≪おさんぽスケッチ≫にじいろアトリエ.水彩&色鉛筆イラスト スケッチ

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二人の女の子

2006-02-02 | いろいろ
息子のサッカーの試合を見に行った。

サッカー場の脇で観戦していると、可愛い女の子が二人、遊んでいた。
あまりに可愛いので、声をかけた。
「どこから来たの?」
そんなたわいないやり取りを少しした。

サッカーは、前半と後半がある。
移動しようと思った。
そこで、女の子達に「さようなら」を言ったのだが。

ふと思った。
「ね、絵描かせてくれない?」

そこで、4歳と小学校2年生の女の子を、描いた。
知らない人に声をかけて描くのは、初めてだった。
そしたら、写真も撮りたくなった。

今の時代、可愛い女の子の写真を撮るというのは、なにかと問題である。
お父さんと、一緒ということで、お断りをしなくてはいけないと思った。

しかし、その女の子達のお父さんは、サッカー協会の関係者とのことで、
試合中にお声をお掛けするのは、はばかれた。
そしたら、女の子が、お父さんに話に行った。
少しして、なんと、そのお父さんが、わざわざやって来た。

わたしが、描いたスケッチを、お送りしたいとお願いすると、
住所を教えてくださったのである。

わたしは、スケッチを始めた頃、
「100人の人を描く」というのが目標だった。
その第一号!

このスケッチは、2005年11月のものである。
初めてであり、かなり緊張した。
今見ると、あまりのつたなさに、恥ずかしい。

しかしながら、女の子のご家族は、とても喜んでくださり、
わたしが、スケッチに色をつけたものをお送りすると、
お返しに、美味しいお菓子を贈って下さった。

スケッチが取り持つ「縁」である。

一枚のスケッチを通して、わたしの全く知り合いのいない地域の方と、
親交を深めることができ、一家族の暖かい心を感じることができた。
とても、幸せな気持ちにさせて頂いた。
「感謝」である。
コメント (4)
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