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日々思ったこと、見たことなどを書いています。

後藤さん、湯川さん人質事件を振り返って 事実らしきもの

2015-02-10 12:33:35 | 世相・政治他
私はイスラム国は、条件によっては後藤さんを殺害しないと思っていました
理由は、あえて後藤さんを殺害する必然性がなかったと思われたからです

昨日話をした知り合いの意見は、
「イスラム国に譲歩し交渉して後藤さんを救ったら同じような事が再発する」
「行った本人の自己責任だ」
おそらく
「見殺しにする(やむを得ない)」という意見のもとはそこにあると思いました
そして、彼女は「後藤さんは殺されると思っていた」と言いました
色々な面で私の考えとは違ってました

もしもどの国の、誰も交渉せずに「見殺しにした」からと言って
イスラム国は人質作戦をやめるでしょうか?
否、と私は思っています
アメリカの空爆の報復措置としての人質殺しは続くでしょう
つい先日も一昨年捉えられた人質のアメリカ人女性が亡くなりました
ヨルダンの空爆による死亡と伝えられましたが、真相は定かではありません

安倍首相の支持率が5%上がったそうです
ホォ、そうなんですか、と思いました
おそらくは、私の知人のような意見の賛同者が
この安倍首相の行為を評価したと思います

「人質が殺された結果を評価する日本人」
ですね
外国では驚かれているようですが
存外今の日本人は冷酷になっていると思っています
日常生活でもそんな感触を受けますから
自分の事しか頭にない、所謂自己中の人ばかりのように思えます
人の事をかまったり、心配するのは「馬鹿」と思われています
み~んな「自己責任」の弱肉強食の時代は目の前です、あるいは今現在

話を戻しますが
安倍首相は、後藤さんを見殺しにしたわけではないようです
昨日他の人のブログを読みました
私の知らない事が書いてありました

私は後藤さんを殺すとは決まってないだろうと思っていました
交渉次第では生還できるのではないかとずっと希望を持っていました
それは紙一重のことではないかとも思っていました
何しろ相手は「異常性」がありますから

1月28日頃に、後藤さんがトルコのイスラム国が指定した場所に
連れてこられた、という情報はありました
イスラム国に親戚のある?シリア人の人が得た情報とか
報道陣もいっぱい行ったそうです
又、建物の屋上に数人のイスラム国の兵士が見えたような画像も公開されました
当時、女の死刑囚がヨルダンを出たという情報も出ました
これは、誤報であると後から判明しました

で、おそらく推定されるのは日本がヨルダンに多額の援助金
つまり、見返りのお金を払ってヨルダンの女死刑囚を解放し
人質である後藤さんと交換し、後藤さんの命を救うという案です
これは、当初から出ていたものでした
それしか方法はないように思われました

ですから、それで後藤さんは助かるかも知れない、と私は期待しました
ところが、出てきたのはパイロットの問題です
日本の大方の人はパイロットのお父さんのような
「パイロット(日本人)だけを助ければいい
他国のジャーナリスト(パイロット)は関係ない」などという言い方はしません
この辺りの凄さが、つまり過酷な環境に育った中東の人達の
生きることの厳しさ・大変さなのだろう、と認識させられました

最終的にパイロットは既に殺害されていたとわかりました
この交渉の為ではなく、1月3日という早い時点の話でした
そして、その情報はヨルダン・アメリカ・日本の全てに伝わっていたという事です

ヨルダン政府は既にパイロットは生存していない事を知っていた
ですが、お父さんや民衆は知らなかった
で、ヨルダン政府が後で言った事は「政府が転覆しかねなかった」から
パイロットの返還を要求せざるを得なかった

ですが、どうも真相は違うようです
菅官房長官は「そういう情報(パイロットは既に死亡)があった」と認めていました
ヨルダンも知っていた
イスラム国はパイロットの返還を絶対に交渉の上に乗せて来なかった
既に死亡しているので返還には一切コメントはなかったという事です

どうするか、ヨルダン政府に日本政府は相当な金額を提示し
後藤さんの返還をしようと折衝した、それには成功したようです
金額は莫大なものだったようです
安倍首相は後藤さんを見殺しにしようとしたわけではなかったが
そこに至るありとあらゆる不用意な行動が、
ここまで問題を大きくしてしまった

最初に後藤さんの奥さんにイスラム国から身代金の要求が来た時に
当然政府にはその連絡が入っていた
しかし、安倍首相はどうやら何もしなかった可能性が出てきた
その時点で水面下の交渉ができていれば、こんな事にはならなかったと思われます
イスラム国は何を言ったか「安倍は逃げ回っている」との声明文です
この意味はそういうことだったのかと思いました

