【お知らせ】文字数オーバーのため、この記事を追加更新できなくなりました。一番下に【3/4追記、「最も重要な」】最後の追記を行います。
次の記事(第二記事)は「第二ロシア革命について」になります。ご覧いただいている方は少数ですが、大事な読者の皆さまです。もしよろしければ第二記事も、よろしくご愛読ください。
☆☆☆3/2夕方、校正を終えました。この記事は、もう更新しないと思います。27709文字でした。引用ばかりですが。
☆☆27日以降も更新を続けています。大幅な全面追記、細かい修正も並行して行いますが、意味を変えるようなことはせず、削除もせず、追記の形で行います。
☆26日も追記します。最下部です。
★★★25日の日中も記事更新を続けます。最下部です。
★★明けて25日てっぺん過ぎ、某J氏に倣い、ウクライナ語への敬意を込め、ロシア語発音であるキエフの表記を辞め、キーウに変更、改題しました。ついで、記事内での都市名も変更しました。
★当日、夜遅くに追記しました。
2/24、気付くのが遅れましたが、露軍が宇国への侵略を開始しました。私の予想では、「もしあるとするならば」現地早暁、日本時間の昼前から砲撃と空爆が開始されると踏んでいたのですが、外されました。現地で昼開始なのか、もう少し調べます。どうやら現地時間の朝開始、日本時間で昼過ぎ開始のようです。(この記事の最下部に、戦闘開始時刻について納得が一部出来たことを書いています。3/2朝記す、午後追記)ライングループへの投稿から引用します。
以下引用、一部改変
書こうとしたのはプーチンの愚かな選択についてでした。
キーウ占領作戦は僅かな日数で成功します。
しかし、大統領再選という彼の「国民を蔑ろにした」戦略が成功するかどうかは、今後のロシア国内のピープルズ・パワーに依ります。
ロシア人民の賢明なる、合法的で非暴力的な判断を期待します。
作戦レベルでの軍事衝突は宇国全領土軍事占領完了で終了します。拡大はしないと予測しています。(【3/2午後追記】プーチンから見て)戦略的に意味がないからです。もちろん、今回の侵攻が戦略的にプーチンの勝利に終わる保証はどこにもありません。
戦術レベルでの情報は流れてきようがありませんが、一部の局面で宇国が有利になるかもしれません(2/26現在、これは当たってしまいました。3/2午後、露軍劣勢のため再編成中、もしくは再編成終了、攻撃再開という状況です)。
しかし、主要作戦目標であるキーウ占領は止める術がありません。
引用以上まで
タイトルは早計だと思われるかもしれませんが、必定です。英米は宇国を助ける能力はあっても意思に欠けます。世界大戦には出来ないからです。宇国は流血を避けるために降伏するでしょう。占領が先か、降伏が先か、と問われたならば、降伏が先であってほしい、と願ってはいます。ここが不透明なところで、現宇国指導部の早い決断を期待しています。
「流血は避けなければならない」
★追記です。憂慮される事態がロシア国内で発生しそうです。冗談ではなく、CIAとNSA、MI6のスリーパーの相当な数、予測では四分の一から五分の一程度が稼働を開始するでしょう。この割合に根拠はありません。勘です。実力を行使する実行部隊の存在が稀に示唆されますが、これは正直、不明です。個人的には実行部隊の稼働はない、その存在もかなり不確かで怪しい、と感じています。ロシア人民には、これらの外国諜報機関の誘惑に惑わされることなく、合法的で民主的な手続きを経て、権力の継承をしてほしいと思います。
また、情報操作に近い行為が散見されます。誤情報を意図的に流す何者かがいます。意図はそれぞれで異なるでしょうが、情報を鵜呑みにできない状態が続きます。特に戦闘場面での誤情報にはご注意ください。
更には、現宇国指導部への直接攻撃が予想されます。侵攻自体が非人道的行為ですが、このような「斬首作戦」も非人道的です。前線での人的犠牲を払っての政治的アピールもまた、非人道的ですので、これに固執せず、一刻も早い現宇国指導部の英断を強く期待します。
★★★素晴らしいツイートを発見しました。無断で引用します。
『ウクライナ侵攻を受けて「憲法9条はこんな時に役に立たない」と言う人を見ますが、憲法9条はプーチンみたいな人間が政権を握っても戦争を始められないようにしたり、戦争に参戦するよう外国から要請されても「我が国には憲法9条があるから」と参戦拒否するためにあります。』@ppsh41_1945
引用は以上です。憲法九条は確かに矛盾を含んでいますし、現憲法成立過程に疑義を挟む方の論旨もある程度は理解ができます。九条を守ることだけを信条とした方たちの言いたい事も分かります。ですが、これは没落しつつあるかつての世界第二位の経済大国、現代日本が人類全体に、そして歴史に誇れる至宝だと思います。矛盾があるという事で改正するもよし、矛盾を含んだまま進むもよしです。それこそが民主主義国家の国民の責任です。ですが、論点は改憲の有無ではありせん。進むべき方向です。ただ一点、守って欲しい事、それは次の世代に平和を残す、継承していくということです。その意味で、自民党の憲法改正素案には反対です。
最悪です。宇国大統領が「総動員令」に署名したそうです。英米は助けません。逆を行っています。最悪です。
宇国で起こっている事は、悲劇を通り越して、大虐殺になりかねません。ズミイヌイ島という島で一個分隊13名の兵士たちがロシア軍艦相手に玉砕したという情報が流れてきています。ヤンの台詞に、次のようなふたつのものがあります。
『かかっているものは、たかだか国家の存亡だ。個人の自由と権利に比べれば、たいした価値のあるものじゃない』
『世の中には価値観が二つある。「人の命よりも尊いものがある」「人の命ほど尊いものはない」人は戦争を始めるとき前者を理由とし、終わらせるときに後者を理由にする。』
前者について補足すれば、個人の命に言い換えたいくらいの絶望的状況であること、後者は宇国指導部に突き付けられている真実だと考えます。
ロシアによる国際法違反、非人道的行為を止める手段はただ一つ、戦闘停止、つまり宇国の降伏です。ロシアの工作員が密かにキーウ入りしたとの情報も流されています。いずれにせよ、これらの情報の真偽は慎重に見定めなければなりません。とにかく、実際に行われている事は、数か月間、準備万端に仕上げてきた露軍によるほぼ一方的な虐殺です(2/26現在、宇軍は善戦していますが住民被害が非常に気になります。露軍の物量の前に、抵抗にも限界があります。)。
一部報道によると、露軍の先陣がキーウまで8kmの地点にまで進出したとのこと。その背後には一体どれだけの屍が残されたのか、非常に憂慮しています(3/2午後、これは浸透戦術による偵察部隊の可能性が高いです。)。更に別の報道によれば、既にキーウに一部の露軍が侵入したとのことです。真偽は不明ですが、今まで上に書いてきたことは間違いではないと考えています。
ズミイヌイ島、別名蛇島での悲劇ですが、CNNが報じているので信ぴょう性が非常に高いです(3/2午後、一部報道で13名全員が無事というものがありました。裏は取れていません。)。今回のCNNの記者たちの気合の入りようはすさまじいものがあり、映像を見ると、ロシア軍兵士を映し込んだ記者の映像を撮ったりと、完全に前線に立っています。昔、記者たちの泊まるホテルの一室が直接攻撃され、多数の死者が出るなど、記者たちの犠牲が止まりません。プロ意識だけでは片づけられない真摯さを持って事に及んでいる各社の記者の安全も併せて祈りたいです。
