79年前の8月15日。焼け野原となった梅田。
その路傍に小さな露草が咲いていたそうです。
小さき花といえど、一生懸命に咲くその姿に、当時の氏子さんらは励まされたそうです。
未だ世界では、戦火が燻る現代。79年前の当時を知る方々も年々少なくなってきています。戦争の惨禍を再び繰り返さぬよう、御神前に平和を祈念し、露草一枝を奉りました。
露草は当宮境内に生えていたものです。今年は強烈な暑さのせいか、花は小さいですが、79年前と同じく8月の暑さの中、涼しげな青色を見せてくれています。
器は、戦時中用いられた陶器製の手榴弾です。当時は兵科の火器として作られたものも、現代では平和の花器となっています。
ただただ平和への祈りと、戦没者の方々の御霊の安からん事をお祈り申し上げます。
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