猫と共に余生を穏やかに過ごす

猫との生活記録が主です。
サブでヘルニア闘病記事も有りますが、徐々に趣味の記事へと移っていきます。

天体ショー観測に失敗も有意義であった

2022-03-29 06:15:46 | 趣味・興味

421、時間に余裕があるのでタバコを吸いながら衣服を整える。分厚いズボンが行方不明である。帯も消えた。まあ、つばさのリードなのだが。つばさは何も知らず、竹ハウスに戻ってしまった。一旦タバコを消し、家中を捜索する。暖房を強める。本当にどこにもない。探しながらヨガ・コレクション・衣裳部屋からフリースと首巻を、部屋干し部屋からダウンジャケットを用意する。帯は予備のリード(あと三本ある)を使った。これをしないとズボンがずり落ちるし、気合が入らないのである。

431、まだ余裕はある。コーヒーを淹れ、タバコである。窓から外を見る。少し明るいか。持ち物は懐中電灯、スマホ、タバコセット、コーヒー、50倍の双眼鏡である。もちろん老眼鏡も必要である。家の中を歩き回って装備品をかき集めたことで、完全に目が覚めた。早速、帯がずれる。腰の一番細い所で、最大限に締め直す。腹巻の位置も整える。この下書きのセーブも忘れておらず、冷静さは失っていない。上半身だけとんでもない厚着になるが、やはり裸足に藁草履である。携帯灰皿に気付く。持っていかねば。スマホのコンパスを起動し、方角を再確認する。これは事前にしておくべきだった。窓から東南東を見る。見えない。山が邪魔なのか。雲か。ここからがベストなのではと一瞬頭をよぎる。しかし、風情がない。国立天文台で五時の状況を見る。月まで登ってくる。これは凄い。

441、とある適地に向かおうとして、事件発生。スマホの充電が3%。446、充電開始。スマホの充電器がおかしい。タブレットの充電器を流用。予備電源を探す。すぐ見つかる。これの充電を怠っていた。タブレットで予備電源が生きている事を確認。これとスマホを繋いで、念のため、タブレットも持って450に適地へ向かう。大変な重装備になったので、入浴時に用いているトートバックを使う。文書セーブ。急遽、タバコを電子タバコに切り替える。六万五千円もしたダウンジャケットに穴を開ける訳にはいかない。雲が多いのでは、とグーグル天気を見る。曇りであった。しかし、雲は切れるものである。運試しである。

525、空が完全に白み始めた。527、諦めて部屋に戻る。暖房を消す。カーテンを全開。装備品を明朝、すぐ使えるようにまとめ直す。ラジオをつける。琴の音色か。結論から言うと曇っていたため全く観測できなかった。写真も撮れずだった。

だが、収穫はあった。最大のチャンスは昨日と今日であったが、まだチャンスはある。月は見えないものの、午前五時で見ると、まだまだ三惑星が同時に見える。日の出が早くなるに従い、徐々に午前五時での観測が厳しくなっていき、午前四時、あるいは四時半の観測が必要になってくるが、惑星たちの高度が下がっていき、山が邪魔で車で出かけないと見えないだろう。そこまでするつもりはないので、あくまで自分の庭先での観測に拘る。まあ、庭先にも拘らず、実はメイン部屋から観測するのが一番条件が良いようだが。手軽さを取るか、雰囲気を取るか、である。

庭先で行うと良い点もある。まず、朝の空気が清々しい。ボトムスはふざけた状態であるがトップスはヒマラヤ装備である。上半身は全く寒くなく、暖かいくらいで、運動すると暑くなるだろう。登山するならマイナス20度でも大丈夫、というのもあながち嘘ではなさそうである。これは購入時の店員の触れ込みであった。もちろん、インナーにはちゃんとした物を用意しないと発汗による吸熱が起き、休憩時に危険がある。ちなみに第二アウターのフリースは三万五千円もした。金はあるけど時間がない、という昔の話だが、高級品だけあってまだまだ実用に耐える。インナーは上下で一万円くらいだったが、2セット購入した。今のユニクロでの値段を考えると頭がクラクラしてくる。二十年前の品物だが、やはりこちらも現役である。高級品は造りが違う。