宇国大統領が演説で、対話を始める旨を明言したそうです。今日で終わってくれるといいのですが。
宇国政府からキーウ市民に対して、「家から出るな、火炎瓶を作ろう」という二重に矛盾したメッセージが出されているようで、政府は一部の義侠心の強い市民を刺激して、蜂起を促しています。翻訳すると「女子供老人は家から出てはいけない、男たちは今こそ立ち上がり、配布した武器と、作った火炎瓶を手に露軍に立ち向かうのだ!」となります。火炎瓶で戦車に立ち向かってはいけません。戦車のそばには必ず歩兵が居ます。見えてなくても戦車を援護するための歩兵が必ず居るのは常識です。そもそも歩兵と戦車は互いを支援し合う関係でって、止まりませんのでここで止めます。火炎瓶を投げても届くとは思えず、接近する前に歩兵から撃たれます。基本的には、まず戦車の周囲の歩兵を掃討してから戦車に肉薄攻撃をかけます。順序が違うと全員無駄死にです。しかしです、そもそも死ぬのを前提にした攻撃なんて、するべきではありません。というか、家から出るな、ではありません。キーウから脱出せよ、が正しいのです。何よりも命が大事です。
☆露外相が「抵抗を辞めれば『交渉』の余地はある」旨の発言をしたようです。これはプーチンによる指示で、怪しいものです。露の指導部、というかプーチン自体、二枚舌、三枚舌を使うので信用できませんが、普通の交渉には応じられない軍事情勢です。降伏しかないでしょう。こうなるのは目に見えていた事なのに、一体、どれだけの方々が双方で命を落としたのかを思うと暗鬱な気分になります。速やかな『交渉』開始と妥結を望みます。一方的通告は交渉とは言えません。
露大統領府報道官が、「宇国からの返答がなく、連絡が中断している」との旨を述べたそうです。無条件降伏を露側は提示したのでしょう。即座に宇国は受け入れるべきですが、現実には時間がかかるのでしょう。抵抗しようと振り上げた拳を簡単には降ろせないからです。そもそも拳を振り上げるべきではありませんでした。宇国指導部の理性ある早期の対応を望みます。もう犠牲者は双方合わせて万の位に達しているのではないでしょうか。数の問題ではないですが、勝てない戦争は絶対にしてはなりません。まあ、勝てる戦争ならいいのか、というと、今回の露を見ても、ダメなんですけれど。絶対にダメ、という風にとっていただければ幸いです。
露軍の威力偵察部隊(エリート部隊です)らしき一隊がキーウ市内に入り、戦闘になったようです。威力偵察ですから見つかったら撤退です。そうゆう訓練を受けています。脱出手段もあらかじめ用意しているはずです。報道では「撃退」と表現されていますが、宇軍の配置などを見ることが目的なので、ある程度の情報を掴んだら撤退がセオリーです。記事文中には「敵の工作・偵察部隊」という記述もあって、ここは正確だなって感じました。
今必要なのは「ease the pain」であると、バングルスのある曲(エターナル・フレイムという必殺技のような曲名)から教わりました。宇国大統領は首都を守り抜く宣言を行いました。これは必要な宣言なのか、疑問です。戦闘継続派にとっては言うまでもない事ですから不必要で、士気を上げる効果くらいは期待できるのでしょうが、士気は上がり切っていると思うので、もうそれまでです。従って意味は別にあります。これは「市民の犠牲は知ったこっちゃない、市民も全員、戦え。」という宇国指導部の酷い宣言です。強く非難します。兵士や市民の命を何だと思っているのでしょうか。いまだ現地は深夜です。恐らく現地時間の夜の話でしょう。普通、宣言は「無防備都市宣言」をして無血開城に使われるはずです。市民に犠牲を出さないためにです。露軍兵士にも犠牲は出ているはずです。どこの国の指導部もなぜこうなのでしょうか。ヤンの台詞に、このようなものがあります。
「絶対的な善と完全な悪が存在する、という考えは、おそらく人間の精神をかぎりなく荒廃させるだろう」
「ユリアン、戦っている相手国の民衆なんてどうなってもいい、などという考え方だけはしないでくれ」
「人間の行為のなかで、何がもっとも卑劣で恥知らずか。それは、権力を持った人間、権力に媚を売る人間が、安全な場所に隠れて戦争を賛美し、他人には愛国心や犠牲精神を強制して戦場へ送り出すことです」
「宇宙を平和にするためには、帝国と無益な戦いをつづけるより、まずその種の悪質な寄生虫を駆除することから始めるべきではありませんか」
引用が多くなり申し訳ありません。全て私の気持ちを代弁してくれています。3番目は少しずれています。宇国大統領は危険です。立場上、逃げられません。もし、これで国外へ逃げたら最悪です。
26日朝、少し情報収集をしてみると、物凄い量の情報に圧倒されました。何から言及して良いか分からない位です。
まずは戦略的な内容から。()内は私の意見です。英首相は(口【くち】だけですが、)露を強く非難、日本国首相からは明確なメッセージすらない(おそらく、瞬時に何を発言すべきか判らなかったのでしょう。自民党に人材は居ないのでしょうか。)、宇政権には降伏の意図なし、交渉はする、プーチンは宇軍にクーデターを呼びかけ(3/2午後追記。逆でしょう、宇国が露兵にストライキを、なら理解できます。)、(矛盾するが)併行して、露が宇へ代表団派遣の用意がある旨を表明、宇国大統領は宇軍兵士に徹底抗戦を呼びかけたこと、内容は「私は、ウクライナ軍に呼びかけた。強固に立っていてくれ。あなた方が、私たちの全てだ。あなた方が、私たちの国家を守る全てだ。ウクライナに栄光を!」(大統領自身の身も危険な状況ですが、頑なすぎて死者ばかり増えます)、概ねこれくらいです。絶望的な状況で間もなく現地は朝を迎えます。
次は作戦的な内容を。多いので、分けて更新します。ハッカー集団Anonymousが露へサイバー攻撃を示唆、および某大人向け有名サイトが露からのアクセス遮断(選挙権を持つ露国民には大統領を選んだ責任があります)、前方のハルキウは頑強に抵抗し(ゆゆゆ大満開における四国のための信州の立ち位置という悲劇が現実世界でも存在するとは、絶句しかないです)、とあるツイートで露が大統領殺害を優先的に狙っているものの、宇軍は予想外に善戦し(その分死傷者が増える・・・) 全体の戦力差から見て、既に国土の1/4を占領されていても普通だが耐えている、との重要な指摘があったこと、露軍の被害概況がロイター及びFPからあったこと(時系列で並べると概ね戦死傷者数は千から2.8千へと変化)、現時点で露地上軍19万のうち三分の一が前線近辺に居ること(1/3は限定戦時の限界と言われています。総力戦時でも2/3を少し超える程度だと思います。予備役招集により総兵力も増えますので陸上兵力の全てを前線付近に配備できるわけではありません。)、ウクライナ空軍が奇跡的に一部作戦行動を続けている事、米国防総省高官発言で「ロシア軍は少し勢いを失った。人口密集地を取れていない。制空権も奪取できていない」とのこと、露軍侵略速度の低下、西部はほぼ戦闘がない(2/26,陽動があったことが情報として入りました)、マリウポリでは揚陸があったものの小規模、オデーサ方面は地上軍が近寄らないと揚陸は不可能、時事通信から「ウォレス氏は、ロシアのプーチン大統領の狙いは「ウクライナ全土の侵略だ」と断言。その上で「希望していた予定表から遅れている」との見方を示した。具体例として、「精鋭の特殊部隊『スペツナズ』を投入して重要な空港を奪おうとしたが、失敗した」と指摘した」(ウォレス英国防相の事です)、これくらいでしょうか。