そして又不用意にも人質二人がいるにも拘らず中東に出向いて
イスラエルの国旗の前で、とんでも演説をした
その上、ヨルダンに対策本部を置いた
後藤さんはどんどん危険に晒されて行ったのです

ヨルダンとイスラム国の人質交換の交渉がほぼまとまった頃
後藤さんもトルコ国境に移送された

その後です
「パイロットの生存確認を」とヨルダン政府が言った
私にはこれが非常に唐突に思われたのです
事は一刻を争うように見えました
テレビなどの知識人と言われる人達が
「人質の生存確認は真っ当な手続きだ」とか言っていたので
ふーん、そんなものなのか、と思いました
ですが、はっきり言ってパイロットの生存確認をしてどうなるのか、とも思いました
生存確認をして、では生きていたなら交換するのか
イスラム国が交換すると言っているのは後藤さんでパイロットの事は何も言ってない
何も知らない私は、そこで非常に苛立ちを感じ、危険を感じました
この申し出が奇異に感じられたからです
相手の交換条件は死刑囚と後藤さんであって、パイロットの事は何も言ってない
ここで交換条件を変更するとは到底思えなかったからです
後藤さんは殺されてしまう、と再びがっくりしました

後からわかった事です
予め「パイロットは亡くなっている」と知っていたと思われるヨルダン政府が
何故パイロットの生存確認を求めたのか?

アメリカのオバマ大統領の「人質交換・交渉への妨害行為」
だったのだそうです

アメリカは、もう自国の利益や思惑の為にしか動いていない
中国の尖閣諸島への対応もしかり

安倍首相を頭に抱く日本人は、明らかにおかしい政治を肯定しているという事です
支持率があがったのも、そういうことでしょう
それがどういうことかを考えもしないのではないかと思います
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「後藤さん解放 保証なかった」 ヨルダン下院外交委員長 東京新聞より

2015-02-03 11:37:46 | 世相・政治他
「後藤さん解放 保証なかった」 ヨルダン下院外交委員長
2015年2月2日付 東京新聞夕刊

 【アンマン=共同】ヨルダンのバッサム・マナシール下院外交委員長は一日、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」を名乗るグループが後藤健二さんを殺害したとする映像を公開したことについて、「イスラム国」は「人質交換」交渉で真剣さや誠実さに欠けたため信用できず、要求通り女の死刑囚を釈放しても「後藤さんが解放される保証はなかった」と述べた。首都アンマンで共同通信と会見した。

1日、アンマンで日本人人質事件をめぐり会見するヨルダンのバッサム・マナシール下院外交委員長=共同

 マナシール氏は、日本人の後藤さんと無関係の女の死刑囚との交換をイスラム国が持ち出したことについて、「国家の最優先課題」として解放を目指している軍パイロット、カサスベ中尉奪還を求めるヨルダン世論と、後藤さん解放を求める日本政府の板挟みになるよう政権を追い込む狙いがあったと指摘。

 中尉奪還を期待する報道が過熱気味で、女の死刑囚との交換で後藤さんだけが解放され、中尉の拘束が続けば、国民の不満が爆発して「革命が起きて政権が転覆しかねなかった」との考えを示した。マナシール氏は女の死刑囚を釈放できなかったこうした事情について「日本国民が理解してくれることを望む」と述べた。

 「イスラム国」を信用できなかった理由としては、中尉が生存している証拠を示さず、女の死刑囚を釈放した後の中尉の安全を保証しなかったことを挙げ、「日本政府も同じ認識を共有している」と述べた。

 「イスラム国」が後藤さんよりも早期の殺害を予告していたカサスベ中尉の現在の安否については「五分五分」との見方を表明。既に殺害され、「イスラム国」が将来、遺体と女の死刑囚の交換を求めてくる可能性などがあると語った。
-------------------------------------------------
>要求通り女の死刑囚を釈放しても「後藤さんが解放される保証はなかった」

>中尉奪還を期待する報道が過熱気味で、女の死刑囚との交換で後藤さんだけが解放され、中尉の拘束が続けば、国民の不満が爆発して「革命が起きて政権が転覆しかねなかった」

上記の「保証はなかった」は口実に過ぎないと思います。
それでは、パイロットとの交換であっても同じ事が言えます。
そういう言い分では、人質交換そのものがあり得ない話になってしまいます。
保証がないのであれば、パイロットとの交換も出来ないではないですか
現に何十人もの人質が解放された事実はありますし
未確認ながら、後藤さんがトルコの人質交換地点まで護送されていたという情報もあります

