ジジイを実感

ゆんべは、どうやら、祭り連合会の

会合でスマホを忘れたみたいで、

朝、9時過ぎに集会所へ行ったら、

すでに数名の仲間が居り、

飾りつけの準備をしよりんさった。

スマホが無いことにはゆんべ帰宅後、

間もなく気が付いたが、

取りに行く元気も無けらにゃ、

取りに行ったとしても鍵がかかっとるし、

鍵の番号もスマホの中じゃ。

祭りの仲間に電話して訊くにも、

連絡先はすべてスマホの中じゃ。

スマホがないと何にも出来ん事が分かった。

やっぱり首に吊るしとかんといけんかも？

集会所でゆんべ座っとった

近辺を探しても見当たらん、

仲間に電話して貰うても何も聞こえん。

『アレーッ！どこに忘れた？』

と思うたら、事務局長のSさんが

『どこかで鳴ってますよ』

と探してくれる。

他の者は誰も聞こえんのに、

玄関の方から二階まで探してくれて、

2階の黒いボックスの上にある

スマホを見つけてくれた。

二階の音が聞こえるとは！

優れた聴力の持ち主じゃ。

彼がおってくれんかったら、

よう見つけんかったかも？　

少なくともワシの耳には

なーんも聞こえんかった。

ワシも昔は1.5くらいの

聴力はあったハズじゃのに・・・

ジジイを実感。