次は戦術的な内容を。一番重要なのは、露軍の士気の低さを指摘する声です。(韓国の光州では薬物を、旧陸軍航空隊ではヒロポンを使用していたエビデンスがあります。旧海軍航空隊では空母への着艦が難しいので使用できなかったと想像しています。いずれにせよ、会話も可能な、ほぼほぼ自国民を殺戮せよ、との命令ですので、士気は低くなります。)露国内の戦争反対の声が高まっているようで、SNSなどで拡散してるという事です。ロシアは既に情報統制を始めているでしょう(2/27朝)(3/2午後、使用不可能になったツールがあるとの情報を3/1か2/28に目にしました。FBなどです。)。
書いているうちに現地ではとっくに朝になっています。即座の戦闘停止を繰り返し求めたいです。怖くて情報収集が出来なくなってきましたが、朝入った情報の整理だけを続けます。
宇国はもうなりふり構っていられない行動をとっています。S-300防空システムを前方展開させ、戦果報告があるそうです(S-300の前方展開は異例だと思います。首都防衛用だからです。露軍は驚いていると思います(3/2午後。ソースは@rocketfishさんです))。キーウ市内にT-64戦車まで引っ張り出しているそうです(対戦車戦は戦えません。露軍のT-80で終わります)。宇国政府はSNSで火炎瓶の作り方と戦車のどこに投げつけるのが有効かを公開し始めたそうです(昔、小学生の時のKKワールドフォトプレス社のムックに載っていました。口が裂けても内容は言えません)。宇軍のブーク地対空ミサイルが移動中に撃破されてる動画を観ました(間違いなく真かと。宇軍の防空への必死さが判ります。非常に危険な移動で、見つかっても当然の、死を覚悟した移動だったと思います)。
露軍も相当焦っているようです。民間車輛を踏み潰す歩兵戦闘支援車輛の動画を観ました(他にもあるそうです。これは真と断定しています)。クラスター弾という、大変な非人道的兵器を使っている証拠がありました(これも真と断定しています。民間人をも巻き込む無差別殺傷兵器です。300mmのスメルチ多連装ロケット、これの子弾を撒いた後の母体となる芯の部分が道路に突き刺さっている画像がありました)。幼稚園に砲撃して子供17人含む47人の死者が出たようです(意図的ならば、完全な戦争犯罪です。命令したのは誰ですか。)。首都キーウに近いベラルーシ南部に150機近くの露軍ヘリコプターを確認。マクサーの衛星写真がその姿を捉えたそうです(米民間企業マクサー・テクノロジーズのことです)。ウクライナ国家警護隊ツイートによると、領土防衛部隊隊員に変装していたロシア工作員が摘発されたそうです。上の方に書いた、威力偵察部隊ですが、空挺部隊との続報がありました(真偽は不明です)。超のつくエリート部隊です。懸念されるツイートを見ました。
『「チェチェン共和国首長」ラムザン・カディーロフは、彼らチェチェン兵(カディーロフ派)に対して、ウクライナ人兵士(民兵も可)の首1つにつき5千ドルの恩賞を約束しているとのことです。』
『ウクライナで治安戦を行うべく出発するチェチェン(カディーロフ派)軍。彼らは治安戦のプロといえばプロですが、軍紀に懸念があります。チェチェン基準で治安戦を行わないか心配です。』アカウント名を併記すべきでした。
カディーロフ派の戦闘団はカディーロフ旅団とも呼ばれ、相当なならず者集団だと断じて良いでしょう。しかし、彼らは何の因果によって生み出されたのかを考えると複雑です。プーチンは実に度し難いと感じました。
上記で言及した、ズミイヌイ島、別名蛇島での悲劇ですが、スラヴァ級ロケット巡洋艦「モスクワ」の攻撃によるものだという情報がネットを駆け巡っていました。これが真ならば、名称のまずさと、相手が巡洋艦という巨大な艦船だったという事に、驚きを禁じえません。一個分隊、13名の兵、下士官のご冥福をお祈りいたします。しかし、これ以上に犠牲者が既に存在し、もう哀悼の意などでは済まない事態となっています。
どうしても思い出さざるを得ない艦船に、旧ソ連時代のキエフ級航空巡洋艦があります。いわゆる軽空母です。これの前級が「モスクワ級」でした(旧モスクワ級と言えるのかな)。後級が「アドミラル・クズネツォフ級航空母艦」でして、これの二番艦「ヴァリャーグ」の未完成船体を元に建造されたのが、中国の「遼寧」ということになります。嫌な繋がりが暗示されているかのようです。
当のキーウでは、空襲警報が鳴らされ続けているそうです。動画を観ましたが、嫌なサイレン音でした。
別ツイートでは、露軍兵士に対峙する女性の動画に関連してのものがありました。次に改変なく引用します。
『一部報道では向日葵の種を兵士に渡し、ポケットに入れて、戦争で死んでもウクライナに向日葵の種を咲かせるといいと伝えたと、まるで美談のように語られているが、入手したスクリプトによると様相がだいぶ違うことがわかった。
女性「あんた何者?」
兵士「作戦を遂行中です。この場をお去りください」
女性「どんな作戦を?あんたロシア人?」
兵士「そうです」
女性「だから、ここで何をしてるんだって言ってるんだよ」
兵士「現時点ではここで議論しても何も生まれません」』これもアカウント名を明記すべきでした。
朝時点で入手した情報を元にした整理は以上で終了です。目を背けることなく、事実を追求していきます。
ヤフーニュースによると、キーウで市街戦となっており、陥落は間近です。例えようのない無力感に襲われます。
クラスター弾で露軍が宇国東部の病院を攻撃した模様です。ヒューマン・ライツ・ウオッチの告発です。これは二重の意味で酷過ぎます。先にも言及したクラスター弾とは、簡単に言うと、非常に小さな弾頭を広い範囲にばら撒く「面制圧兵器」で、これの存在自体が極度に非人道的な兵器です。病院を攻撃とは、これは完全な戦争犯罪であり、命令を下した士官を裁かないといけません。唯一の救いは病院自体の造りは一般に言って頑丈なので、クラスター弾の被害は民家に比べてマシである、という事実ですが、当然、免罪符には一切なりません。上記の通り、他にもクラスター弾使用の画像は出回っています。住宅地に着弾した場合、住民が生き残るのは困難でしょう。知らないだけで、既にそうなっているかもしれません。二十一世紀に起こってはいけない蛮行です。常任理事国という第二次世界大戦戦勝国にのみ与えられた特権に、ロシアは守られています。今の国連や安保理の枠組みでは、世界の平和は守れない事が明示されました。(国連事務総長は立場上、しなければならない発言をしていますが無力です。真に有力なのはロシア国民、並びに世界市民の非暴力で合法的な立場表明だけです。)
夜の情報収集の結果をまとめます。順に書きます。
ブルームバーグによると、「米国はロシアによるウクライナ侵攻を受け、国際銀行間通信協会(SWIFT)の国際決済ネットワークからロシアの銀行を排除するよう求めるべきかどうか真剣に検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。」とありまして、米国は方針を欧州寄りに変えるかもしれません。
カザフスタンはロシアからのウクライナ派兵の要請を拒否したそうです。
渋谷駅前でウクライナ侵攻への反戦デモ、ニューヨークのTimes Squareでは青黄の数十mの長い布を持つ多くの人々の写真。ロシア国内の反戦デモの情報は断片的にですが入ってきています。実際はかなり大規模な事になっているのではないかと思います。デモ弾圧には多数の治安部隊が動員されるでしょう。非暴力を徹底してもらいたいです。