本当の理由は、国民の要求に応えなければ政府が危なくなるから
日本人との人質交換よりも自国のパイロットを強引に優先させた結果
二人共殺される可能性が出てきます
それでも、ヨルダン国民の意向を優先させ、政府を維持する為に
パイロットとの交換を強引に進め、しかも後半の交渉では
「そうしなければ死刑囚や他の捕虜を殺す」と逆に脅しに入った
結果、後藤さんは見殺しにされたのです

国民性の違いとしか言い様もなく、こういった事情からも
中々中東地域の安定は望めないのではないかと思いました
風土やその他色々なものが、全く違う過酷な状況下の中
こういった事が起きているのだと実感しました
貧困しかりです
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後藤さんの件

2015-02-02 17:00:11 | 世相・政治他
ここに来るまでに、何故こういう事になったのかの様々な状況はあると思いますが
最後の殺害に至る直接のものは、ヨルダンが自国のパイロットを優先して
後藤さんを完全に交渉から除外したことにあると思います

テロリストと相対する時に、あのような交渉は非常に危険を伴うもので
まず、後藤さんを見殺しにすることを前提とした交渉でしかないと思います

イスラム国には後藤さんを何が何でも殺さなければならない理由がなかった
おそらく、殺す派と返還派の軋轢から、ヨルダン政府の対応の結果
殺す派の意思が通って殺されたのではないかと思います

本当に辛い思いで見続けてきましたが、何とも言いようがありません。
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「イスラム国」と書いて

2015-01-29 15:13:14 | 世相・政治他
画像検索したら、全く見る気もなかった酷い画像がそのまま出てきて
ハァ・・・・ッ、、と溜息しか出ませんでした
人間というか、男の負の面が露骨に出ているとしか思えません
動物が食べるため、生きるために他の動物の命を奪うのとは意味が違います

明けても暮れても喧嘩、つまり戦争ばかりしている
みんな始めるのは男でしょう、違いますか?

私達が日常暮らしながら、男と話す時、例えば私の例で言えば
兄にも弟にも本音で話はできません
本音で、そのまま言えば必ず相手は喧嘩を売ってきます
本当の事をそのままには話せません
男は結構ずるいですし、沽券とやらが凄くてその為には嘘もつきます
主人に言わせると、これは「どうしようもない」のだそうです
だから、「男を人間と思わないほうがいい」と

イスラム国のように、残虐の極みを尽くして悦に入っている
これは、女にはあまりない感覚です

その傍らで、今もニュースで言っていますが19才の女子大生が
「子供の頃から人を殺してみたいと思っていた」という
そういう女がいます
昨年も、いきなり友だちを殺してしまった高校生がいました
これらのいきなりの殺人願望のある女たち、特に若いですね
彼女らの中の何がおかしくなったのかはわかりませんが
女の起こす殺人事件は、男に比してかなりの率少ないとは思いますが

男が非常に切れやすく作られているのは感じます
だから「肩が触れた」だけで喧嘩になるのでしょう
沽券?
そして、見ているとどうもいつも

「どちらが強いか」
「どちらが立場が上か」
「どちらがより金を持っているか」
「どちらが、権力を多く持っているか」
「どちらが、いい顔や体をしているか」
「どちらが、より女にもてるか」

そんな事で、常に競い合っているようにしか見えません
きっと一生の全てがそこに集約されていると言っても過言ではないかもしれません

新聞の読者の投書欄で、日常のひとコマや思った事を書く欄がありますが
つまり、意見などの投書ではなく
ああいうものを読んでも、男の人のはつまらないのです
どこかで自分を卑下したり、誰かと比べたり
大向うを気にしているのが感じられたりして
そのままの、切り取った素直な日常の微笑ましい話にはなっていないのです
いつも何かと張り合って生きている
だから、いつも誰かと競ったり、コンプレックスを感じたり
嫉妬したりしながら生きている
それが、男の中味なのでしょうか?
鎧兜が重過ぎて、それに押しつぶされないようにするのは大変ですね
いつも差別される側の、忍耐の女の方が
心の中は自由だと言えるのでしょうか?