雲を恨めしく思っていると自然に体が動き始める。天地礼拝である。藁草履が最適である。かなり上手になってきた。どうにか人に見せても恥ずかしくはないレベルにはなったが、インストのレベルには当然、遥かに及ばない。タバコは一本だけ。コーヒーは飲み干した。スマホのコンパスは癖が強く、少し使うのにコツが必要だった。磁場のおかしい地点がある。おそらく下水道の配管。これから予備電源の充電などを行いたい。投稿し、朝の神社へ向かおう。


振りむけば君が居る&まさかの天体ショー当日に偶然の早起き

2022-03-29 04:20:29 | 日記

つばさ日記0329早朝「振りむけば君が居る&まさかの天体ショー当日に偶然の早起き」

別記した通り、ようやく左足の爪を切ることが出来た。小指の爪は触った所、それほど出っ張っていないので、着る必要はなさそうだ。体重は明らかに増加した。しかし、抱っこを嫌がり、安定して測定ができない。食欲は落ちてきた。カリカリの補充間隔がかなり間が空く様になってきた。つばさの体の中である程度脂肪が溜まり、ガツガツと食べる必要が減ったのだとしたら、喜ばしい事だと思う。

相変わらず寝ている事が多いが、最近はキャットタワー上で過ごしている事も多い。タオルを膝に敷き、膝上へと誘うが、なかなか膝上には来ない。五回に一回くるかどうか、といったところである。ということで、私の椅子をくるっと回転させると、つばさがキャットタワー上に居る事が多い。タイトルの通りである。

私の状態としては、驚くほど朝の起き抜けの状態が良かった。3/29未明の起床時である。もちろん、普通の人に比べれば酷い状態であるのは変わりはないが。私としては、ベッドからあっさり起き上がることが出来、十分くらいのストレッチで朝の活動ができるようになっているだけで御の字である。

28日朝は無理して、短時間睡眠で起床した。昼寝もしたのだが、昨晩はヘトヘトで非常に早寝をした。おかげで三時前には起床できた。眠い時は無理をせず、昼寝もすれば早寝もする、その代わり早起きをして、静かな時間を楽しみたい。思い出した。東の空である。双眼鏡を片手に東の空を見てみよう。空が白みかけている。山向こうの街の灯りかもしれない。三十分遅かったか、と思い国立天文台へ。物凄い事になっており、一瞬、興奮する。惑星が密集しすぎて、表示されている惑星名が非常に読み取りにくい。ズームインして見てみる。火星、木星、金星がほぼ同一位置にある。これは凄い。別記事に天体ショーの話を書いたが、その状態に日々近づいている。自分の記事を再確認してみる。「3/2829の午前五時ごろ、南東やや東の空に火星、金星、土星と月が同時に見えます。 」とあります。なんという偶然。まさに今日である。改めて国立天文台を見る。まだ三惑星は山向こうに隠れていることが判った。あと50分ほどで山から三惑星が姿を現す事となる。デジタル一眼レフを持っていないので、ちゃちなスマホのカメラで撮るしかない。待機する。写真は、この記事に追加投稿したいが、恐らく全く撮れないであろう。双眼鏡で覗くのがベストか。ちょっと厚着して、外に出るか。「天体ショー」記事に、撮れた写真を追加投稿するのもいいなと思ったが、まあ、良い写真は撮れないだろう。いま、これをお読みの方、まもなく東南東の方角、低い位置にご注目ください。


アンドロメダ・ストーリーズ【アニメの後、原作を読みます】

2022-03-28 19:46:01 | 趣味・興味

まずはアニメの感想からです。

アニメ版の本作は生涯で二度目の視聴になります。84分30秒ほどの作品です。
未視聴の方々がほとんどだと思いますので、ネタバレは極力書かないようにしたいのですが、どうしても触れざるを得ない所はあります。どうにかして、未視聴の方が一人でも観たいという気持ちになっていただけるような感想にできたらいいなと思います。

本作は1982年の日本テレビ系「24時間TV 愛は地球を救う」内で放映された長編アニメでして、光瀬 龍、竹宮恵子両氏による同名のマンガをアニメ化したものです。「24時間TV」で放映された長編アニメの中では、数少ない原作が手塚治虫ではない作品です。つまり40年前の作品です。

