ずいぶん昔にもインスタントの味噌汁について触れた。食事をする際に「味噌汁が欲しい」と思う人のひとりである。したがって会社で昼をとるさいにも、必ず味噌汁を飲む。もちろんインスタントであるが・・・。
かつて単身赴任の際には、夕食の際にやはり味噌汁を飲んだ。必ずと言ってよいほど。その際は自ら味噌汁を作ったわけであるが、具といえば大根とわかめが定番で、大根がないと気に入った味噌汁にはならなかった。したがってシジミを買ってきたり、ナメコを買ってきたり、いろいろ思案したものだ。
ということで、必須の味噌汁だからインスタント味噌汁を買う機会が多い。ホームセンターの食料品を扱っている店でよく購入するのだが、かつては具と味噌別々に購入してブレンドしたものだが、売っている具はほぼ中国製。したがって「危ない」という印象があるから今はその方法は辞めた。したがってインスタントの具と味噌を一緒に売っているものを買うのだが、実はこれもまた中国製の具が使われていることが多い、と思うのだが、なにしろ表記がない。「国産」とあれば国産なのだろうが、おそらく「国産」表記のないものはほとんど中国製なんだろう。なるべく「国産」表示のあるものを買うが、今は「偽装」が流行で、何が正しいかもよくわからない。
とりわけお湯でほぐしたら具たくさんになるものは顔がほころぶ。もちろん「国産」であれば良いが、具だくさんであることが例としては珍しい。したがって具だくさんの味噌汁に変化すると、得をしたような気になる。とりわけ具だくさんなインスタント味噌汁は、永谷園の商品名「即席みそ汁」だ。「大きな野菜がたっぷり!」とうたわれているもので、3色入りタイプをよく利用する。ただし「国産」表示がないので、具だくさん=中国野菜たっぷり、かもしれないので、本音のところは避けた方が良いのかもしれない。しかし具の多さでは他にない商品だ。いっぽう「赤だし」をうたい文句にして愛知県産大豆使用で売られている商品名「即席みそ汁」というもので豊田市のある味噌商店が販売しているものがある。これがけっこう値がはって前述の永谷園のものより高い。「具たくさん」と表示していて期待して買ってみたが、具はたくさんある即席味噌汁の中では少量の方。味噌をアピールして販売しているようだが、やはり具が貧弱だと後悔してしまう味噌汁だ。
即席味噌汁マニア、かもしれないわたしであるが、とはいえ高級なものには用はない。お手ごろで「得をした」と思える味噌汁を探して、今日も味噌汁販売の棚を訪れる。
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