分か?) 待ってやる。
その間にキリスト教から
元の土着信仰 (ドルイド?)
に戻りゃ転生できるぜ!
ハッハッハ 😈😈😈」
…とかシッカリ皮肉まで
追け加えたりして?🤔


 ⛪ 続きは明日か明後日。


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