年若かった私はこの作品に大きな衝撃を受け、その後のSF街道まっしぐら路線を決定づけられました。アニメはその一側面に過ぎないのです。特にラストシーンにはとてつもない衝撃を受け、今でも鮮明に覚えています。というか、忘れたことがありません。こういうのを原体験というのでしょうか。今となっては、イル(この名前は覚えておらず、視聴寸前にDVDパッケージで確認できました)には阿修羅王と重なるイメージもあります。まさに記憶に残る一作でした。せっかく家にやってきたばかりのビデオデッキに録画しなかったことを視聴後に悔しく思った事もはっきりと覚えています。なんの事前情報もなく、何気なく視聴し始めましたので。予備のVHS標準120分3倍360分テープは、3本2000円消費税当然無しで安売りしていたのを自分の小遣いで買っていて、残り2本だったと記憶しています。しかし、その悔しさを凌駕する感情の揺さぶられ方は初めてのものでした。たぶん、感動していたんだと思います。シーンを覚えているけど感情は残っていないって、興味深い話ですね。脳科学的にどうなのでしょう。

正直に申し上げますと、つい最近まで、手塚治虫氏の作品だと思い込んでいました。なんとなく絵と作風がいつもと違うな、と当時の私はうすぼんやりと感じていた程度でした。つまり、放送前後のテロップなどをちゃんと見ていなかったのです。そもそもそのような習慣はありませんでした。もちろん、光瀬 龍、竹宮恵子両氏による漫画の存在も知りませんでした。これらの事実を知らないまま、両氏の作品は後年、私が追い求めるところとなり、私の謎スタンスを生み出していくことになります。これは、やはり両氏の作品の方向性が私に合っていたからだと思います。百億の昼と千億の夜(阿修羅王→adoの阿修羅ちゃん)、地球へ(テラへ)などに代表されます。それに反応できた当時の私の感性もまた、捨てたものではないなと改めて感じました。興福寺にも二回行きましたしね。

前置きが長くなりました。ドキドキワクワクで視聴を開始したいと思います。と、その前にDVDパッケージを見てみます。表絵、えーと、どなたでしょうか、全く記憶にございません(笑)。たぶんジムサなのでしょう。竹宮恵子氏によるイラストなのでしょうか、非常に美しいです。裏面、イルが居る(笑)。そう、この人を見るためにDVDを買ったと言っても過言ではありません。声優陣、ちょっと凄くないですか? DVDをパソコンに入れる前から完全に私のスイッチがオンになっています。

すったもんだの挙げ句、ようやく再生を開始します。ところが、ホーム画面を見て固まってしまいました。なんじゃ、この美しさは。DVDパッケージ表面と同じと思わせといて、影のエフェクトと背景、PCモニターの明るさから、まるで別物に見えています。アニメ本編では恐らく再現できない作画クオリティですので、今のうちにじっくり見ておきます。背景には仏像らしきものがありますが、腕が六本には見えません(爆)。が、なにやら微妙で、光瀬 龍氏らしい設定です。チャプターリストはあえて見ずです。

我ながら引っ張り過ぎですが、本編再生ボタンを押します。ついに視聴開始です。長いっちゅうねん。そして文体が変わります。

 

