月よみの光を待ちて帰りませ山路は栗の毬(いが)の多きに
良寛
若い時に覚えた事は忘れないと言いますが
私も例外に洩れず中学の時に覚えたこの歌を、
今でも時々口ずさむことがあります。
作者が良寛だったことは知りませんでしたが。
昨夜は中秋の名月、
一日家の中で過ごすのも飽きて、タバコを買いがてら
深夜の散歩に出かけました
どこよりも月がきれいに見える公園では見ることが出来ません
でしたが、雲の合間に高々と満月が見えます
煌々と輝くとは言えませんが、今年も名月を見ることが出来ました
名月に誘われて深夜の散歩としゃれこんでいるつもりでも
人様から深夜の徘徊と見られないよう
身なり動作に気を付けなければ<笑
老いるとは 散歩一つも ままならぬ
人目気にする おかしさありき