「キエフ動物園」(国会議事堂から3kmの距離)が夜間市街戦の激戦地になっている、だとか、ロシアが工作員を市内に潜伏させている(後者は読売新聞)、という情報もあります。国会議事堂も大統領官邸も既に無人で、宇国指導部は、市郊外の秘匿された指揮所へ移動済みだと思います。露軍は近いうちにそこら中を探し回るでしょうし、衛星や無人機での監視、捜索は全力で行っていると推測します。宇側は移動を極力避け、隠ぺいを保とうと必死のはずです。
宇空軍のSu-27戦闘機が露軍のIl-76輸送機を2機撃墜したと当局が発表、2機の撃墜自体はアメリカも確認したとのことです。空挺部隊員を大勢乗せていたとの情報もあって、これが真実なら100名ほどの空挺部隊員が乗機中のまま戦死したことになります。少し解説すると、空挺部隊員というのは地上軍兵士、下士官の中で100人のうち1人がなれるかどうか、というレベルの超エリート部隊員です。一般の部隊と比べて、比較的下士官の割合も多いはずで、「空挺兵」は少し違和感があります。階級で物事を測る訳ではありませんが、訓練にかけたコストなどを考えたとしても、とんでもない損害ということになります。これらがもし、全て真実ならば、露軍の用兵は妙だと言わざるを得ません。露軍は輸送機を本当に護衛なしに飛ばしたのかどうか、非常に大きな疑問を持ちます。
FBの宇空軍公式が偽動画を掲載したという情報がありました。
宇軍が保有する対戦車ミサイルが早くも不足していて、欧州からの支援がありうるらしいです。
イギリス国防省のインテリジェンス・アップデートが発表されています。@Mossie633さんのツイート。
・ロシア軍キーウに進撃続行。中心部から30km。(これは露軍主力との距離だと思います。一部部隊が市内とその近郊に浸透戦術で偵察中と考えられます。)
・ロシア、ウクライナ上空の支配を確立できず。ロシア空軍の効果が大きく阻まれている。(宇軍はギリギリ一杯まで防空能力を使っていると思います。物量の前に力尽きるのも時間の問題です。前線に向かう途中で露軍ヘリ、ハインドに撃破される防空システムの構成車輛の動画がありました。高速道路上のようでした。非常に積極的で危険な宇軍の行動ですが、もう限界だと思います。)
・ウクライナ軍、全土で頑強に抵抗。(繰り返しになりますが、双方の犠牲が増すばかりです。露軍の士気の低さが影響しているのでしょうけど、露軍の交代要員が来たらお終いです。ただし、これには数日では無理です。比較すると、交代要員の点で宇軍は露軍に大きく劣ります。)
・ロシア軍の死傷は大きいと見られ、クレムリンの予想や認識よりも大きい可能性がある。(これは確実です)
この時点でも、同じ結論を申し上げます。宇国指導部は一刻も早く降伏するべきです。露国に戦争を仕掛ける機会を与えてしまったのですから、最後まで責任を取り切るべきです。露国指導部は然るべき非難を受け、制裁を受け、ロシア国民主導によって合法的に指導部を入れ替えるべきです。つまり、プーチンを引退させるしかないです。
27日明け方深夜からも更新を続けます。猫トイレの掃除をしながら、エコーを起動すると、なじみのあいみょんのマリーゴールドが掛りました。いつの時代も芸術家は時代を変える先頭に立ってきました。この局面で立ち上がらないわけはない、きっと、バンクバンドやap bank fes(うろ覚えで、すみません)のようにアーティストの大きなうねりが巻き起こるに違いない、と思いました。
バズフィードで見つけました。「アーティストやアスリートなど世界各地の著名人たちが、戦争反対への思いを表明しています」「ナポリとFCバルセロナのサッカーの試合では、選手たちが「戦争をやめろ」と書かれた横断幕を掲げました」同じ記事には、マイリー・サイラスさんのインスタ、アンジェリーナ・ジョリーさん、ラッパーのWUNNAさん、ロシアのエフゲニア・メドべージェワさんのインスタでの発言が挙げられていました。必ずや日本のアーティストもこれに続くと信じています。しつこいのは承知の上ですが、一刻も早い流血の停止を願って止みません。
国内では、渋谷、新宿、京都、広島、長崎で反戦デモあるいは集会が開かれたとあります。地名を見ても納得です。他の都市も負けずに実行してほしいです。今日は日曜なので、国内二十都市くらいに広がるのではないでしょうか。この数は完全な勘です。ロシア人の呼びかけたものもあったり、露宇両国の方の参加、若い人の参加が多かったということです。私も最寄りの場所で開かれたら、必ず参加することをここに表明します。アクセス解析から分かるのですが、余りにアクセス数が少ないので、もう何でも書いていこうと思います。ダイアーストレイツのブラザーズ・イン・アームズがエコーからたまたま掛りました。戦死した戦友が自分の腕に抱かれる、という曲です(この解釈は勘違いと判明しました。でも、ちょっと納得できる解釈ではあると、今でも思っています。)。物悲しい静かな曲調、メロウなギターに昔から何とも言えない魅力を感じ、中学時代にLPレコードを購入、邦訳も知らずに(見ずに)聴いていました。ボブ・ディランやザ・ビートルズの影響が伺えます。訳を見てきます。今まで真面目に読んだことは無かったのです。雰囲気だけで聴いていました。どうやら、元々は、フォークランド紛争の犠牲者を悼む曲で、私の長年の解釈ではArmsは武器と腕の掛け言葉だと思っていましたが、掛け言葉ではなかったようです。一節に「ぼくらは戦争をする愚か者だ 我々の戦友たちと戦うための」とあり、かつての自軍であった同士で戦う前線兵士の心中が透けて見えるかのようです。決して力強い曲ではあり有りません。アーティストが出来る自己表現はやはり作曲なのでしょう。この事態を嘆くたくさんの歌が街角に溢れ、今後はもう起こらないような世の中になってほしいです。なお、このブログの仕様で、同じ記事を連続更新しても紹介記事には一切入らないようです。構わず連続更新していますが、誰も見ていないので、たまに別記事を挟もうとは思います。
今更ですが、私は中国人とロシア人が大好きです。旅先で出会った人からの印象です。イスラエル人は徴兵前後のモラトリアムで海外旅行に行く人が多く、人口比で見なくても、非常にたくさん出会いました。オージーニュージーは気さくで明るく、いい人ばかりでした。イギリス人は鼻持ちならない人が多く、フランス人に至っては英語を喋る事、聴く事すら拒否、という人もいました。アメリカ人はそもそも海外旅行をしません。バカンスは除きます。放浪系の旅行についてです。どこに行っても、ロシア人と中国人はたくさん居ました。中には嫌な奴もいました。それは日本人でも一緒です。全体に見て、彼らが大好きです。国土も文化も愛してやみません。でも、政治指導部だけは別です。余りにも酷い。ずっとそうでした。今回も再確認できました。声優の上坂すみれさんと私の趣味嗜好は似ています。彼女もロシア好きで、いま、とんでもない混乱に陥っていると思います。発言を見てみます。
無言のようです。周囲には心無い言葉が溢れていました。なんてひどい事をするんだ。彼女は関係ないだろう。私と同じで、人民を愛するが、指導部にはどう思っているのか、ぜひ、明言をしてほしいです。
僅かにネット上の情報を集めました。
ロイター、「ロシア各地で反戦デモ、警察は1600人余りを拘束」
産経新聞、「全国44都市で1745人以上の拘束が確認された」.