 冒頭は、百億の昼と千億の夜と良く似ている。作画レベルはお察しを。初期宇宙論として、かなり正確な描写で驚く。OPが始まる。1:18、こんなに大きく書かれた原作テロップを見逃すとは自分の目は節穴だった。2:16、E=MC^2、質量とエネルギーは等価。これは理解できない年齢でした。惑星アストウリアス、アルタイル城、メモです。アストラルタ神、良く見るとこれは・・・。光瀬先生、どうなんでしょう? 布のシワなんでしょうか。
イタカとリリア。不思議な異国の香り、一気飲み、美味しそうな漫画肉。4:49、早速のご登場か。剣士バルガにかすかな記憶あり。5:57、気合の入った作画。期待通りの美しさ。和装に近い。日本刀っぽい得物も記憶にあり。昭和な劇伴がいい味。6:43、決め顔から画角が変化していき、作画労力と演出のバランスを取っているかのよう。全体に動きは粗いものの、そんなの関係なくカッコいい。上手に見せてくれている。バックでささやく群衆の声が丁寧。7:14でずっこける。巻き戻して観直すと、バルガはほんの一瞬だけ確かに走っていた。その程度では普通は見落とすよ(笑)。
話が動き始める。でも、8:30でヨガをしています。脊椎が綺麗に伸びている理想的な姿勢。指の輪っかは「チンムドラ」という印で、実在する。先日習ったばかり。ムドラを代表する印のひとつ。裸足でなくサンダルを履きっぱなしなのは、警戒心を解いていない、という意味に捉えられる。9:29、架空の動物の造形が細かい。その直後に何かをイルは仕込む。効果があったのやら、なかったのやら、良く判らないが、とにかく「最初の戦闘」(角川版の幻魔大戦の第三巻くらいでしたっけ?)。10:27、元の数に戻るw 次のシーンで「え?」となる。ここはまったく覚えておらず。

さて、このペースで行くと終わりませんので飛ばして行きます。

結構なサイバーパンク。西部劇の草玉も一瞬見えた。てんこ盛りで進む。聖母か悪魔か。
ゴダイ。イルがロドリアンの戦士であることを知るクフ。声が渋すぎ。ちょっと選民思想が入っているが、ノブレス・オブリージュの一つかと。ここで動機付けが入る形かと思いきや。ようやく名乗るイル。距離が遠いよ。受けよりも攻めだそうだ。
相変わらず飲んでいるバルガ。イル、開けたら閉める、これ大事よw まったくセンサーになっていない小さいやつ。
21:58、また追いつけないバルガ。そして、乳母さん、なんてことを飲み助バルガに託すんだよ。イルは全てを見ている。
乳母だけ無事なのは、ジムサの力か、政治権力から遠いからか。
姫の兄、再登場。耳飾りが美しく輝く。健気すぎる。イルの布がデカいw
惑星ミラト。弥勒を連想。ミュラトかな。 
姫の兄の部下は忘れ去られた模様。結構大変な事になる。イルの布は何なのだろう。
クフもか。え? 偽装?
再会、帰宅、猿人、シンクロ。アフルか。一瞬、本気を出すジムサ。無事を確認し安心。初めての笑顔。大群衆。バルガの役回りがよく判る。
惑星ミュラトから来た理由。あっさりと壮大な事を言ってのける。
クフは老けないが、バルガは老けたような印象。ん、クフはアンドロイド?
なかなかの怒涛の展開が続く。アークとベス。とりあえずベスの声が可愛い。それにつけても豪華声優陣である。ベス有能。
ちょ、親子かいな!
ぶれないジムサ。これは立派な態度だと感じた。
バルガの顔見知りの女? ちょ、大丈夫かよ、こいつらww で、それっきりなわけか? とにかく、凄い幸運。まあ、混乱もあっただろうし、やむを得ないか。って、えー! そうゆうことなの? ひえー。お色気シーンである。
さて、どうしてもアークがオーベルシュタインに聞こえる。中々冷静な役回りである。57:53、アストラルタ神、やはり阿修羅像に見える。そうゆうことか。58:37でも再確認できる。仕込んでるなぁ。
ここで価値観のぶつかり合い。唯一の存在に頼ることを是とするのか否か。宗教、特に一神教の是非にも繋がる。そもそも論だが、個であることを捨てたならば、主張したい事も主張できなくなるのではないか、という件。
崖の上、こける、地面を殴る、シンクロ。
スムースにアフルへ。わかりやすい腹巻である。そして、重粒子加速砲、ラミエルかいな。
ここで命令がはっきりした。これもある種の人類補完計画と言えないだろうか。最後の攻撃。アークの有能さも判明。形の意味は瞬時に判る。精子である。色々あって、巨神兵とソーラーレイまで先取りしている。これはもっと評価されても良い作品ではないかと感じる。尺の短さが恨めしい。
クフの決断と執念。アダムとイヴの誕生か。

