中学の時
国語の教師であった恩師が
この映画を観に行くのだったら
学校を休んでも良い>と言われたのが
「野菊の如き君なりき」
木下恵介監督が
歌人伊藤左千夫の小説「野菊の墓」を
映画化したもの
15歳の少年・政夫と2歳年上の従姉・民子の
淡い恋を描いたもの
あの短編をこれだけの
情緒あふれる映像に仕上げるとは
さすが木下監督です
川の風景がとても印象的でした
休んでではないが<笑
友と観に行きました
観終わった後の
何を感じ何を語り合ったかは
はるか遠い遠い虹の彼方です<笑
永年小説に親しんでいると
この本映画化すると面白いだろうなと
感じるのがいくつかありました
その一つがこれ
江戸末期の北海道を舞台に
蝦夷地直轄を目論む幕府と
のみこまれていくアイヌ民族の悲劇
図書館で本の題名に惹かれて
初めて読んだ作者だが
とにかく面白かった
蝦夷地というロケーション
アイヌ民族の生き残りをかけた抵抗
衝撃的な結末
映像にはピッタリの
場面場面が頭の中を駆け巡ります<笑
デモね、
本が良いのは映画は駄目と言われています
二時間余りの映像の中ではなかなか
描き切れないのでしょう。
この本もその部類かな
だとすれば
そうそうアニメがありますね
以前は、
深夜アニメにじっくりと描き込んだ
面白いものがありましたネ
この本も
アニメにするのはチョット残念だけど
本の面白さを描き切れるのではないかな?
ナンて
有り余る時間を
勝手な空想妄想で過ごす日を送っています<笑