AFP、「ロシア国内で木曜日から反戦デモ参加者3000人以上が拘束された」
デモか集会の動画を観ました。建物と車、バスやトロリーの雰囲気から駅前でしょうか。サンクトペテルブルクです。
多数の拘束され、車両に連行されるロシア市民の動画。都市は色々だと思いますが、花を持つ静かな女性も居れば、泣き叫ぶ女性も居ました。もう震えてしまいました。
多くのロシアの有名人がSNSなどで戦争反対を叫んでいるそうです。
FBに利用制限がかけられたという噂もありました。いまのところ真偽不明です。
渋谷では昨日二千人が集まったそうです。3Xの法則はあるのでしょうか。
今日の国内のデモや集会の予定を調べたかったのですが、うまく出てきません。断片的に東京で非常に大規模なものが予定されている、とありましたが、上で書いた通り、国内二十都市くらいには拡大するのではないかな、また、そうであらねばならないと思います。
【そろそろ重要な動画が出回るかもしれません。露宇両軍兵士が前線で抱き合う動画です。】
これは誇張でも、比喩でもないのですが「実際の友人同士が同じ戦場で撃ち合う」という事態もありえます。
クリスマスでもあれば良いのですが、旧ソ連関係の記念日も変だし、なんの変哲もない(いや、戦闘状態なので、これはおかしいです。カレンダーとして、です。)平日に突発的に起こるのではないかと思います。(3/2夕方。ロシア正教で記念日的なものは大きな候補かなと思いました。)
大変なことになりました。時事通信から、『【速報】米欧は26日、「国際銀行間通信協会(SWIFT)」からロシアの一部銀行排除などを含む追加制裁を発表しました。共同声明に加わったのは、米英仏独イタリア、カナダとEUで、日本は含まれていません。』とのことで、世界に与える影響は戦争以上のものになりかねません。大不況のきっかけ、いや、大恐慌のきっかけになりえます。本当に早く宇国指導部は降伏してもらいたいです。露国指導部には厳罰を。プーチンには引導を。
朝の時点での情報をまとめておきます。最新情報はまだ見ていません。出先で集会はありませんでした。
判りやすいツイートが続きます。
ウクライナ「交渉しましょう。ポーランドで」
ロシア「私はベラルーシでのみ交渉します」
ウクライナ「私は愚かではない、ベラルーシはあなたの部下ですよね?」
ロシア「ウクライナ、ロシアとの交渉拒否 」←NOW @aa880230
『ウクライナ国防省が国民に戦うように促す。その結果国民はロシア兵を殺している。ロシア軍、これで民間人もろもろ含めて殺してしまいますよね。最悪の状況。最悪のシナリオ。』@AKAMESHISekihan 句読点のみ追加。
アメリカとドイツ ウクライナに武器供与へ
アメリカ国防総省は26日、ウクライナに対して3億5000万ドル=およそ400億円分の武器供与を決定
ドイツのショルツ首相は26日、ウクライナに対戦車砲1000門や携帯式地対空ミサイル500基を提供すると発表
ポリティコ(EUにあるニュースサイト)、「2人のEU当局者によると、ドイツは、ロシアの侵略者との戦いを支援するために、ウクライナに400発のロケット推進グレネードランチャーを送ることをオランダに許可しました。」@rockfish31 陸路で運ぶ、という意味です。
『レニングラードでの反戦集会、大きすぎて弾圧できず。』動画 @buvery
べリングキャットの専門家。キエフ攻略のプランAに失敗したロシア軍が近く、キエフにより強力な戦力を投入する可能性が高いと警告。(ベリングキャットとは、イギリスの調査報道ウェブサイトです) 前記の通り、交代が来るのには日数はかかります。しかし、来たら最後です。
以下、2/27夕方の情報整理です。
@takano_r
英国防省の戦況分析
・キエフ市内戦は昨晩ほどの激しさにはならず
・キエフ北方のチェルニーヒウで激しい抵抗。ロシア軍は迂回し、キエフ包囲&孤立化を優先
・北東部ハリコフでも夜間から激戦続く
・ロシア軍は多正面で進軍を続けるが、ウクライナ軍の強い抵抗に遭い続けている
@paramilipic
情報収集のために国内の平和団体アカウントをいくつかフォローしてるんだけど、多くの組織が単純な「戦争をやめろ」とか「アメリカやNATOは緊張を高めるな」とか両成敗論ではなく、明確に「ロシアはウクライナへの侵攻をやめろ」と表明していることに幾許か安心してる
上のツイートを読んで、私の主張である「宇国指導部は早く降伏すべき。国際圧力と露国民(こちらが国際圧力よりも主、上になります)により、露国指導部は罰を受け、プーチンは退陣すべき」について、自戒を込めて、もう一度深く考えました。読者は一桁ですが。備えが万全でない宇国の隙を突いて、侵略を開始した露国が悪いに決まっています。「ロシアはウクライナへの侵略をやめろ」と明確に言いたいです。しかし、それを言うだけでは理想論に留まり、戦闘は止みません。実現可能な方法は、一時的には宇国の降伏、長期的には露国民による国政改革しかないと考えています。軍事上の都合により、米やNATOが可能な行動を起こすのは当然のことですが、直接介入はできません。戦闘を開始し、極限まで緊張を高めたのは露国の側です。NATO諸国から宇国への軍事援助を見て感じるのは、「これで双方の犠牲が更に大きくなる、宇国を舞台にした代理戦争なぞ見たくない」という無力感です。仮に降伏した場合、宇国指導部は不条理に(これ自体、許されない事ですが)露により罰せられるでしょう。しかし、宇国指導部にも責任があります。状況をエスカレーションさせて、機会と危機感を露に与えたのですから。露が罰するであろう罪状(ファシスト扱いしています)とは異なる責任です。宇国指導部と宇国国民は分けて考える必要があります。つまり、宇国が丸ごと100%正義とは言えない、ということです。宇国国民の命を最優先にしてほしいです。
@kuon_amata
昨夜、ウクライナ空軍の戦闘爆撃機が、対地攻撃で戦果を上げている。20両の車列を撃破。
戦前、これはロシア側が一方的に行える戦闘だと思われていた。私を含む専門家の誰もが、ウ空軍がここまで戦えると予想できていなかった。陸上戦力だけでなく、ウクライナ空軍も恐ろしく頑強!(露軍は防空装備の必要性を甘く見積もり過ぎたと思います。まさか、という事態です。高速道路と秘匿された補給処を使っているとしても、奇跡的な現象だと思います。数字については一旦、置くとします。)
朝日新聞デジタル
ウクライナメディアによると、ロシア軍も戦車100台を失うなど大きな被害が出ている模様。(戦車100台は盛り過ぎだと思います。トラックやトレーラー、歩兵戦闘車両等あらゆる車両も含めてなら、あり得ると思います。)
FNNプライムオンライン
キエフ近郊にある石油の貯蔵施設では、火災が起きていることが確認されていて、地元の市長は、「ロシア軍に攻撃された」と指摘している。(露軍は戦後の事を考える余裕が既にないです。非常に不味いです。)
2/28朝、露軍兵士について考えます。事実上の同胞と、命令があるとはいえ交戦中ですが、もしかしたら既に命令を無視している兵、下士官が出ているかもしれません。その場合、後方へ送られ処罰されます。しかし、今の機会に戦闘を止めないと、露軍の次陣が来ます。余裕の日数は少しだけあります。早く戦闘の中止を願います。
上で女性と露軍兵士の会話がありましたが、会話には続きがありました。BBCのYouTubeで見れます。まだ169.9万再生です。世界からの関心度は高いでしょう。毎日新聞からリンクで飛べます。英語字幕付きです。向日葵の種の下りも出てきています。女性の口調から感じるのは強烈な糾弾の心です。露軍兵士は平静を保とうと必死です。彼の中の大きな葛藤を感じます。字幕が正確である事は確かそうです。BBCですので。
