11/12、水曜日。国際会議開催の前日。朝6時頃に起床し、身支度を整えた。時差ぼけのせいなのかは分からないが、睡眠時間の割には、あまり眠気を感じなかった。
7時を回った頃、宿泊控えを持って1階へ。レセプションの西側に当たるレストランにて、朝食バイキングをしていた。入り口に立つ係員に宿泊控えを見せて、朝食を受け取った。メニューは各日を通して同じであり、以下の通りであった。
・ジュース(オレンジ、アップル)
・パン(食パン、バターロール)
・柑橘類の実(イヨカン(?)、グレープフルーツのそれぞれの皮をむいたもの)
・4種類のシリアル(いわゆるコーンフレーク)とミルク
・ジャム(ラズベリー、アプリコット、ブラックカラント)、バター
・コーヒー・紅茶(食後用)
朝食は7時からの開始であるため、パンも温かく、各品の量も多くあった(一部、焦げた食パンがあったり、ミカンの身に種が混ざってたりと、雑な部分はあったが)。この他にも奥に肉類があったが、朝から食べる気がせず、また別途料金が必要な感じであったので、利用しなかった。
席につき、普段より少しばかり量の多い朝食を取った。特段まずいというものではなく、ちょっとした外国での朝食の雰囲気を味わうには十分だったと思う。
30分くらいして部屋に戻り、歯磨き等も早々に済ませ、外出の用意をした。初めて部屋を空けるため、荷物、ハードケースのカギ等を念入りにチェックした上で、カードキーを持って部屋を出た。なお、まだ滞在して1日も経っていないので、掃除はいらないと判断し、ノブに"Do not disturb"のサインを掲出しておいた。
朝9時半を回った頃、ホテルを出発し、ラッセルスクエア駅(Russell Square)に到着。この日はまず、ウェストミンスター地区へ行く予定にしていた。平日朝の時間帯は、大変混雑していた。改札を抜けたところ、エレベータ付近も人だかりが出来ていたので、あの階段からプラットホームに下りることにした。が、これが非常に大変。足の運び方を間違えればそのまま転落してしまいそうな、狭いらせん階段が長く続き、途中で座り込む人もいた。自分と同じようなことを考えて上る/下る人々と何度かすれ違ったが、いずれも疲れの表情が出ていたように思える。
地下鉄ピカデリー線(Piccadilly Line)のプラットホームに到着。時間は3分ちょっとくらいだったと思うが、体感時間は5分以上に感じた。プラットホームもやはり多くの人々でごった返していた。なお昨日はそれほど感じなかったが、構内は空気が悪く、チリやほこりで遠くがかすんで見えた(事実、滞在中は鼻の穴が黒い状態であった)。
電車は3~5分くらいで次々と到着する。しかし、Tube特有のトンネル型の車両のために小さく、また通勤時間帯のため大変混雑しており、なかなか乗る事ができなかった。3本目でなんとか入れそうな車両を見つけ、ドア付近に乗車。
ピカデリー線の車両は古いのか、「ウウー」とうなりを上げて加速するタイプであった。ただ長く続くものではなく、すぐにうなりはなくなり、「コンコン」「カコンカコン」とレールの継ぎ目を行く車輪の音がしてくる。その音はどちらかといえば軽い感じであった。車内はドアのあるスペースの中央に棒があり、ドア付近に立っていても腰をかけられるスペースがある。なるべく多くの人が休めるようにとの配慮だろうか。
グリーンパーク駅(Green Park)。ラッセルスクエア駅から数えて6駅目にある。ここから他の路線、ジュビリー線(Jubilee Line)に乗り換えることになっていた。ピカデリー線とジュビリー線のホームは遠く離れており、長い通路を通って乗り換えなければならない。換気のためか、途中には巨大な扇風機が動いていた。
グリーンパーク駅からジュビリー線に乗り、次の駅、ウェストミンスター駅(Westminster)へ。こちらは、ホームドアが付いており、安全性が考慮されている。観光地も近いためだろうか。
ウェストミンスター駅の構内。換気口か、巨大なパイプがいくつもある。エスカレータで上った先に改札がある。なおエスカレータには "Keep the right"との注意書きがあり、左側は急いでいる人のために空ける。これはイギリスの他のエスカレータ・移動通路でも同じである。 日本では、本来エスカレータは左右片側に寄って乗ることを考慮しておらず、真ん中に乗るのが本当である(エレベータ協会)、とTVで見たことがあるが、イギリスではどうなのだろうか?
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◎コラム5 - 地下鉄の放送
ロンドンの地下鉄でよく聞く放送は次の通り。
・車内
・The next station is ~.
… 次の駅の駅名
・Please mind the gap between the train and the platform.
… 次の駅で電車とホームの間に隙間(ギャップ)がある場合の注意
・Change the ~.
… 乗り換え路線名(地下鉄、DLR、地上線、旧国鉄)
・This is ~ service.
… 乗っている電車の路線名(例えば,"This is Piccadilly service.")
・プラットホーム
・Mind the gap, please.