そして、壊れてきた若い女性の心の中に
そんなものの欠片がチラチラ見えてきているのかも知れないとは思うのです


日本女性の花 真冬に咲いている撫子
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功なり名を遂げた(有名)人の仙人化、、、

2014-11-08 23:12:20 | 世相・政治他
これは、あくまでも私の私感なのですが、
その仙人化した方々というのは、決して枯れた年齢でもなく
逆に言えば、今の実年齢よりも若く、しかし感覚は老成し、、、
という感じを受けるのです
あくまでも私がそう感じるということだけなのですが

まずそういう風に思ったのは、今病気療養中の坂本龍一さん、
テレビにはあまり出たがらない、中島みゆきさん
亡くなられてしまいましたが、忌野清志郎さん
糸井重里さん
今ちょっとこの方々位しか思い浮かばないのですが、
思い出せないままに、もう少し心当たりはありました

私は中島みゆきの歌が好きですが、彼女の歌は途中から
歌の趣きや歌い方が随分と変わって来たような気がします
最初の頃は、私的な恋の歌や人間としての煩悶・憤悶、疑問、悲しみ、切なさなど
まぁ、最初に公になった「時代」は、
既にその後のものを連想させるものではありましたが
ですがある頃を境に、その歌う内容は「人々へのもの」に変わり
そして歌い方は、力強く又叩きつけるようなものにもなっていきました
美しい・弱い・人間として、女としてのものから
人への大きな愛情や、励まし、人間愛…、そんなものへと
変遷していったような気がします
その代表的なものが「地上の星」であったのかもしれません

忌野清志郎さんは、最初から仙人のような人であったのかもしれません
私自身はよく知らないのですが、その歌と歌い方に一種独特の
人への愛情のようなものを感じていました
何も知らないままでしたが、好きでしたね、その歌や人間性が

坂本龍一さんもよく知らないですが、
動物から、原発から、世界平和へと?
自分の持ち得るものを生かして、何か誰かの為に
世の中?世界の為に?人類の為に生きていこうとしている
そんな感じを受けました
あぁ、この人は俗世間を離れた仙人になりつつあるんだ・・
そんな思いを受けるようになりました

自分が自分の才能を生かし、活かされ、
充分と思えるようなことをしたと思う?その後に・・
私利私欲を離れたものに移行していくようになった
そんな感じを受けます

これから先は、何か世の?役に立ちたい、とそう自然に思ったような
色々なものを削ぎ落として、残ったものは良いものであろうとしている
何かをどこかに返して行こうと思ったような?
そんな感じですかね?

枯れるには早過ぎる、のに何故?
余力のあるその時に、もう一働きするそのことは
自分の為に、ではない、、、、、
だから、きっと彼らは仙人になりつつあるんだろう、
そんな思いを受けました


寒い中、三番目のオクラが咲きましたが、小さいです
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女子アナのミニスカ2 「セクハラ裁判」

2014-10-09 23:03:47 | 世相・政治他
ちょっとネット検索してみました
「女子アナ ミニスカート」で検索したら
最初は、女子アナのミニスカートファン?のサイトが
ずらっと出てきてビックリ
これではしょうがないと、順に見て行ったら
どうやら出てきた言葉は「視聴率」

そして、次に見たのが「ミニスカ強要 精神的苦痛 裁判」でした
------------------------------------------
静岡放送の元アナ 雇用継続求め提訴
2014.3.25 02:21

 静岡放送(本社・静岡市駿河区)の元アナウンサーの女性(24)が、今年2月に契約を打ち切られた(雇い止め)のは不当として、雇用継続の確認などを求めて静岡地裁に提訴していたことが24日、明らかになった。

 訴状によると、女性は平成25年3月に同社に契約アナウンサーとして採用され、3本の番組でレギュラーとしてアナウンス業務を担当。しかし、番組の男性ディレクターから「ミニスカをはけ」といわれるなどセクハラやパワハラ行為を受け、精神的苦痛により声が出にくくなる心因性発声障害などの症状を訴えていた。同10月に同社から「声が安定せずニュースが読めない」と雇い止めの通告を受け、12月に入って完治したことを訴えたにもかかわらず番組を外され、契約更新を拒絶されたとしている。

 同社総務局は取材に対し「当社としては契約更新を拒絶したことには相応の理由があると考えており、今後の裁判で主張していきたい」とコメントした。  
--------------------------------------------
えーーと、、、これは、テレビ局側で
「視聴率が取れるから、ミニスカートをはいて」と
女子アナに、本来の仕事以外の役目をさせているということになります
ヒラヒラのお洋服に、ミニスカート姿で
可愛さを売り物にして、視聴率稼ぎをさせられる女子アナ
これが「女子アナ ミニスカ」の原因のようです