私の記憶もより明確に蘇る。イルの独白もはっきり覚えている。覚えていることに全く驚きはない。私にとっては、このシーンは原点中の原点である。覚えていて当然である。イルよ、最後まで美しく、気高くあれ。
母からの言葉。コロニー落としと言って良い。着弾前から大気が過熱されている描写がちゃんとある。また、地表の裂け目が十字。あらゆるアニメを先取りしている。
ED。エンドロールで改めて、私ですら判る声優陣の凄さ。アムロくんにアラレちゃんである。最後の最後に明示して終幕。


文体を戻します。とりあえず、40年前に私が衝撃を受けたシーンはエンディングではありませんでした。当時の私にとって、あのシーンに続く内容は重要には思えなかったのでしょう。イルに感情移入しやすく話が組みあがっているかのようです。鉄郎も切望した永遠の命、999でもテーマになっていましたが、無限に生きることには恐らく脳が耐えられないのでしょう。とすると、次のテーマとしては、脳をリビルドして、永遠の生に耐えられるようにする、となりますね。私の小説に組み込んじゃいますw

イル役の藤田淑子さんについても、少し検索しました。凄い経歴で、一休さんや堀口元気、マライヒに来生泪、キテレツに月影先生、洋画の吹き替えも多数でエピソードも凄かったです。

綺麗なDVDの表絵やホーム画面のイラストはイメージイラストで、作中では、まあ、ジムサだろうな、という感じでした。

決められた放送枠があるので、詰め込み感は確かにありました。テンポが良い、をちょっと通り越していますが、話を進めなきゃいけないので、致し方ないかな、と思いました。しかし、もったいないと思いました。もう少し作り込んで二時間半や三時間の映画にしてほしかったです。再アニメ化とか、ないのでしょうか。これを見た人が偉くなってて、強引に再アニメ化、とかって無理かなあ。今の業界のレベルで作り直したら、凄い作品になると思うのですが。
エンドロールでちょっと気になったので見直します。やはり、今のアニメでは考えられないほどの原画さんの少なさです。しかも動画さんも少ないです。これはとんでもない労働量だったと思います。

原作勢の声を少しだけ紹介します。記憶に頼っているもので、コピペではありません。「よくこれだけの短時間でまとめた」「やはり細かい部分が再現できておらず、とある箇所の省略が気になった」。この程度しか目にしていません。
原作ですが、コミックスサイズではない大判をどうにか入手して、それも読みたいと思っています。再アニメ化を期待しつつ。

上にも書きましたが、改めてまとめますと、ナウシカ、エヴァ、ガンダムのコンセプトと重なって見える部分があります。再び列挙すると、巨神兵イメージ、重粒子加速砲イメージ、十字の裂け目、人類補完計画そのもの、ほぼほぼコロニー落とし、と言ったところでしょうか。ガンダムとナウシカは本作とほぼ同時代だったので、お互いに影響を与え合っていたのかな、などと空想しています。イメージボードなどがつくられた時系列を正確にご存じの方、もし居られましたら是非とも教えてください。
あと、フレーメン反応がありました。寝ている間に一時的退行を脳が起こしました。おねしょしました。起きてみると、蘇ったはずの記憶がありません。たぶん、年若い時期の記憶がかなり引き出しやすい位置に置き直されたのだと思います。今後、何かの拍子で出てくると思います。楽しみです。

なお、3/28夜現在、つばさはご機嫌です。左足の爪を切ることに成功しました。まったく暴れなかったです。次は右足です。さっき、竹ハウスに入りました。


この間、あったことの一部

2022-03-27 23:05:41 | 日記

つばさ日記0327夜「この間、あったことの一部」

つばさは元気である。23日には鳥の手羽元の骨をふたつ、納豆容器固定装置、略して「なよこ」に置いた。残った肉を大喜びで食べた。が、犬ではないので太い骨は齧らないようだ。次は手羽先にするつもりである。なお、なよこを固定している麻の紐がなぜか緩んでいる。ほとんど使われていないのでそのままにしてある。

ブログを休んでいる間、多くのことがあった。追々書いていこうと思うが、そんな事よりつばさを優先したい。が、なかなか難しい状況になってきている。夜の僅かな時間しか落ち着いてつばさに向き合えないし、ブログも書けない。

