日系企業の多くは、
人件費の安さを理由に
アジアに進出しております。
この 「人件費の安さ」 に
大きな落とし穴があります。
国や会社によって異なりますが、
アジアの年間休日は100日程度です。
日本に比べずいぶんと少なく勤勉に見えますが、
とんでもない間違いで、実はウラがあるのです。
アジアの多くの国では年間休日や有給休暇の他に、
病欠や緊急休暇が法律で認められています。
これらを全て取ると年間休日は150日以上に
なってしまいます。
日本人の感覚では、
病欠や緊急休暇を全て取ることはまずありませんが、
こちらでは、ほぼ全員が100%取ります。
更に、宗教的な理由で仕事が中断します。
マレーシアやインドネシアの1日5回のお祈り,
メッカ巡礼やラマダン(断食)期間中の時短、
タイの出家などです。
これらの期間も法律的に認められ保護されているので、
合法的に休みとなります。
これらのことを勘案すると、
人件費の単価は相当に高くなり、
生産性はきわめて低いと言わざるをえません。
物価も考慮し、その生産性からすると、
休みも取らず、毎日午前様まで働く日本人の方が、
よっぽど人件費の単価は安いのです。
その事に気づかない日本の本社は
懲りずに盛んにアジアに進出し、
思うように下がらない生産コストに苛立ち
現地駐在員に八つ当たりするのです。
人件費の安さを理由に
アジアに進出しております。
この 「人件費の安さ」 に
大きな落とし穴があります。
国や会社によって異なりますが、
アジアの年間休日は100日程度です。
日本に比べずいぶんと少なく勤勉に見えますが、
とんでもない間違いで、実はウラがあるのです。
アジアの多くの国では年間休日や有給休暇の他に、
病欠や緊急休暇が法律で認められています。
これらを全て取ると年間休日は150日以上に
なってしまいます。
日本人の感覚では、
病欠や緊急休暇を全て取ることはまずありませんが、
こちらでは、ほぼ全員が100%取ります。
更に、宗教的な理由で仕事が中断します。
マレーシアやインドネシアの1日5回のお祈り,
メッカ巡礼やラマダン(断食)期間中の時短、
タイの出家などです。
これらの期間も法律的に認められ保護されているので、
合法的に休みとなります。
これらのことを勘案すると、
人件費の単価は相当に高くなり、
生産性はきわめて低いと言わざるをえません。
物価も考慮し、その生産性からすると、
休みも取らず、毎日午前様まで働く日本人の方が、
よっぽど人件費の単価は安いのです。
その事に気づかない日本の本社は
懲りずに盛んにアジアに進出し、
思うように下がらない生産コストに苛立ち
現地駐在員に八つ当たりするのです。