枡の掃除

コロナのせいで町内会で毎年、梅雨前にやる一斉清掃（ドブ掃除）を今年は中止にしますと連絡があった。3密を避けるため？　3密はあまり関係なさそうじゃん。

排水枡の泥上げは毎年やっとかんと、泥が排水パイプに詰まる可能性がある。

延期にするなら分かるが中止にするとは・・・・？

納得いかんので、わが家は独自でやる事にした。

隣の息子にも声をかけ二人で敷地にまたがる枡5つの泥上げをやった。

上げた泥は予め町内会長を通じて市から回収に来ていただくようにお願いした。

土のう袋3つの泥を上げた。

けっこうな作業で、汗びっしょりになった。

狭い枡なんで泥を上げるというてもスコップなんかでは上がらない。

独特の形状をした道具をホ-ムセンタ-で購入済みじゃ。

作業を終え、道具も洗い、枡の周りも水を流して洗い、すべて完了。

ついでに庭木の剪定もして、シャワ－を浴び、

昼飯と一緒にビ－ルもいただいてテレビの前に座ったが、

テレビを見ることもなく高いびきじゃったらしい。

緊急事態宣言は解除されたが、家に居ることに慣れたのか

今まで日曜日に家にじっとしとるなんて考えられんかったのに、

コロナに生活を変えられてしもうたよ。

賑わい序章

関東圏と北海道以外は緊急事態宣言が解除され、

最初の週末を迎えた今日、かなりの賑わいが戻ったように見えた。

昼に蕎麦でも久し振りに食べに行こうと出かけたら

すでに行列が出来とったんで、並ぶのはやめ、よそへ行った。

夕方、ウォ-キングに出て飲食街を歩いてみたら

居酒屋からは賑やかな声が漏れ聞こえてきた。

店内を見ると満席じゃあないが、そこそこ客は入っとるようじゃ。

それでも慎重な店なのか、閉店したのか、開けてない店もまだある。

緊急事態宣言解除とは言うても、一気に活気が戻るには

もうちいと時間がかかるんかもしれん。

定期健康診断

今日は毎年この時期受診しとる健康診断の日で、

夫婦で早朝から一緒に出かけた。

やはりコロナのせいで病院もその感染予防対策は万全じゃ。

受付も一人ずつ呼ばれ、それを待つ席も距離を保たれているし、

一人受付を終える度にカウンタ-やその周辺をアルコ-ル消毒する。

検査を待つ待合室も、昨年とは大きく違い、並べてある椅子も

距離を保つように指定席になっており、受診する人も例年に比べ

四分の一～五分の一くらいの感じじゃ。

待合室から各検査別に部屋に呼ばれるが、席を立ったらすぐに

その席を消毒にやって来る。徹底しとるね。

すべての検査が終わり、最後に胃カメラを飲んで終了。

女房殿は婦人科検診があるんで、ちょっとタイムラグがあるが

待って、一緒に帰ってきた。

二人とも血液検査の結果はまだ分からんが、その他は異常なし。

昨日、葬儀のあった友には申し訳ないが、

『まだしばらくはそっちへ行けそうもない』　と心で謝った。

新たな一歩

たぶん数年前から存在は知っていた。

きれいな人じゃと認識はしとったが、それ以上の関心もなかった。

ここ1～2年は時々顔を見るんで、挨拶を交わすようになった。

その内、一言二言冗談も言うようになった。

じゃが、それ以上の事はなかったし、それ以上を求めようともせんかった。

それが、ここ１ヶ月くらい気になる存在になり、

今日、思い切って話しかけてみた。

ちょっとビックリしたような感じじゃったけど、感触はgood！

今日を境に新たな一歩を踏み出せた。

生涯の友との別れ

昨日、同級生で親友じゃったO君が亡くなったと奥さんから電話があった。

およそ半年前に本人から「医者から余命宣告された」と電話があり、

元旦に旅先から帰り、病院へ駆けつけた時には

本人はすでに覚悟を決めていたようで落ち着いて話ができた。

ガンの中でも治癒率の低い、すい臓がんとの告知じゃった。

あれから入退院を繰り返し何度か見舞ったが

最後はコロナのおかげでスマホでのビデオ通話となった。

10日ほど前のことじゃ。

だんだんと周りから友人・知人が消えて行く。

さみしいのぉ・・・さみしい。

何でも話せる友人で、死後の世界の話も、ようしたもんじゃ。

今、彼はそっちの世界に行って、ワシの知らん世界を見とるんじゃ。

あの世とこの世で交信できるんじゃったら、

あの世の様子をメ－ルでもビデオ通話ででも紹介して欲しい。