ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

26-14 OwOwイエ~イ!明日はみんなのお祭りday!

2023年01月01日 | 第26話 婿になった修道士


 この日は、
今から258年と約2ヶ月前の
1765年の11月10日の日曜日。

 突然、宿に現れた
髪型がベートーべンな
高速チャンポン英語叔父さん。
翌日の聖マルタン祭のお祝い用の
飲み物類を持って来ました。

 デノワ氏と
〈顔、顔!顔そっくり!〉
なので実の弟なんでしょうが、
この人も、ある時期まで消息不明でした。
その頃に居た場所がこういった雰囲気を
作ったと思われます。

 更にデノワ氏の事は
アントワン→アントニー→トニー
リュシエンヌ→ルーシィ
と英語風に変換、
自分の事はギョーム→ウィリアム→ウィリー
と名乗っています。

 彼はどこで育ったのでしようか?
ちなみに生まれは確かに
フランス本国内なのでした。

 そして、当時のアヴィニョンは
飛び地のローマ教皇領だったので、
デノワ家はカトリック信者なのですが、
ウィリーさんは(ハリソンさんとは別派の)
プロテスタントでした。


🍁 続きは明日。
 


 

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