凸凹家族どっこい米国とオーストラリアとドイツとカナダで生きてます

タイ、マレーシア、オーストラリア、チェコ、英国、バングラデシュ、米国とカナダに住んで感じたことを、そのままお伝えします。

海外駐在員あるある4(実話)

2023-06-19 06:39:19 | コロンビア(ミズーリ州)
今だから言える、海外で遭遇した恥ずかし恐ろし体験4

海外製造拠点へ日本の親会社からの出向で駐在されるケースが多くあります。
この場合、任期はたいてい2、3年で、⾧くても5年くらいの場合が多いように思います。
たいていは、その後日本に本帰国して2度と現地を訪れることは無いのですが、
東南アジア駐在の場合、滞在中の待遇があまりにも良すぎたためか、
何か勘違いして、定年後に旅行とかでフラっと再訪される方がいらっしゃいます。

駐在中に、特別に待遇が良かったのは、
大企業の本社様からの、現地社⾧様待遇で来られていたからなので、
周りもただその肩書に合わせてへつらっていただけで、特段なにも本人の人格のなせる技ではなく、
海外旅行のついでで、ゴルフ帰りにビールをしこたま飲んだ赤ら顔で、

「いよお~っ、元気かぁ!」

などと、断りもなくズーズーしく会社のオフィースにまで上がり込んで来られても、
社員一同ムゲに追い帰すわけにもいかず、
「あの人誰だっけ?」風の気まずい空気が流れている中、
本人は一向に気づく様子もなく、
仕事を中断されてすっかり困り顔の現役社員に向かって、
ただただひたすら思い出の自慢話にふけるのでありました。

美しい思い出は、ご自分の心の中だけに大切にしまっておきましょう。
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