銀座空也へ行きました
夏目漱石の「吾輩は猫である」の中にも出てくる
「空也の最中」
一時期よく御使い物に使いました
予約制ですので久しぶりに出かけた空也
今では周りは有名ブランドのビルに囲まれて
この店だけは昔ながらの佇まいを見せています
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ここでのみ予約販売で、配送配達は出来ない
何時ごろいらっしゃいますか、その時間に合わせて
準備しておりますので」と言うことで
当日では、ほぼ買うことは出来ないのが空也の最中です
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帰りは銀ブラ(懐かしい言葉・笑)でもと思ったのですが
東京ラプソディー
花咲花散る宵も 銀座の柳の下で
待つは君ひとり 君ひとり
逢えば行く ティールーム
楽し都 恋の都
夢のパラダイスよ 花の東京
現に夢見る君の 神田は思い出の街
今もこの胸に この胸に
ニコライの 鐘も鳴る
楽し都 恋の都
夢のパラダイスよ 花の東京
小学校の頃か、覚えた藤山一郎が歌ったこの歌
これが子供の頃からの私の東京<笑
ニコライ堂も知りました
東京への修学旅行の時、バスの中で始まった歌合戦
暮れなずむ銀座を通りながら、私が歌ったのが
この歌だったことを思い出しました
あれから幾星霜
私たちの年代はバブルの頃の夜の銀座の賑わいも
弾けた後の銀座も知っていますが
久方ぶりに訪れた銀座
今浦島できょろきょろしていると、止まっている何台かの
ツァーバス、中国からの観光客を運んできたようで
マスクなどしてない私、早々に立ち去りました
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空也で頂いたこの小雑誌
昔から好きで、この雑誌を見て知った歯医者
若い時永い事通いましたが
この歯医者も入っていた天地堂のビル
バックの天地堂も姿を消し
今更ながら時の流れを感じます
幼い時から元気いっぱいで、あまりの元気の良さに
ハリケーンと命名した子も、今やガールフレンドのAちゃんの
お宅に誘われて伺う歳になりました
その手土産に 渋いね> 笑いながら用意した空也のもなか
今更時の流れを感じることはない
今や私も おばばですから<笑