猫類補完計画は完全に天候次第であると判った。真夏はトイレごと天日干しにするのは、トイレ本体が劣化するのではないかと予想している。朝と夕方だけにした方が良さそうである。あるいは使い捨ての段ボールを増やすのが良いのかもしれない。

散歩中に、トレーラーの入れ替え場で偶然、前部と後部の切り離し手順を間近で見て、かなり理解できた。大型牽引は三十万もかからないという。これに限らず、何かの資格を取るのは良い事だと感じた。神社で中心線を維持して歩くのはかなり上手になった。何かのおつりで手に入れた十円以下の硬貨はあっという間になくなった。何かの支払い用に玄関近くに置いた990円はキープしている。地域の歴史に詳しい人にも接触を開始した。手ごろな資料も入手した。

夏に向け、家の中での安全性、ムカデ対策を考えて藁草履を購入した。ひとつ840円で、五つ購入した。写真の鼻緒が白いものは家の中用、模様になっている物は家の外用で、写っている二つは予備である。重なっているのが判ると思う。

三つを必要な箇所に置き、使用を開始した。土の地面を掴む感覚が非常に心地よい。濡れた苔の上を歩くとすぐに足の裏が冷たく感じる。車のアクセルワークも繊細な調整が非常に楽になった。舗装路を歩くと藁がどんどんちぎれていく。不慣れなので足の指も痛く、早歩きできない。履くべき場所、行くべき場所により、普通のサンダルと使い分けることとした。可能ならば、地元の職人さんが作っている物を購入したい。完全に消耗品で、どのくらいの期間使用できるのか、想像がつかない。恐らく、舗装路を歩く散歩には向かないようだ。適材適所が必要である。更に別ルートから藁草履八つを入手した。一つ800円であった。これでしばらくは足りるはずである。こちらの職人さんには、接触が可能であるが、電話を掛けても全く取ってくれない。雨の日があり、濡れた藁草履を乾かす間に使う分も予備から出した。現状で、六つ程を併行して使っている。はみ出てきた藁は専用のはさみを玄関に置いた。これでたまに切る。雨に打たれた外用の鼻緒が縞模様の物の白い部分が泥の色に変色した。個体識別に使える。汚れた藁草履の写真はいらないだろう。

つばさに異変があった。右手が攣ったようになり、三本足で歩いていた。心配で右手の筋肉などをマッサージしていると、右手の爪が首輪から伸びた繊維に引っかかっていた。ゆっくり外し事なきを得た。一時はどうなったのかと心配した。いよいよ爪切りに再挑戦する時期が来たのかもしれない。

草テチかちゅ~から猫草を残して、上手にちゅ~るだけを食べるようになった。膝上に飛び乗る時もあれば、キャットタワー上から恐々と乗ってくることもある。一度、机の上に乗ろうとしたが、即座に制止した。いや、正確には一瞬机の上に乗られたが、抱っこで膝上に戻した。依然として、少し走った後はうずくまり、激しい息をしている。かなり辛そうである。徐々に家の中で行方不明になることが増えてきた。パトロールをしてくれているのかもしれない。

私の散歩コースが固まった。また変わるかもしれないが。朝の中神社に行ければ、大中小の神社に毎日通うことになる。小銭が不足しそうだが、小銭の入手先も出来た。拝殿にお供え物があった。カップ酒であった。私も何か置こうか、お供え物競争しようか、という気になった。携帯3キャリアの電波塔を全て確認した。ウチからは近すぎて、一つが見えなかっただけであった。自宅での電波状況から見るに、それが私のキャリアであるような気がする。

ちょっと信じられない事が実現できそうである。数日後にその事について話を聞くことになっている。近所にとんでもないお金持ちが住んでいる。未確定なのだが、その人が持つ四十畳くらいのスペースと各種のトレーニング機器一式を無料で貸してくれるかもしれないのである。嘘みたいな話であるが、本当なのだから仕方がない。特にその人と知り合いという訳でもなく、申請に許可を出すのは、そのスペースを管理している法人である。様々な事を業務としている法人で、そのスペースの管理は仕事のごく一部である。