ロイター、「米民間衛星画像会社マクサー・テクノロジーズによると、27日に撮影された画像で、戦車を含むロシアの大規模な地上部隊が約64キロ離れた地点からウクライナの首都キエフに向けて進軍していることが示された。
マクサーによると、部隊は数百台の軍用車両で構成され、5キロ以上にわたる車列となっている。」(これはあらかじめ配備されていた兵力で、どこにいつ投入するかを保留していた第二梯団だと思われます。これの更に後ろに露軍は新兵力を集めている真っ最中だと思います。この新規参入の兵力が来たら、いよいよ不味く、来るまでに数日は時間がかかります。報道にあった第二梯団は、すでに戦闘に加わっていると思います。日本時間夕方記す)
毎日新聞記事【ロシアで広がる反戦、署名に90万人賛同 えん戦気分増大の可能性も】「24日からの累計の拘束者数は5000人を超える。テレビ各局がロシア軍の進撃を伝えるだけで、ウクライナでロシア軍の将兵に犠牲者が出ていることは伝えられてこなかった。」
@takano_r、米国防総省の戦況分析
・ロシア軍は兵力の3分の2をウクライナ領内に投入(驚きました。総動員令がかかっていない状態の2/3とは。当然一気に予備役が招集され、この比率は見た目上減りますが、徐々に割合が再び上がるのでしょう)
・キエフ北部のチェルニヒウを包囲して攻撃する作戦を展開。民間人被害を懸念(拠点を一つずつ露軍は取る方針に切り替えたようです。)
・ロシア軍の勢いは減衰。理由はウクライナ軍の抵抗や燃料補給の問題など(士気の問題に触れていないのはなぜでしょう)
・ロシア軍の兵站の問題は特にハリコフで深刻(これはしょうがないでしょう。それなりに補給はしてるでしょうが、追いつかないのでしょう)
@rena_in_dc「プーチンの目的はドンバスの占領や、NATO加盟阻止でもなく、ウクライナの主権国家としての存続を阻止することであった。しかしプーチンはウクライナ国民をロシアに対する憎悪で団結させ、ロシアは現体制の将来も危うくなるような新たな危機的局面を迎えている」との論考。(露国民の良識を信じるしかないです)
以上、早朝に得た情報だけをまとめました。概ね朝7時以降の情報はまだ見ておらず、これから収集を行います。あと、予想なのですが、ハッカー集団のアノニマスは、今回、例外的に宇国への情報提供をしているのではないでしょうか。かなり宇国はアノニマスの情報に頼っている可能性があります。輸送機撃墜二機など報道されている宇軍の戦果がピンポイント過ぎるのは、アノニマスの情報を元に宇軍が行動した結果なのかもしれません。露軍は逆に、ローカルなネットワークしか使えない状況に追い込まれていると思います。グローバルに繋いだら、一瞬でハックされるでしょう。実例があるはずです。これも探したいです。
以下、2/28夜までに得た情報を時系列で並べます。
@takumi_itabashi
27日の連邦議会の雰囲気を伝える記事。平和運動出身のミュッツェニヒ(SPD院内総務)も防衛費GDP2%に賛成。選挙公約で2%目標に反対し、ウクライナへの武器供与にも反対していた緑の党のベアボック外相も転換。
極めつけは、ハベック経済相の「わたしは平和主義を尊重するが、それは間違っていると考える」という発言。緑の党のリーダーから、こういう言葉が出てくるとは。
かつてのフィッシャー外相の「アウシュヴィッツを繰り返さない(ために空爆を支持)」くらいのインパクトがあり、またそれとは違うトーン
(ドイツ議会の変化を伝えてくれました。欧州全体が戦争へと近づいている事実に震えるしかありません。)
英紙タイムズ、「ロシアのプーチン大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領ら23人の要人を暗殺するためにアフリカから傭兵部隊を雇い入れ、首都キエフに送り込んだ。(中略)プーチン大統領は、親交が深いロシア人が運営する大手傭兵エージェントから2000人をピックアップし、そのうちの最精鋭400人をベラルーシ経由でキエフに送り込んだという。部隊は携帯電話などを用いて『ゼレンスキー大統領の居場所を常に把握しており、クライアントからのゴーサインを待っている』という。ゼレンスキー大統領は(中略)首都キエフにとどまると宣言している。」
(ゴーサインを即座に出さない理由が判りません。タイムズ紙が飛ばし記事を書くとも思えず、よく判りません。宇国大統領の居場所が把握されているのは怪しいと感じます。まだ探しているのではないでしょうか。)
ウクライナ軍が声明「ロシア軍による首都キエフの占領工作は失敗した」
(第一陣を撃退しただけでも奇跡的な事で、キーフがすぐに陥落する危険性は未だ存在しています。露軍が包囲作戦をとった場合は、それはそれで別の悲劇です)
@SonodaHiroki
ロシア、Twitterアクセス不能
もしこれがロシア政府の処置によるアクセス制限なら、クレムリンのみなさんは、現在展開しているであろう所謂"情報戦"の状況がロシア側に不利と認識してるってことなんだろうか。
(書いてある通りだと思いました。国内の反戦の機運は相当に高まっているのでしょう)
@ReutersJapan
動画:「1人死んだらあとはみんな逃げた」ハリコフ住民がロシア軍撃退の様子を語る
(露軍の士気の低さは想像以上のようです)
@rockfish31
ああそうか。開戦前の「2日で首都キーウ陥落」はアメリカの予想分析というよりはロシア軍の作戦計画予定で、アメリカはそれを諜報情報で得ていたのでは。実施前にバラされていたらそりゃ焦るよな。
(非常に納得しました。)
@DAIYUybrk
「タリバンでも対話を促すレベル」
「ドイツが軍拡するレベル」
「スウェーデンが国是を破るレベル」
「スイスですら敵に回るレベル」
次が気になるのは俺だけじゃないはず
(このツイートのお陰で、かなり頭が整理できました。)
@grachan_smile
ロシア軍が戦略レベルから戦術レベルまで初歩的なミスを犯していることについて、開戦直前まで侵攻を一部の将官しか知らされていなかったのも要因ではないか、という説。。
(事前砲撃が短かすぎる印象を改めて持ちました。米国にばれてて、味方兵士には知らせてない、という状況から開始した可能性の指摘です。更に言えば、米国から宇国へ緊急電が飛んだ可能性も含みそうです。)
@rockfish31
ドイツが劇的な政策転換 「プーチンの戦争」きっかけに - BBCニュース https://bbc.com/japanese/60551920 「連邦議会の緊急審議で、ショルツ首相は2022年予算から1000億ユーロ(約13兆円)を国防費に追加し、連邦軍の装備強化などに充てると報告した。」
これは日本の防衛予算の2倍以上。
(プーチンの愚かな選択が大変な緊張を生み出しています。プーチンをどうにかした方が早い気がしてきました。何より危険です。)
@rockfish31
「ロシア国防省は、戦略ロケット軍、北方艦隊、太平洋艦隊、長距離航空部隊の人員を増強し戦闘任務に就かせたと発表した。」
(プーチンは大丈夫なのでしょうか。本気で核を、限定的に使うつもりがあるのでしょう。)
@Yuichi_Hosoya
ロシア軍の戦闘能力が高くなく、また多くの戦車が放置されてロシア兵士が逃亡している理由としての興味深い説明。3割は徴兵で、給与は月25ドル。4ヶ月の基礎訓練のみ。輸送任務が想定されていたと思っていたところ、突然軍事演習の指示からの、戦闘開始。これが正しければ、士気が低いのは当然か。
(露軍兵士も酷い扱いを受けています。)
@cnn_co_jp
ロシア各地で6000人近く拘束、反戦抗議4日間で 人権団体が報告
