南越線100周年記念特別展（越前市・武生公会堂記念館）

福井鉄道南越線開業100周年を記念して，越前市の武生公会堂記念館にて特別展が開催されています。

・平成２６年度夏休み特別展「南越線開業１００年　福井県を初めて走った軽便鉄道」（越前市）


＜概要＞
会期：　平成２６年７月１８日 （金曜日）から９月７日（日曜日） まで
開館時間：　午前１０時から午後６時まで（入館は、午後５時３０分まで）　
会場：　越前市武生公会堂記念館２階　展示室２・展示室３
観覧料：　無料

出展作品：　南越線に関わる資料・地図・写真・鉄道ジオラマ等
休館日：
７月：　７月２２日（火）、７月２８日（月）
８月：　８月４日（月）、８月１１日（月）、８月１８日（月）、８月２５日（月）
９月：　９月１日（月）


南越線は福井県内ではじめてできた私鉄であり，大正14年（1924年）の開業当初は武岡軽便鉄道（ぶこうけいべんてつどう）が運行していました。のちに福武電鉄（のち福井鉄道）と合併し，昭和56年（1981年）に廃止となりました。なお一時は武生（社武生（新武生））～今立～鯖江（戸ノ口）を結んでおり，計画では鯖江駅まで延伸して半環状線となる予定であったそうです。


また，福井鉄道のTwitterでも特別展についての紹介があります。

・７月２２日ツイート　その１
・７月２２日ツイート　その２
・７月２２日ツイート　その３
・７月２２日ツイート　その４
・７月２２日ツイート　その５
・７月２２日ツイート　その６


余談として，ツイートでは南越線と北陸新幹線についてのお話（もしも南越線が今も残っていたなら…）もあります。現在はバス路線に転換され，その利用者も決して多くはない南越線ですが，もし南越線が今日まで残っていたならば，北陸新幹線との接続や，それに伴う人の流れもいくらか変わっていたのかもしれません。


なお，南越線についての資料は，福武線の北府駅の併設資料館や，西鯖江駅のミニ資料館もおすすめです。


・南越線など福井鉄道の路線の変遷については，「路線図で見る 福井鉄道の歴史」をご覧ください。（国土数値情報（鉄道時系列データ）を基に作成）