凸凹家族どっこい米国とオーストラリアとドイツとカナダで生きてます

タイ、マレーシア、オーストラリア、チェコ、英国、バングラデシュ、米国とカナダに住んで感じたことを、そのままお伝えします。

お世話になった名(迷)車たち(レオーネ)

2012-11-21 22:52:18 | その他の地域
スバルレオーネ4WD(富士重工)



当時、冬になると毎週末スキーに出かけており、
なんでもいいからとにかく四駆が欲しかった。
で、これのスバルブルー色を中古で買いました。(5万円)

1600ccの水平対抗4気筒OHVエンジン
(この時点ですでにかなり珍しい)
直結四駆で切り替えは機械式、デフロックはありません。
センターコンソールの真ん中から無骨な棒がニョッキリ突き出しており、
この棒を押し下げるとFFから四駆に切り替わります。
これがものすごく重く、直進状態でないと切り替えはまず不可能で、
少しでもハンドルが曲がっているとテコでも動きませんでした。
また、直結四駆でエンジンのパワーがありませんから、
四駆のまま低速でドライのアルファルトのタイトコーナーを曲がろうとすると、
引きずられてクルマが止まってしまいます。
その状態(曲がった状態)では例の棒を操作してFFにすることが出来ず、
にっちもさっちも行かなくなる怖いクルマでした。

珍しいといえば、
スペアタイヤがエンジンルームにあり、



初めてボンネットを開けたとき、なぜここにタイヤがあるのか?
事態を把握するのに10秒くらい固まってしまいました。
また、サイドブレーキのワイヤーが
フロントブレーキに繋がっているのも珍しい。
知らなかったのでこのクルマで初めての雪道で、
サイドブレーキ引いたのに(もちろんFFでね)真っ直ぐ突き刺さってしまい、
いったい何事が起きたのか、しばらく理解ができませんでした。

すぐにシフトレバーのリンケージがフニャフニャになり、
四駆のくせにクラッチが弱くすぐにズルズル滑るようになってしまいました。
乗用車四駆ブームの先駆けとなったクルマだけに、
残念なクルマです。

最後は奥丹沢林道で工事現場に突っ込んで、ご苦労さんでした。

<秘話>
タイヤホイールのPCDが140mmで4穴、
超レアで、市販のものはまずありませんでした。
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