(露国内の反戦デモが暴発しないか心配になってきました。)
2/28夜は以上です。
3/1は情報収集がまったくできていません。とりあえず話題になっている(もう、なっていた、ですね。私も私事で反応が遅れました。)、れいわの山本太郎氏についてですが、その前に忘れてはならないのは、衆議院での決議案本体です。ちゃんと「侵略」や「本院は、改めてウクライナ及びウクライナ国民と共にある」と書いてあります。内容も頷ける事ばかりです。
その上で、山本太郎氏の会見を観ています。長いのでなかなか観終わりません。途中報告だけしておきます。「機密指定解除された会談記録あり」の所で一旦止めて、家事やブログ更新をしています。一気に観れません。冒頭の準備時間が長すぎて、再生しているのを忘れていたくらいです。
ここまででの私の感想としては、①全会一致できなかった点は残念。⓶侵略五日目、タイミングが遅すぎるという指摘には賛成。③内容に実効性がないという指摘には賛成。以上です。視聴をよそ事と併行して進めます。
最終的に、何度も止めつつもですが、全体を観ました。なるほど、という感じがします。上記①の感想は変わっていません。残念です。ですが、山本氏の言いたい事も判ります。しかし、いくつか問題点がありますので指摘します。
④密約の存在自体が、米国の立場の優位性を表しています。とある主権国家がNATOへの加盟を希望しても「1インチたりとも東方拡大はしない」なんて事をゴルバチョフ氏と約束した、そのこと自体が、とある主権国家の主権を侵害しています。そのような資格が米国やNATO加盟主要国にあるのでしょうか。結局は東方拡大しています。主権国家の意思に基づいての変化です。宇国民の意思もNATO加盟に傾いています。特にクリミアでの事態以降、そうです。密約を破ったのは事実でしょう。でも、「する資格がない密約」をアメリカは約束したのだと思います。その「する資格がない密約」は破られて当然で、実際、たくさんの東欧諸国がNATOに入りました。守れもしない約束をしたのは米国、当時のソ連も、上のような観点に立てば、この密約が守られるわけがないと理解できていたはずです。それを今更持ち出して来て、約束を破ったから侵略するぞ、では事が済みません。察するに、当時のソ連は、上のような観点、つまり、とある主権国家の主権を踏みにじるような密約を交わしている、という自覚がなかったのではないでしょうか。核を大量に持っている大国の驕りではないでしょうか。両国とも、大批判の対象となります。頭ごなしに勝手に約束しないでほしいです。特に守れない約束なんぞ、もっての外です。(3/2夕方。山本氏の密約に関する説明は長すぎたので、上記くらいで良かったのではないかと思います。もっとも言いたいことを簡潔に言わないと、全体に上手く伝わらないと思います。だみ声の質問者の人は知合いな雰囲気で、そうじゃなくて、良く知らない人でも一言で納得できるように論を張らないと判りにくいです。私も何ケ所か、戻して見ました。)
⓹海外では「切り取り報道」がありうると予想しています。背景や説明が多すぎて、日本発の外信では、それほど踏み込んだ内容にはならない可能性があります。「(⑦でも書きますが、アメイジングで不思議の国である)日本には、変な少数野党が居て、反対した。(やっぱり日本はアメイジングだ。)」くらいの軽い報道になるのではないでしょうか。
⑥この山本氏とれいわの行動は、選挙によって国民に審査されます。民主主義、間接民主制なのですから、それでいいのです。これでれいわの支持者が増えるかもしれませんし、減るかもしれません。国民の選択です。ただそれだけの事ですので、国民は責任をもって投票行動をすればいいと思います。多数を占めている自公連立政権は現在の日本の政権です。当然、これを私は認めます。不味い事をたくさんしていますけど。
⑦日本は特殊な位置にある国です。昔、あの米国とガチで戦争をした、しかし現在は不思議な憲法を持っていて手足を自ら縛っている、近年は妙に行儀がいい(70年代の日本人は海外でめちゃくちゃしていました。有名なのは某団体の特定目的のツアーとかです。覚えのあるご老人も多数ご存命のはずです。触れられたくないでしょうけど、事実です。)、作るモノの質が妙にいい、モノをやたらと大事にする、不思議な軍隊を持っていて異常に規律が良い、意外に色々な国と繋がりが深い、これらを背景に微妙な問題への仲介に入ることが可能、という摩訶不思議でミステリアスでアメイジングな国です。山本氏はこの優位性を生かしたいのでしょうけれど、生かし切れていない気がします。もっと短い言葉でズバッと言わないと、本当のメッセージになりません。多弁は言い訳に聞こえます。
⑧わたし個人としては、れいわに投票しようと思いました。これを誰かに強要するつもりも、力もありません。
(3/2夕方 ⑨「プーチンに会いたいか」という質問に対しては、「プーチンの政治生命は終わった」くらい言って欲しかったです。)
以上で限られた時間を使い果たしました。つばさは膝から降りてくれそうにありません。
一つ気づいたことがあります。開戦時に感じた違和感です。私はこの記事の冒頭で、「開戦は早暁になると思っていた」と書きました。それは、明るくなる前から事前砲撃を開始し、最低二時間は砲撃をするだろうと考えていたからです。二時間の砲撃が終われば空が徐々に明るくなってきて、地上軍が移動を開始します。というか、そうだと予想していました。実際は事前砲撃は僅かで、兵士たちは普通に起きて朝食を食べ、それから進軍したのではないでしょうか。変な言い方ですが、のんびりしすぎです。二時間の事前砲撃で寝ていた露軍兵士も叩き起こされ、朝食をかきこんで、暗いうちから出発の準備をし、空が白み始めたら移動開始、のはずなんですが、露軍はこれをしなかったのではないでしょうか。普通は朝開戦ではなく、早暁に事前砲撃開始のはずです。これは戦争を賛美してたり、煽っているわけでもなく、軍事上、当然の事です。旅人も、旅の途中はこのように行動して陽が落ちる前に安全地帯に入ります。このセオリーを今回の露軍は守らなかった可能性があります。という訳で、私は日本時間の10時くらいから日々警戒していました。事前砲撃開始時刻は概ねこれ位だと予想していたからです。そういう意味で私の嫌な予想は、変な方向に外されました。つばさはキャットタワー上で堂々としています。
3/2てっぺん過ぎ迄の情報まとめです。時系列順にしましたが、内容ごとにまとめています。内容の中での時系列は保っています。
武器支援に関連して。
@show_murano
リビウを含めウクライナ西部は比較的安全で、補給線がもっているので、ポーランド経由で武器等を入れるのだろうが、その間にプーチンが降りしろを見つけないと、ベラルーシ経由で西部の補給線を断とうとするだろう。それでも戦局が打開されないと、ポーランドを核攻撃すると恫喝する可能性が出てくる。
(各国からの武器支援が簡単にキーウに辿り着くのは難しそうですが、犠牲をいとわず実行するのでしょう。悲壮です。いざとなったらプーチンは核を使うでしょう。彼にはカードが無さすぎます。自ら退陣し、厳しい処罰を受けろと言いたいです。歴史にこれ以上の、ヒトラー以上の悪名を残したいのですか? ポーランドを百年以上苛めて来て、まだやる気なのですか? いい加減にしてください。怒りますよ。ドイツは変わりましたよ。ロシアも変われます。国民の力で。)
@rockfish31
ブルガリア、ポーランド、スロバキアがウクライナにMiG-29戦闘機とSu-25攻撃機を合計70機を引き渡し。これらの旧ソ連製機材は機種転換訓練無しにウクライナ空軍が使用可能。空軍をもう1個作れる規模の数だけど、全て渡すの?