一律に、流行りもしていないミニスカート姿で
脚までうつることを想定した計算された服装、
ということになりますが、正直言って、不快です
性を売り物にさせられている女子アナ、
という感じはぬぐえません
同時に見ている側にもそういう思いをさせることをいとわない
男社会ということです
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拾った財布 その後

2014-10-06 22:44:48 | 世相・政治他
財布を拾って交番に届けたいきさつは前に書きましたが
その後、どうなったか、です

運転免許証や健康保険証、銀行のキャッシュカードなど
必要な大事な品が入っていたので、
すぐに落とし主が現れるかと思いきや
一週間経っても何の音沙汰もなし
はて・・・?どうなっているんだろうか?
10日程経ってから、交番から電話が
「落とし主の◯◯さんが財布を取りに来ましたので
後ほどお礼の電話があると思います」

はいはい、今頃現れましたか・・・

それから何日経つのやら
落とし主の◯◯さんからは、何の連絡もありません
運転免許証から、落とし主の顔は知っています
まぁ、そこそこ誠実そうな顔かもしれませんが
はて、これから後、落とし主から連絡はあるでしょうか
ないでしょうか?

世知辛い世相を反映して、落としても見つからなかったり
拾ってもお礼の電話はないかもしれません
こういう場合「お礼の電話を望むなんて」という人は多いでしょう
いいんですよ、私みたいな人がいても
単に喜びの共有がしたいのかもしれませんし
私が落とした側なら、お礼を言いたいから
そういう理由です

でも、私の落としたバッグやキャッシュカード10枚と
メガネ(新品も含め)三個は戻っては来なかった
誰も警察に届けてくれなかったんです
私には必要なものばかりだったのに

クイズ、というか予想
これから落とし主から電話がある確率は何%でしょうか?
私の今の心境では30%位かな
もっと少ない可能性もあります
主人に聞いてみたら「ないんじゃない?」
つまり 予想は 「0%」でした
昭和を懐かしむ前に、
己の態度を顧みたらいい人もいるかと思いますが

東日本大震災が起きた時に「絆 絆」と歌うがごとく
喧伝された言葉ですが、その中に新聞に載った小さな記事
独り暮らしの人とか、年寄りとか、
「誰も助けてくれなかった」
「誰も心配してくれなかった」
そういう被災者の声が載っていました

綺麗事のいい人ぶりっ子はやめて下さい、と思います
お祭り騒ぎの絆よりも、本当の意味の誠実さは
そういうところにはございません、かも
しれません
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朝日新聞購読をやめました

2014-10-05 20:47:55 | 世相・政治他
朝日新聞を取っていましたが
けれど、9月いっぱいで購読をやめました
私はまだ決めかねていたけれど、主人が独断でやめました
前から「やめようか」の相談はされていましたが、、、
朝日新聞の最大の問題(私の事務的問題)は紙面が多過ぎる事でした
問題その2はチラシが多過ぎる事でした
その事で朝日新聞に電話して
「チラシが多過ぎて困るのだけれど何とかならないか」と聞きました
朝日「チラシを入れないようにする事はできます」
私「でも、スーパーのチラシは必要なのですが・・」
朝日「そういう事はできません。全部入れるか全部入れないかしかできません」
それで、諦めてチラシは入ったままに

私「紙面の数が多過ぎるのですが」
朝日「新聞には決まりがあって、紙面の50%迄は広告を入れていい事になっています」
はぁ、、、
チラシは朝日の独壇場だとは聞いていたけれど、
おそらく、紙面の広告も一番かも
朝刊は40ページにもなります
丁寧に新聞を読みたい私としては、読みきれない事がしばしば
「後で読もう」と思う新聞が溜まり続け、部屋に新聞の山が・・
主人に「何とかしてよ」と言われ続けながら、減らない・・
で、読むのが滞る原因の一つが「記事がつまらなくなった」
もう一つは、パソコンなどを見たりして、じっくりと
新聞を読む時間が取り難くなってしまったという時代的なものも。。
かくしてすったもんだしている内に、朝日の問題報道の件が起きました
しかも、朝日はきちんと謝罪をしていない
しかも、池上さんの記事を内容如何で差し止めた
なんちゅう自己中な偏向した事をするのか
「這っても黒豆」をやるんじゃないよ

従軍慰安婦の問題は主人から以前に聞いていた
どんな内容であれ「ウソはいけません」よ
私達は「ウソをついてはいけない」と育ってきたのだから
「過ちを改める事憚る事なかれ」だったっけ?
違いました↓

