まるで子供の頃の初恋の相手に再会したような感じです
「ブルーボーイ」
中学の時担任がおそらく週刊誌からの切り抜きだろうと思われる
小さな絵を無造作に壁に留めてありました
「ブルーボーイ」とある以外は何の説明もない絵でした
背景も人物もブルーで、様々な絶妙なブルーの配色で描かれており
ブルーにすっかり魅せられてしまいました
同じ頃、上村松園の展示会を観る機会がありましたが、あの着物の
柄一つ一つの細かさには驚嘆しましたがこれほどまでに惹きつけられる
ことはありませんでしたし、他の画集を覗いても又然りです
永い永い時がすぎ初恋の正体がわかりました
作者は トマス・ゲインズバラ イギリスの肖像画家
「ジョナサン・バトールの肖像」 で 「青衣の少年」と呼ばれ
作者の最も有名な作品で最もイギリスで愛されている作品だそうです
そんな事とは知らず一枚の小さな切り抜きの絵
コレが私の初恋の絵です
この画像少し暗く、ブルーがより印象的だった記憶ですが。。。
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