ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

26-6 パパは王子様だよね?一応!

2022年11月12日 | 第26話 婿になった修道士



 愛娘からはプチ意地悪+媚混じりの
態度を取られてもメロメロで大喜び。

 終生の貞潔を誓おうと修練していた
アラサー時代のアンタはどこ行った?

ーといった感じのデノワ氏。

 リュシエンヌが
「ママはシンデレラみたい」
と言ってますが、
おとぎ話に例えるとしたら
「親切にした相手が実は魔法使いの仙女やら、
変装して今だに現世をウロついてる
聖者だったので、その後いい事があった」

の類の話の方に近いかもしれません。

 デノワ氏の場合は、
二人の兄から冷遇され、
遺産は渡さぬと修道院に追いやられました。

 だからもし、長靴はいてる陽気で賢い
化け猫さんが付いてくれてたら

運命が変わってたかもしれません。

 デノワ氏もデノワ氏で、
金の亡者の兄達に当てつけるかのように
「清貧、貞潔、従順」のサン・フランソワ会を
行き先としたのでしたが。


🍁 続きは出来次第。

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