ご近所さんから、住んでいる地域についての悲しい過去の話を聞く。簡単に言うと女工哀歌である。

ヨガにも通った。簡単に思える姿勢でも、正しく行う事は非常に難しい。呼吸の難しさ、奥深さも感じた。

26日、朝の首周りの調子は妙に良い。あっさり起き上がれた。左右の僧帽筋がそれなりに硬い程度である。藁草履で朝の中神社ではいつも通り平和であった。拝殿左手の樹木内の幼鳥は巣立ったようで、鳴き声がしなくなった。相変わらず鳥居を観察している。更なる発見もあった。補修箇所の発見と剥離である。

まだまだ書き足りないことばかりである。徐々に書いていきたい。


序章

2022-03-24 09:14:43 | 戯れの小説。内容はしょうもないです。恥ずかしいので読まないで下さい

序章

 

来年の秋ごろに、また君たちの時代へ人を送ることになった。またと言っても数十年ぶりの事らしいが。そこで、私にお鉢が回ってきた。「我が国とMWGの現状と歴史を簡略に紹介する一文をしたためよ」とのことである。報酬も悪くないので引き受けたのだが、結局はこの序章だけを書くこととなった。私が書くこの序章に続くのは、先年、我が国全土で発刊されたとあるノンフィクション小説である。どのような経緯でこのような結論になったのかを私は知らない。想像は自由に出来るのだが、敢えて触れないでおこう。執筆依頼が修正された時に「この小説の前文として書いてくれ」と結論だけを伝えられ、その小説を受け取ったただけである。

この小説だが、全く売れなかったのも頷ける内容であった。しかし、既に報酬を受け取った以上は、その分の仕事はせねばなるまい。そこでこうして嫌々ペンを取った次第である。その小説の著者が何者なのかについては言及を避けるのが礼儀というものだろう。もし、つまびらかにここで書いたとしても、それをもって私が何らかの危害を受けることは無い。その点は、我が国の誇るべきところだと言って良い。小説の内容だが、それなりにCGIの国内事情を良く説明してはいる。

何から書くべきか。推敲時にもかなりの迷いがあった。まずは、このテキスト全体が誰に届けられるのか、について軽く述べておこう。このテキストの宛先は、我が国がかつて君たちの時代より少し前の時代に送った者たちの子孫の当主である。つまり、君たちの言う西暦で二十一世紀よりもかなり前の時代に、我が国は人を複数回送っているのである。その当主は、このテキストを受け取ったとしても驚きこそすれ、真贋を疑う事はないはずだ。問題は、このテキストを当主がどのように取り扱い、誰に見せるのか、である。

次に時代、及び世界線について述べておく。君たちの時代と、現在の我が国の間に時間的な連続性はない。君たちの世界がこの先、どのような道を辿るのか、確かにある程度はほぼ確定している。だが、時を経るにしたがって、我々の間のずれは大きくなり、全く異なる歴史を辿るであろう。連続性がないのに、どのようにして時を越えて人を送れるのか、という疑問は尤もである。その点については、既に解決しているとだけ答えておこう。我々の間にどれくらいの時差があるのかについては、当主へは業務連絡として別便で知らせるらしい。君たちには、五十六億七千万年の時差がある、とでも言っておこう。正直に言うと、私も正確な時差は知らされていないのであるが。

二十一世紀に限らず、二十二世紀にも渡るのだが、君たちから見た近い将来に起こる大事件について、警告を込めて早めに書いておく。結論から言うと、二十世紀を遥かに超える流血の時代となる。現在、君たちの全世界が直面している大きな問題がふたつある事はご理解いただけるだろう。その後にも大きな問題は次々に発生する。地域的な危機は今後も度々発生し、巨大な自然災害も複数回発生するが、ほとんどが君たちの時代、いや世界の内部構造に起因するものである。アメリカ合衆国は大きな問題を引き起こすし、中華人民共和国も同様である。この両国が引き起こす問題も、ほぼ間違いなく発生する。我々の世界線では、その危機の際、核戦争は辛うじて回避され、膨大な流血を伴いつつも人類は滅亡を免れた。その遥か遠い延長線上に我が国は存在している。翻って、君たちの世界ではどうなるだろうか。民主主義を尊重し、各国民による国家権力の監視を着実に行い、それの暴走を防ぐための制度を確立するしか、人類が生き残る道はないと断言しておく。我が国が君たちの時代に人を送り続けているのは、君たちの世界の崩壊、人類滅亡を防ぐためである。ただ、君たちの世界が完全崩壊しても、我が国に影響は無い。先ほど述べたように、我々の世界線は既にずれているからである。他の無数の世界線にも我が国は人を送っているが、それはここでは関係のない話である。