「過ちては改むるに憚ることなかれ」

でした
しかも、朝日は謝罪記事も妙だったし
9月末だったか、郵便受けにタオルと謝罪文が入ってました
間違えました、
「謝罪文」ではなかったのです
その文章もきちんとした「謝罪」になっていなかったのです
これで、主人は決めたみたいです
で、主人が会社から電話で「朝日新聞を断ったから」と私に言って来ました
私ゃ、林真理子の自伝とかいう新聞小説の
「マイストーリー」とかいうのを切り抜いて(後で読もうと)
いたのですが、それが連載途中で切れました
朝日新聞はやめました
漱石の「こころ」の連載は終わっていたのでよかったです

残念ですが、朝日新聞はおかしくなりました
実家では東京新聞を取っていますが、東京新聞は
「朝日他の新聞は反原発のデモなどを小さく載せている」
と批判しています
朝日はもはや、民衆の新聞ではなくなりました
マスメディア自ら言論統制をするようでは終わりです
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「介護義務」について 

2014-10-04 23:38:21 | 世相・政治他
扶養義務についてですが、=介護の義務とかいう場合・・
まず、扶養義務という言葉の意味について

以下ウィキペディアです↓民法

>扶養(ふよう)とは、老幼、心身の障害、疾病、貧困、失業などの理由により自己の労働が困難でかつ資産が十分でないために独立して生計を営めない者(要扶助者)の生活を他者が援助すること

つまり「扶養」の意味は、「世話をする事」なのではなく
「経済的な援助をすること」、というのが基本の意味のようです

介護についてですが、法的には介護義務という言葉はないみたいです
ですから、老親の面倒を見る、ということについての
法律上「労働としての扶養義務」も存在しないのではないかと思います

では老親を放っておいてもいいのか、ということですが
ケースにより違いますが、裁判の判例で懲役刑という例があるそうです

<77歳の母親を自宅に置き去り、刑事裁判>
歩行困難で食事の準備ができない77歳の母親を自宅に置き去りにしたまま家出したとして、保護責任者遺棄罪に問われた長男の無職(53才)=前橋市=に対し、前橋地裁は19日、懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。

こういう場合は「保護責任者遺棄罪」という罪になりますが

話は、義務でするか、そうでないかという事になってきます
義務はあるが、罰則規定はない、
こういう場合は努力義務ということになります

ここで問題になるのが、「嫁に扶養義務はない」とかいう話です
正確には「子の配偶者(女性)に扶養義務がない」
これが→「嫁には介護義務がない」という
妙な解釈で伝わっているということです
何となく「変な民法」だという感じを抱きます

ーーー
同居している家族はお互い助け合わなければならない
それは子の配偶者も同じ立場にある
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介護の担い手について

2014-10-03 11:47:04 | 世相・政治他
昔は親の介護は「長男の嫁」さんという立場の人がしていました
理由は、長男夫婦が親と同居し、親の面倒を見るというのが一般的だったから、
という事で、その根拠となる法律もありました
旧民法では、
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/kurashi/CO005562/20140508-OYT8T50267.html

> 旧民法(明治民法)では、原則として長男が全財産を相続する「家督相続」の制度をとった。戸主(家の長)となった長男には、親を扶養する義務があった。

> 家督相続は新民法で否定され、子の均等相続に変わった。「では、扶養は義務ではなくなったのか」というのが当時の親世代の不満だった。個人尊重をうたった新憲法によって、「子は親のことを考えず、自由に生きればいいことになった」という誤解もあった。

> 人生案内の回答者を務めた東京家裁調停委員、大浜英子は「新民法では、親の扶養義務は、子ども全員が平等に負う」と説き続けた。
-------------------------------------------
上記の記事のような事が実際に起きています
まず、扶養と介護の違いも誤解されているように思います

そもそも「扶養義務」というものについての誤解から生じて
「介護義務」の解釈にも問題が発生しているように感じます
私の近所では、お嫁さん=長男の嫁(の場合が多い)が同居しても
「同居するだけ」のケースが見られるようになっています
又、親の土地で隣に住居を構え、関知しない、つまり
親の面倒を見ない、とか
二階建て、三階建て住居を作り、フロアーを別にして
「同じ家に住んでいるだけ」の長男夫婦もいます
理由「嫁には介護の義務がない」という事なんだそうです

しかもネットでは酷い書き込みが多く見られます
「嫁は相続権がないから」→面倒をみない
「扶養義務は実子に限られるから」 →面倒をみない

この言い分によると、息子の嫁は「介護義務(扶養義務)」がないから
親の面倒はみない
では、息子ばかり産んだ親はどうなるか
息子達がまだ仕事をしている年代の場合、家には誰もいません
嫁さんは「介護義務(扶養義務)」がないから親の面倒はみないと
主張した場合
親は、子供が何人いても、娘を産まない限り面倒は見てもらえない
そういう事になりますね
どこかおかしくないですか?

