Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

今冬一番の積雪から

2006-02-08 08:15:36 | つぶやき
 月曜日を休んだため、昨日の朝自宅から長野市まで車で走った。実は先週の月曜日に長野市まで走った際に釘を踏んでパンクしてしまった。直そうとガソリンスタンドに持ち込むと、タイヤの側面に傷があることに気がついた。店員さんに相談すると、直せといわれれば直すが、側面に傷もあることからいつまでもつかは保障できないという。自分でもそう思ったが、ずいぶんタイヤも古くなっているため、いっそ交換しようか悩んだ。もちろん冬季であるからスタッドレスタイヤである。今冬タイヤを交換する前に、ずいぶんタイヤの溝が減っていることも認識していて、新調しようか悩んだが、夏タイヤよりも高価なスタッドレスということもあって、雪の量はなかなか想定できないので、なんとかあと1年と思って新調しなかった。もう2月ということで、雪のシーズンもそう長くはない。できればパンク修理でいきたいところだが、側面の傷が気になった。加えて店員は、「もうこのタイヤは寿命ですよ」という。確かにスタッドレスタイヤとしての目安になるスリップサインは出ている。店員がいうには、夏タイヤとして使うにも「そろそろですよ」という。結局4月以降原油の高騰などもあって、タイヤすべてが値上がりするという話を聞いて、新調することにした。予定外というこもとあってなけなしのお金を集めて交換した。扁平のスタッドレスということで、やさしい値段ではない。大きな出費であった。
 そして昨日は、交換して初めての雪道を走った。朝起きると、自宅の庭には20センチ弱の積雪である。この冬は雪が多いというが、自宅のあたりは例年より雪が少なかった。今冬では最も多い積雪である。外気温は比較的暖かく、-1℃から2℃程度である。新調したタイヤはどうなのかと、通行する車もほとんどいないので、少しスピードを出して確かめてみるが、意外にもよく効く。あたりまえといえば当たり前で、新調したばかりなんだから効いてくれなければ価値がない。それでも急カーブで減速を控えめにしたら、やはり滑る。既に寿命といわれた前のタイヤでも、今冬雪の多かった長野市近辺で走っても、それほど滑るという感覚はなかった。前にも書いたように、和田峠の旧道を走っても滑ることはなかった。磨耗しているということもわかっていたので、それなりのスピードで走っていたことも事実であるが、7回目の冬を迎えたスタッドレスも、新品のスタッドレスも感触としては若干違う、そんな程度に感じた。もちろん性能も良くなっているんだから、もうちょっとしっかり効いてくれるものと期待していたから、うーん、やっぱもう少し前の使えばよかったかなー、とも思っている。
 さて、自宅のあたりは20センチ弱であったが、駒ヶ根市から伊那市あたりは雨が降っていた。雪の量は、少しずつではあるが北に向かうほど少なくなった。そして、松本あたりまでくると自宅のあたりの半分以下というところだった。いずれにしても伊那谷では今冬一番の雪であったことに違いはない。ところが、長野へ来てから朝のNHK地方ニュースも、昼の同ニュースでも、雪のことは何も触れられなかった。そして今日の朝刊にもそれを触れた記事は見えなかった。やはり「長野から遠いところなんてこんなもんさ・・・」と再び認識した。

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