Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

続 烏帽子岳

2023-06-09 23:26:08 | 自然から学ぶ

 

6月9日 午後7時6分

 

 我が家からそれらしき望める山を撮影した写真は、もう7年も前のものだった。そしてそれが6月の写真だから、そう思うとこれほどの色合いを見せるのは「梅雨のころ」なのだと知った。もちろんそれ以外の季節にも、夕焼けとなれば山の背景は見事な色合いを見せるが、これほどの色を見せるのは、なにかしらの条件が重なった時のこと。7年前のものは「赤い」が、今回のものは「紫」。

 会社から帰った際の、ほんの一瞬のことであった。周囲が異様な色を見せていたため写真におさめた。16年前には、烏帽子岳を背景に時間を経て変わりつつある山の姿を追っている。今日もこの写真を撮る寸前はもっと異様な色だった。ところがカメラを構えているうちにどんどん色は褪せていく。1分後には「紫」色はかなり減退していた。ようはこのような山の姿を捉えられることはそうめったにはないということ。もちろんこのような色合いを見せることもそう多くはない。

 久しぶりの「烏帽子岳」であった。


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