今日、11月23日は新嘗祭の日です。
一年の収穫を感謝し、今年とれた新米を先ず神さまにお捧げする、一年のうちでも重要な神事です。
宮中におきましては、23日18:00から20:00まで「夕の儀」、そしてこのあと23:00から翌24日の1:00まで天皇陛下御自ら「暁の儀」の神事が宮中三殿の神嘉殿にてとり行われます。
昨年からは陛下の御年齢を考慮し、一部略されているようですが、それでも神事に臨まれる陛下の姿勢はお変わりありません。(この神事の時刻を定められたのは当宮のご祭神であらせられる嵯峨天皇さまともいわれています。なお、当宮においては、10月15日に秋祭がある事から、新嘗祭においては神職のみで執り行っております)
このお祭りは「新米」のお祭りでもあり、暁の儀の後、神さまにお供えした新米を「お下がり」として、24日の朝食に頂戴する。これが古い倣わしでした。つまり新米解禁日でもありました。
ちなみに、この新嘗祭は明治5年までは「11月の中卯の日」。つまり「11月中の二番目の卯の日」に行われるのが倣わしでした。今年は7年ぶりに中卯の日にあたっています。
なぜ卯の日なのかというのには説が色々とありますが、卯は方角では東方を示し、時刻では明け六つ、午前6時を示し、季節では春を表す事から、陽の気があふれ、さらにどんどん伸びゆく意味を付託して、来年の実りもさらによくなりますようにという願いを込めたものではないかともいわれています。
また、宮中の新嘗祭には白酒黒酒という特殊な御神酒がお供えされ、柏葉の器などが用いられるなど、古代の日本を今に伝えているお祭りでもあります。
明日の朝からは新米を頂いて、天地の神々への感謝と、ごはんを食べて命を今日まで繋いで下さったご先祖さま方、また常に自身のまわりで助けて下さる、地元の神様、そしてご家族、友人、農家の方々さまざまな人への感謝を込めて、「いただきます」を唱和して、美味しくごはんを頂きましょう。

一年の収穫を感謝し、今年とれた新米を先ず神さまにお捧げする、一年のうちでも重要な神事です。
宮中におきましては、23日18:00から20:00まで「夕の儀」、そしてこのあと23:00から翌24日の1:00まで天皇陛下御自ら「暁の儀」の神事が宮中三殿の神嘉殿にてとり行われます。
昨年からは陛下の御年齢を考慮し、一部略されているようですが、それでも神事に臨まれる陛下の姿勢はお変わりありません。(この神事の時刻を定められたのは当宮のご祭神であらせられる嵯峨天皇さまともいわれています。なお、当宮においては、10月15日に秋祭がある事から、新嘗祭においては神職のみで執り行っております)
このお祭りは「新米」のお祭りでもあり、暁の儀の後、神さまにお供えした新米を「お下がり」として、24日の朝食に頂戴する。これが古い倣わしでした。つまり新米解禁日でもありました。
ちなみに、この新嘗祭は明治5年までは「11月の中卯の日」。つまり「11月中の二番目の卯の日」に行われるのが倣わしでした。今年は7年ぶりに中卯の日にあたっています。
なぜ卯の日なのかというのには説が色々とありますが、卯は方角では東方を示し、時刻では明け六つ、午前6時を示し、季節では春を表す事から、陽の気があふれ、さらにどんどん伸びゆく意味を付託して、来年の実りもさらによくなりますようにという願いを込めたものではないかともいわれています。
また、宮中の新嘗祭には白酒黒酒という特殊な御神酒がお供えされ、柏葉の器などが用いられるなど、古代の日本を今に伝えているお祭りでもあります。
明日の朝からは新米を頂いて、天地の神々への感謝と、ごはんを食べて命を今日まで繋いで下さったご先祖さま方、また常に自身のまわりで助けて下さる、地元の神様、そしてご家族、友人、農家の方々さまざまな人への感謝を込めて、「いただきます」を唱和して、美味しくごはんを頂きましょう。
