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雪なら中止、そういう話もしていたが、天候よく予定通り田口先生の住まわれている上田へ。いつも通り諏訪から上田へ抜けるには和田峠を通過するが、わたしの場合よほどのことがないかぎり旧道和田峠道を走る。そのつもりで下諏訪から急坂を上っていくと、旧道和田峠道は「倒木のため通行止め」だという。残念ながら510円を支払って和田トンネルを通るしかない。そしてトンネルを抜けると倒木の理由はよく解った。昨日から全国ニュースを賑わせているのは、松本市周辺の旅館やホテルの宿泊客や従業員らが孤立状態になったという件。雨が降ったあとに気温が下がって雨粒が凍結した。これを雨氷と言うらしい。雨氷による森林被害は全国的に見ても長野県がとても多いという。枝に着いた雨粒が凍った場合、枝の重さは何倍にも重くなる。よって倒木が発生するというわけだ。和田トンネルを抜けると、あたり一面雨氷状態。その景色は旧和田村の上和田のあたりまで延々と続く。新道の周辺でもお辞儀をしている木の枝が散見され、作業車が準備を始めていた。朝日があたり始めて間もないだけに、木々ばかりではない。電線や送電線にも氷が付着して、すごい様相。朝日のあたり始めたその光景は、とりあえず美しい光景と言える。もちろん写真を撮ろうとするのだが、路肩に除雪された雪が固まっていて、停車するわけにもいかない。待避所のような場所も少なく、思うような場所が見つからなかった。きっと帰るころにはこんな景色は消えてしまうのだろう、と思って諦めたのだが、午後帰路に向かい上和田を過ぎると、まだまだ雨氷状態。さすがに電線や送電線に付いていた雨氷はだいぶ消えてしまっていたが、陽の差込がいっそう効いて美しい光景を演出している。どこを見渡しても雨氷状態という光景はそうお目にかかれない。とはいえ旧道が通行止めのため、その光景をより一層堪能したいのだがかなわない。とりあえず新道沿いで車を止めて写真におさめてみた。
聞けば今日の夕方から臨時の措置で新道和田トンネルは無料になるという。朝から通行止めになっていたのに、なぜ夕方からなのか文句を言いたいところだが、今日1日のことだから仕方ない。
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