大きな書店から小さな古本屋さんまで本屋さん、大好き
一日中いられます。
たまたま、通りかかった古本屋さんのワゴンに高村光太郎の「智恵子抄」が、
BOXに収められた真っ赤な装丁が痛々しいほど美しく、想わず抱き抱えて店内へ、
サッサとレジへ行けばイイものを誘惑して来るんですよねっ
本達が…で、やっぱり数時間、本を手に取っては戻しを繰り返し
指の水分・油分が本に吸いとられて来たころ、たまたま開いたページに
大好きな立原道造の詩が…
立原道造、24歳で夭折した詩人。
儚くて神経質なほど繊細で美しい詩はまるで白昼夢のように頼りなさげな
余韻が本を閉じた後に残ります。
久々に再会した大好きな詩に当時のヒリヒリとした感受性が甦って来て胸がざわついてしまいました。
月日の流れの速さの中でもずっと変わらない強さがこの詩人の詩にはあるということに気がついた嬉しい再会でした。
明日で年内のレッスンは全て終了。
年末・年始は大好きな読書と共に今までを振り返のもイイかもしれません。
現在の私もこれからの私もこれまでの私の続きだものねっ。
本のタイトルは本上まなみさんの「ほんじょの虫干」
本文はこれから読みま~す。
「そう!花は またひらくであろう/さうして鳥は かはらずに啼いて/人びとは春のなかに 笑みかはすであろう/今は 二月 雪の面につづいた/私の みだれた足跡…それだけ/たった それだけ__私には…」
「浅き春に寄せて」
立原道造
一日中いられます。
たまたま、通りかかった古本屋さんのワゴンに高村光太郎の「智恵子抄」が、
BOXに収められた真っ赤な装丁が痛々しいほど美しく、想わず抱き抱えて店内へ、
サッサとレジへ行けばイイものを誘惑して来るんですよねっ
本達が…で、やっぱり数時間、本を手に取っては戻しを繰り返し
指の水分・油分が本に吸いとられて来たころ、たまたま開いたページに
大好きな立原道造の詩が…
立原道造、24歳で夭折した詩人。
儚くて神経質なほど繊細で美しい詩はまるで白昼夢のように頼りなさげな
余韻が本を閉じた後に残ります。
久々に再会した大好きな詩に当時のヒリヒリとした感受性が甦って来て胸がざわついてしまいました。
月日の流れの速さの中でもずっと変わらない強さがこの詩人の詩にはあるということに気がついた嬉しい再会でした。
明日で年内のレッスンは全て終了。
年末・年始は大好きな読書と共に今までを振り返のもイイかもしれません。
現在の私もこれからの私もこれまでの私の続きだものねっ。
本のタイトルは本上まなみさんの「ほんじょの虫干」
本文はこれから読みま~す。
「そう!花は またひらくであろう/さうして鳥は かはらずに啼いて/人びとは春のなかに 笑みかはすであろう/今は 二月 雪の面につづいた/私の みだれた足跡…それだけ/たった それだけ__私には…」
「浅き春に寄せて」
立原道造