台所というよりキッチンな小さい我が家のスペースが大好き
その小さな空間の音も香りも色も手触りも何もかも好き
五感で感じる自分
私と世界を繋いでくれるような 世界から束の間匿ってくれるような この小さな空間が好き
台所での想い出いっぱい
子供の頃 毎年お正月を迎える前の母の台所仕事は圧巻だった
ガスレンジもオープンも石油ストーブもフル稼働
普段 台所には立たない父が知り合いから仕入れた大きな鯛や新鮮な魚をさばく風景
大皿に盛られた お料理がお重に詰められて元旦を待つだけの座卓の上
人が良く集まる家だったから お皿やコップも沢山あった
その他 誕生日にクリスマス
仕事で遅くなっても用意されている食事
毎日持たせてくれた お弁当
台所と家族の食事の風景は私にとって当たり前であり かけがえの無い大切な想い出
一人暮らしをする時 絶対に譲り受けたかったもの
祖母の形見の菜切り包丁
母が兄妹達と祖母の名前入りでプレゼントした大切なもの
私の持っている包丁はこれだけ
他のどんなものより手に馴染んで使いやすくて この包丁に合わせてまな板を選びました
時々 祖母の家にご飯を作りに行っては この包丁を使わせてもらっていたんだけどカボチャだけは上手く切れなくて祖母が代わりに切ってくれていました
高齢による少し震えた手で包丁を握るのはヒヤヒヤなんだけど 不思議なほどスパーんっとカボチャが切り分けられて行くのを今でもカボチャを見るたびに想い出します
すっかり私の持ちグセや切りグセがついちゃった
そろそろ研がなきゃ
私のこの小さなキッチンも祖母が立てば台所と呼べるものになるんだろうな
で
研いでもらいました
おばあちゃん喜んでるー!
ありがとうMAFさん
To live is…
Thinking
Praying
Giving
Much love
Osaka Yao and…Anywhere
Yoga Shala∞Pranava
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