… 隙間に気をつけるように、との注意。電車到着時に流れる。
ちなみに発音は「マァインド ザ ギャッ(プ) プリーズ」のように聞こえる。
この他、遅延・故障などの情報が流れることが多々ある。単語だけでも聞き取れるようにしたい。
7時を回った頃、宿泊控えを持って1階へ。レセプションの西側に当たるレストランにて、朝食バイキングをしていた。入り口に立つ係員に宿泊控えを見せて、朝食を受け取った。メニューは各日を通して同じであり、以下の通りであった。
・ジュース(オレンジ、アップル)
・パン(食パン、バターロール)
・柑橘類の実(イヨカン(?)、グレープフルーツのそれぞれの皮をむいたもの)
・4種類のシリアル(いわゆるコーンフレーク)とミルク
・ジャム(ラズベリー、アプリコット、ブラックカラント)、バター
・コーヒー・紅茶(食後用)
朝食は7時からの開始であるため、パンも温かく、各品の量も多くあった(一部、焦げた食パンがあったり、ミカンの身に種が混ざってたりと、雑な部分はあったが)。この他にも奥に肉類があったが、朝から食べる気がせず、また別途料金が必要な感じであったので、利用しなかった。
席につき、普段より少しばかり量の多い朝食を取った。特段まずいというものではなく、ちょっとした外国での朝食の雰囲気を味わうには十分だったと思う。
30分くらいして部屋に戻り、歯磨き等も早々に済ませ、外出の用意をした。初めて部屋を空けるため、荷物、ハードケースのカギ等を念入りにチェックした上で、カードキーを持って部屋を出た。なお、まだ滞在して1日も経っていないので、掃除はいらないと判断し、ノブに"Do not disturb"のサインを掲出しておいた。
朝9時半を回った頃、ホテルを出発し、ラッセルスクエア駅(Russell Square)に到着。この日はまず、ウェストミンスター地区へ行く予定にしていた。平日朝の時間帯は、大変混雑していた。改札を抜けたところ、エレベータ付近も人だかりが出来ていたので、あの階段からプラットホームに下りることにした。が、これが非常に大変。足の運び方を間違えればそのまま転落してしまいそうな、狭いらせん階段が長く続き、途中で座り込む人もいた。自分と同じようなことを考えて上る/下る人々と何度かすれ違ったが、いずれも疲れの表情が出ていたように思える。
地下鉄ピカデリー線(Piccadilly Line)のプラットホームに到着。時間は3分ちょっとくらいだったと思うが、体感時間は5分以上に感じた。プラットホームもやはり多くの人々でごった返していた。なお昨日はそれほど感じなかったが、構内は空気が悪く、チリやほこりで遠くがかすんで見えた(事実、滞在中は鼻の穴が黒い状態であった)。
電車は3~5分くらいで次々と到着する。しかし、Tube特有のトンネル型の車両のために小さく、また通勤時間帯のため大変混雑しており、なかなか乗る事ができなかった。3本目でなんとか入れそうな車両を見つけ、ドア付近に乗車。
ピカデリー線の車両は古いのか、「ウウー」とうなりを上げて加速するタイプであった。ただ長く続くものではなく、すぐにうなりはなくなり、「コンコン」「カコンカコン」とレールの継ぎ目を行く車輪の音がしてくる。その音はどちらかといえば軽い感じであった。車内はドアのあるスペースの中央に棒があり、ドア付近に立っていても腰をかけられるスペースがある。なるべく多くの人が休めるようにとの配慮だろうか。
グリーンパーク駅(Green Park)。ラッセルスクエア駅から数えて6駅目にある。ここから他の路線、ジュビリー線(Jubilee Line)に乗り換えることになっていた。ピカデリー線とジュビリー線のホームは遠く離れており、長い通路を通って乗り換えなければならない。換気のためか、途中には巨大な扇風機が動いていた。
グリーンパーク駅からジュビリー線に乗り、次の駅、ウェストミンスター駅(Westminster)へ。こちらは、ホームドアが付いており、安全性が考慮されている。観光地も近いためだろうか。
ウェストミンスター駅の構内。換気口か、巨大なパイプがいくつもある。エスカレータで上った先に改札がある。なおエスカレータには "Keep the right"との注意書きがあり、左側は急いでいる人のために空ける。これはイギリスの他のエスカレータ・移動通路でも同じである。 日本では、本来エスカレータは左右片側に寄って乗ることを考慮しておらず、真ん中に乗るのが本当である(エレベータ協会)、とTVで見たことがあるが、イギリスではどうなのだろうか?
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◎コラム5 - 地下鉄の放送
ロンドンの地下鉄でよく聞く放送は次の通り。
・車内
・The next station is ~.
… 次の駅の駅名
・Please mind the gap between the train and the platform.
… 次の駅で電車とホームの間に隙間(ギャップ)がある場合の注意
・Change the ~.
… 乗り換え路線名(地下鉄、DLR、地上線、旧国鉄)
・This is ~ service.
… 乗っている電車の路線名(例えば,"This is Piccadilly service.")
・プラットホーム
・Mind the gap, please.
… 隙間に気をつけるように、との注意。電車到着時に流れる。
ちなみに発音は「マァインド ザ ギャッ(プ) プリーズ」のように聞こえる。
この他、遅延・故障などの情報が流れることが多々ある。単語だけでも聞き取れるようにしたい。