(規模が凄い事になっていますが、パイロットの数がいかに重要かが判る話です。パイロットは宝で、どこの国でも異常に大切にされます。道具としてというのが泣かせますが。教導飛行隊の教官は既に飛んでると思いますが、機材があっても乗員が居ない、という事態も考えられます。海外からのパイロット義勇兵も宇空軍は募集しているのかもしれませんし、あれば応募する者も実際に多数居るでしょう。日本人70人、内元自50人、元仏外人部隊員2人が宇国へ行くそうです。)
@Qatar_Cat
ポーランドはウクライナへ28機のMiG-29戦闘機を供与する
@suehiro_ka
ポーランドはウクライナに戦闘機を提供するだけでなく、ポーランド国内の飛行場の使用も認めると。
@OKB1917
ポーランドによる戦闘機や航空基地の提供、ロシアはどう受け取るかだな。これを「勝てそうな中小国との戦争に対する有力軍事同盟の参戦」と見做すなら、まさにロシアの核戦略が想定し続けてきた「参戦阻止のためのエスカレーション抑止」が発動しかねない
(判りやすい記述です。これは極めて危険で、ポーランドは戦争参加国になり、加盟しているNATOも当然巻き込みます。私は「英米は助けない」と書きましたが、このような形で崩れていっています。それほどポーランドが受け止めている深刻さの度合いが大きいという事なのでしょう。彼の国の歴史は悲惨そのものです。やっとドイツが味方になったと思ったら今度もまた・・・、という意味です。)
@nagato1941
そもそもロシア軍の作戦目的がいまいちはっきりしないのだが、ウクライナの非武装化=正規軍兵力の壊滅を狙うのであれば、古典的な縦深会戦を挑む上で都市攻略はあまり意味を成さないはずで、都市の奪取に拘泥する必要はないと思うんですよね
ハリコフにウクライナ軍主力が立てこもってるわけでもない
となると、あえてハリコフを無差別攻撃するのであれば、それは無差別攻撃そのものの恐怖効果を狙ったものか、手段を問わず「ハリコフ陥落」を要求されているかのいずれかとしか考えられず、明らかに政治部マターではと思うわけです
少なくともソ連式の教範に則ったやり方ではないし、純軍事的には著しく合理性を欠く
一方でウクライナ侵攻作戦を古典的な国家間戦争としてではなく、チェチェンやシリアで繰り広げられてきた非対称戦争だと捉えているのであれば説明がつくが、それはこの戦争の解法として見当違いではないか
(これこそ私の言いたかった事で、見事に言葉にしていただきました。恐らく露軍の作戦目標は揺れ動いていて、参謀本部も大混乱でしょう。つまり、プーチンからの指示が支離滅裂なのでしょう。)
@rockfish31
ウクライナ戦争でのロシア空軍の活動があまりに低調な理由。誘導爆弾の在庫の少なさ、年間訓練飛行時間の短さ、味方防空システムとの不連携、色々と推定されている。The Mysterious Case of the Missing Russian Air Force
(当たりだと思いました。)
@rockfish31
クラスター弾頭ロケット弾は概ね3つの部品に分かれる。
①クラスター弾頭の親弾の芯の部分(爆発しない)
②放出された多数のクラスター子弾(爆発する)
③推進ロケット部分(推進薬は発射して直ぐ消耗)
①と③は落下時に直撃しない限り危険性が無い。また着弾位置は①②③は全てズレる。
だから芯や推進ロケット部分が着弾した場所は、実は攻撃された場所じゃないんです。攻撃されたのはクラスター子弾がバラ撒かれた場所です。このクラスター子弾は姿勢安定用に抵抗羽根などを付けているので、3種類の部品の中で一番飛距離が飛びません。多少の差ですが。
つまりクラスター弾頭ロケット弾の芯や推進ロケット部分が着弾した場所は狙われたわけじゃないし、攻撃を受けたわけでもないんです。ややこしいですが、クラスター子弾がバラ撒かれて地獄になった場所は、芯や推進ロケット部分が着弾した場所より少し手前の位置になります。
(非常にわかりやすく書かれており、この兵器の非人道性が浮き彫りになっています。兵器を作る側には回りたくないです。三菱重工の名誘に誘われた先輩は結局別部署に行き、面接で「絶対に名誘には行かない」という確約を取ったそうですが、家族が出来たら会社の命令に歯向かう事は事実上無理でしょう。そうやって、作りたくない人が作っている物、それが兵器です。)
@Jagdchiha
スメルチのクラスター着弾映像を見て「道路に穴も開いていない 爆竹でのフェイク」とのたまう人、この9M55Kロケットが1発1.75kg(手榴弾5個分程)の9N235子弾を72個ばら撒いて、それを12発連射してくる兵器だとも、撒き散らされる96個の大破片は最大7mmの「装甲」も抜くことも知らないだけど思いたい
96個の大破片とともに360個の小破片も一緒に撒き散らされて、子弾1発の時点で一般人が想像できる「爆弾」のそれより遥かに恐ろしいものが72×12個もあたり一面にばら撒かれる こんなものは平原で大地を覆う正規軍を止めるためにあるはずなのに、事もあろうに市街地に向けて使いやがって
(筆者の憤りに強く共感します。腹が立って仕方がありません。しかし、今後も冷静に見ていきますし、こちらの筆者も冷静です。その分、伝わってくるものがあります。)
@takano_r
ロシア軍専門家マイケル・コフマン氏による、開戦後96時間の分析。長文スレッドの概略。
↓
初期の侵攻は、ウクライナ軍の能力と戦意を誤算し、実行不可能な作戦に基づいていた。
キエフを少数の戦力で短期制圧し、降伏させようとした。相手を軽視し、犠牲を避け、コストを国民から隠す狙いだったか。
(軽視していたのは確実で、上記に書いたような早暁ではなく(これは確定事項ではないですが)朝の開戦になったのだと思います。徐々に実態がおぼろげながら繋がってきました。)
@JFXkobayashi
ウクライナ大統領、EU加盟を正式申請
EU首脳、ウクライナ加盟を討議の公算 紛争解決の切り札か
(NATOには入れないからEUの特別加盟ということで、これは実現すると思います。義勇兵がEU全域から押し寄せる事態になったら更なる地獄、後戻りできない地獄が始まります。)
@renya_mutaguchi
ロシアがウクライナ側と国際赤十字の呼びかけにもかかわらず自軍戦死者の引き取りを拒否しているらしい。戦死者帰還によって厭戦世論が高まることを恐れているのだろうか。
(プーチンには言葉が通じないし、最低限の仁義も持っていないのでしょう。度し難いです。そのへんのチンピラに説教してもらいたいです。彼らは仲間を助けますよ。)
@masa_0083
開戦以来ロシア軍が失った車両が300両に達した。
うち、64両が放棄、91両はウクライナ軍に鹵獲された。
戦闘以外の損失が多すぎる。これは「何か」が前線で起きている事を示している。通常あり得ない比率だ。
(この数字は信じられないレベルで、露軍は回復に数年かかります。他所と戦争する余裕はもうありません。拡大は露軍軍部も望まないでしょうが、問題はプーチンにあります。変な指示をしているのでしょう。また、撃破が相対的に少ないのは、こちらの著者の暗示している通りだと考えます。)
@Qatar_Cat
ドイツのSchroder元首相が親Putinの姿勢を崩さないので、彼の事務所のスタッフが全員辞職してしまったとのこと
(当然でしょう。自己の良心に従って行動する権利は、今まで流れたたくさんの血によって、一部の国の人々が獲得したものなのですから。)
朝の情報収集を出来る限り、行います。
文字数が三万文字を越えたため、投稿不可能になりました。第二記事の要旨は以下の通りです。
ここまで泥沼化したので、私の主張のうち、「宇国指導部は降伏すべき」を、率直に取り下げます。その分、死者が増え、忸怩たる思いです。現実に合わせないといけないと感じたからです。ここまで撤回が遅くなったのは、この事態がフランス大革命やアメリカ独立戦争、ロシア革命のような、大量に流れた血でもって解決せざるを得ない巨大な事件になったからです。プーチンは世界史を大きく逆戻りさせた人物として名を残すでしょう。この歴史的視点に欠けていたため、認識が遅れ、撤回が遅れました。数少ない読者の方にお詫び申し上げます。
今回の事態を再定義します。これは「第二ロシア革命」です。再び人類は、血でもって歴史を進めるという段階に突入したのだと思います。せめて、宇露両国民の犠牲が最小になることを祈り、そのための行動を日本政府に強く求めます。タイトルも追記します。
以上にて、内容の更新を終えますが、誤字脱字が目立ちます。それの訂正を時間を見つけて行います。
★訂正などを終えました。