この理屈で言えば、
女は女の親と同居する →娘が親の面倒をみる
男は奥さんの親と同居する →娘が親の面倒をみる
さて、こうなると、娘しか介護の担い手はないという事になります
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侮(あなど)るなかれ → おばあさんたち

2014-09-20 23:33:07 | 世相・政治他
私はひょんな事から、老人会に名を連ねることになりました
ちょっと「おばあさん」には早いのですが、って
もっと年が行っても、おそらく老人会なるものには、
正式には入らないではあろうと思います
私は、狼少年ケンの片眼のジャック、ひょうたん島のダンディ、
ムーミン谷のスナフキン、等が好きなものですから、
誰かとつるんで何かをするという事が生来苦手だからです

名前だけ連ねて会費だけ払って、一種の人数として
お役に立てば?という母に続いて、依頼されて入った老人会ですが
老人会の主な役員・会長を始めとして、皆様急にメンツが減ったり
足が弱ったり、病気になったりなど、会の運営が怪しげになり
どういうわけか、会長さんから、ほとんど面識もないわたくしに
電話がかかってきて、病院入院中の会長さんから、です
どういうわけか、会を進める為の要員として、はっきり言って
望まぬ働きをしなければならなくなりました
一時的なものと思いますが、そうでなければ困ります、が

で、会の会費を集めに回ったり、色々し始めたのですが
老人会のおばあさん、というか会員の方々と話をする内に
正直私は若造の?おバカ、という立場ではありますが、
私よりも上の年代というか、今のおばあさんたちの、、何というか
・・・筋の通った物の考え方というか、人間関係というか
観察眼の鋭さというか、人に対する扱いの「常識」とか「礼儀」とか
そういうものの凄さに出会い、(お)ばあさん恐るべし
(お)ばあさまたち侮るべからず、という境地に達しました

多少動きの悪い、少々皺のある、多少背の曲がった、
多少、足の不自由な、多少ぼーっとしているかに見える、
長らく生きてきた(お)ばあさん達のその心の中や頭脳
それを、見た目の多少の貧しさ?に比例しているかと思ったら?
それは大きな間違いでした

私達は、そういう年代の人達に育てられながら、
何気にゆるく育てられたに違いありません
なぜなら、彼女たちの「生きる上での厳しさ」を、その姿勢を、
しっかりとは受け取ってこなかったと思えるような気がしてきたからです
私達は、上の年代の方々のしっかりした生き方を
何とか受け継ぐことは出来なかったように思います
それは、人としての奥ゆかしさであり、人間関係における尊重であり、
謙虚さであり、相手に対する心の持ち様であり
しかも、それを持っているが故の厳しさであることに
気が付いたのです
つまり、私達の年代はその辺りが「ズボズボ」なのです
そういう躾をきちんとは受けて来なかったようにも思います
何故、そういう躾をなされなかったのか、
そこには、マスコミの影響とか、しばらく前にあった戦争とか
高度成長の世の中とか、色々な影響があったとは思われます
これら、人間関係を円滑にする為の作法、様式、その他は、
良くも悪くも、私達の年代で忘れ去られて行ってしまった
私はこのおばあさん達、年配の方と言っても
年代は70代後半から90代迄・・?
その方達から受け継ぐべきものを受け継ぐことはできなかった
多分・・、そんな気がします

私達が外から見て思う何倍ものことを、おばあさん達は思い、考えている
それを表に表さないから、私達はその事を知らないだけです
その事で、知り合いとちょっと最近話しましたが
私がこれらの事柄を話す前に、彼女は言いました
「◯◯さん(私の名)、あれ(あの人達)は、おばあさんではありません。」
私も同じ事を思っていました
「おばあさん達は、(見た目通りの)おばあさんではない」と


(猫も、そう言っています・・・)
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財布を拾うの件 続々 警官の対応

2014-09-15 20:09:50 | 世相・政治他
昨日の拾った財布を届けた時の警官の事を
知り合いの人にごく簡単に話をしたのですが、
返って来た返事に驚きました

もう既に何度かそういう事を経験済みで、
「拾った物を届けても嫌な思いをするので、
交番ではなく、駅の係員か、コンビニか、
ビルなら、そこのガードマンに渡して簡単に済ませている。
そうでない、置き忘れと見られる物の場合は、
面倒なので、我関せずと放っておきます」