 

我が国の名はソールという。英語でSoleと書く。我が国にも当然、英語は伝わっている。幾分、形を変えながらも、大半の州や合州において公用語とされている。更に言えば、我が国の公用語は英語である。歴史的にそうなっただけであるので、他言語の保全にも国家を挙げて努めている。我が国以外にも、英語を共通語や公用語とする星間国家が幾つも存在しており、これらは全て地球を祖とする諸民族による国家である。小説の舞台となるCGIにおいても英語はImperishと呼ばれ、現存している。

幾つかの固有名詞について説明が必要である。

我が国の名称であるソール、すなわちSoleは形容詞としては若干、尊大な意味を持つ。「唯一の、ただひとつの、単独の、独占的な 」という意味であるが、これは副次的なものである。本来的には名詞としての「底、足の裏」という意味が正しい。なぜなら、我が国は地球を居住地域とせず、太陽を中心とする半径約2億kmのダイソン球の内側を居住地域としているからである。まさに底に張り付いて居住しているのである。なお、シタビラメは今でも地球の海に生息しており、我が国の国旗にもあしらわれている。カレイ目であるのだが。

次にMWGであるが、これは「Milky Way Galaxy」の事で、我々の天の川銀河の事である。MWGは地球を祖とする我々人類だけのものではなく、人類とは別系統である数多くの知的生命体のものでもある。MWG全域に渡って、知的生命体が様々な発達段階で存在している。一部の知的生命体は、恒星間航行能力を獲得しており、恒星間国家をも形成している。これらの恒星間国家の形態は様々であり、極めて多数の恒星系を束ねる巨大国家から、一星系のみに閉じこもり、鎖国状態にある国家まである。我が国は歴史から多くの事を学び、現在その鎖国状態にある。

ここでついでなので、世界について触れておく。 「a world」である。一言で言うと、居住地域である。ほとんどが独自の暦を持つ。例として述べると、同じ星系内でも居住地域は複数ある。主惑星、他惑星やスペースコロニー、採掘基地などである。これらの独立した居住地域を、それぞれ世界と呼ぶ。世界の中でも時差はあり得るが、その時差はあくまでも世界標準時とのずれである。暦自体がことなるわけではない。

さらについでなので、暦についても印しておこう。暦は非常に複雑な事になっている。世界により暦が異なるのだから当然である。しかし、実害はないに等しい。全て機械が換算してくれる上、大抵の場合、例えば主惑星と特定の採掘基地の往復、といったように航路が固定されている艦船が非常に多くあるためである。また、小規模な世界では、その従属する世界の暦をそのまま使っている場合もあり、更に単純化される。

最後にCGIについて説明しよう。これは「The Constitutional Galactic Imperium 」の事であり、「立憲銀河帝国」ということになる。大層な名前を自称しているが、確かに大国ではある。しかし、銀河帝国というのは個人的には不相応に感じる。恐らく、建国者が何かを拗らせていたのであろう。

ひとつ追加があった。国家群という概念である。MWGには多数の国家群があるが、互いに遠方すぎて相互に連絡が取れず、存在も互いに一切認知していない状態である。よって、当然ながら、下記の帝国=CGIでは、他の国家群の存在を知らないため、単語としての「国家群」のImperish訳はフィクションの世界のみで存在し(例として、another nations,other nations,)、概念も存在しない。ある一つの国家群内では、比較的距離が近いため、大変な時間がかかるが相互に通信が可能ではある。これは技術レベルに依存する。一つの国家群に属するのは三~十ヶ国程度と考えて良い。一ヶ国の場合もあり、極端に言えば一世界の場合もある。一部あるいは全部で戦争中の国家群も、もちろんある。

 

上記は下書き状態です。お一方だけアクセス解析により読者が判明しましたので、上げないで更新します。