とのこと
そうなんだ、今は拾得物を警察に届けて不快な思いをして
届けなくなるかもしれない時代になってきているんだ、
と思いました
稀に中には誠意のある警官もいるのかもしれませんが、
私が交番で不快な思いをしたのは、これが初めてではありませんから
こんなものなんでしょう

今回の場合、運転免許証とか入っていたし、
直接相手に連絡して、送り返した方が良かったのかもしれません
まぁ、それはそれで又、他の問題が生じるかもしれませんけどね

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財布を拾うの件 続

2014-09-14 19:55:52 | 世相・政治他
私が主人に事の顛末を告げ、弟も同じような扱いを受けて
文句を言っていた、と言ったら、主人曰く
「僕なんてもっと酷かったよ、犯人扱いされたから」
は?

つまり、私の時と同じように財布の中身はなかったそうで、
「入ってなかった」と言ったら
「本当に入ってなかったのか?」と言われたそうで
「入っていて盗ったら、持って来ませんよ」と返事したそうで
憤慨してました

そうか、みんなそういう扱いを受けてムッとしていたわけだ
これでは、財布や大事なものを拾って届ける人が減るかも知れない
マジで

自分の得にもならないのに、知らない人が困るだろうと
善意の心から拾ったものを警察に届けても、
余計な事をしたと言わんばかりのこの対応は一体何なんだ?
これでは、日本で物を落として無事手元に返って驚き喜ぶ外国人も
そういう経験は少なくなっていくかも知れないではないですか?

お巡りさんよ、善意の行動にはそれに報いる態度が必要なのではないの?
市民の協力は減っていくかもしれませんよ
お巡りさんの心がけや、常識的な対応が足りないばっかりに


お祭りの山車の前に立って踊っている、白い狐さんです
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「言論統制」 今の時代の話ですが

2014-09-03 12:54:35 | 世相・政治他
「花子とアン」、赤毛のアンの愛読者として、NHKのテレビ小説を見ています
今、時代は戦争が始まる時をやってますが
見るのも嫌な成り行きです

これ、昔の話じゃありませんね
今あちこちの行政が、「平和を訴える」もの全てを排除しようとしている
呆れ果てる変化が既に起きているのに唖然とします
あれだけ「懲りた」戦争を?やりたいんでしょうね、一部の男が

短歌、オブジェ他、「公共の場」から、行政からの締め出し
呆れて物も言えません
今のこの世の中で起きている事ですよ
信じられない思いで見ています
何だ?この行政の態度の豹変は
安倍内閣に阿(おもね)ってのことなんですか
そうみたいですね

開いた口がふさがりませんが、これが自民党や議員の本音だったんでしょうね
自民党の全てがそうとは言いません
昔も今も、真っ当な考えの人は多くいました
けれど、愚の前に力足らず、戦争は始められ
どんなに裏で苦労した人達も、全て波に飲み込まれ
人殺しを始めざるを得なかったのです

日頃そう思っていたけれど、どこかで言った方がいいんでしょうね
これ、戦争への道とか言ってますが、
それは今の世の中では、取り敢えず、
「世論の支持」なくしては成り立ちません
安倍内閣の支持率が、その安倍内閣を進ませている
今のこの道は「民意」の一部を反映しているのですから

高市早苗が、入閣?あの人変でしょう?
安倍イエスマンの女が入閣するんですよ
何が女の社会進出だか・・
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今の日本と徳川家康

2014-08-10 14:41:05 | 世相・政治他

日本人がこんなに「お上に逆らわなくなった」原因は、

徳川時代にあったのではないかと思うようになったのですが

(済みません、もしかして読んでいる方へ。一行開けの設定が直せず

読みにくくて申し訳ありません)だから

あの何百年か続いた徳川の世

その間に何を言う気も失せさせた何物かがあったのではないかと思うのです

今8月4日の東京新聞「思うままに」という梅原猛さんの文を読みます

題名は「江戸時代再考(一)」

見出し文字は「文武の力で太平の世」だそうです

書き出しを少し

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来年、平成二十七(2015)年は元和ニ(1616)年に没した徳川家康の四百回忌にあたり、彼が終の住み処(か)とした静岡の地を中心に、家康と江戸時代を再考しようという動きがある。

しばしば「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」という信長、「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」という秀吉に対して、「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」というのが家康の人生観を表しているといわれる。ここでの家康は、忍の一字で天下を取った政治家のイメージである。

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と、これを読んでみます。感想は後ほど。

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