あなたとお花と猫とエコと健康

日々思ったこと、見たことなどを書いています。

乃木神社 枝垂れ桜 と 漱石

2016-04-07 15:15:27 | 


先週の日曜日に乃木神社の枝垂れ桜を見に行きました
寒い日が続いたため、まだまだ咲き始めで満開ではありませんでした
境内では骨董市が開かれていましたが、
特に買いたいようなものはなかったです
結構人が出ていました

その後、近くに修道院があったので寄りました

庭に色々な花が咲いていましたが、かわいいこのピンクの花は
何の花かわかりません
春は名のみの・・今日も肌寒いです
修道院には小さなマリア像がありました

乃木神社には「宝物殿」という部屋があって
中には乃木さんの産着も飾られていました
自害した刀と、奥様が自害された短刀と
何とも言えない気分です・・
明治天皇が亡くなられて、その葬儀の日ですか
自害されたのは

そう言えば、夏目漱石の「こころ」の先生も
明治天皇に準じて自殺したのでしたっけ?
ウィキペディアにこう記載されていました
「漱石が乃木希典の殉死に影響を受け執筆した作品である。」

「こころ」については色々な思いがあります
Kの自殺について、心やましい思いを抱かない人間がいるでしょうか?
少なくとも私はそうです
永遠に解決しない問題のような気がします
開き直りさえしたら楽になるのでしょうが・・
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銀木犀が咲いていました

2015-09-30 13:26:31 | 
家には大きな金木犀があるのですが
銀木犀もあるのです
母が30年以上前に種を拾ってきて蒔いたのですが
何本か成長しました
ただ、地植えではなく大きなスチロールに植えてありますので
大きくはなれないようです

銀木犀は種がなります
この銀木犀の親は建設工事の関係で伐られてしまい
母が可哀想だからと種を持ってきて蒔いたのです
時々花が少し咲きますが、ここ数年は毎年
少しずつなのですが、咲くようになりました


白い花が銀木犀の花です
金木犀と同じ時期に咲くようですので、
匂いが金木犀と同じように強いかどうかはわかりません
見たことのある人は少ないかもしれません

又、その少しの花から実がつくのです
ですから実のなる確率は高いのかもしれません
金木犀は全くの花だけです
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夕顔がやっと咲きましたが・・

2015-09-14 11:48:50 | 
遅蒔きの遅い定植で、暑い暑い夏を越え
やっとの事で咲いた夕顔1号

   

咲ききれませんでした
上がペシャンコになっていて、指で持ち上げてもダメでした
絹のような光沢の、きれいな花弁です
残念ながら匂いはしません

本当は「夜顔」という名前のようです
一体誰が見るの?、という時間帯に咲きますが
その理由はわかりません
ちなみに「夕顔」↓とはかんぴょうの元になる植物で


こちらは「ウリ科」で別物だという話ですが

夕顔の方が響きがいいので、夜顔が夕顔と呼ばれているのか
それも、よくわかりません
紛らわしいです
ちなみに花の種も「夕顔」と記載されているんです

これでは、誰もこの花が「夜顔」という名とは思わず
「夕顔」という名前だと思いますよね
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今年の夕顔 まだ咲きません

2015-09-08 11:04:53 | 
今日も雨ですが、確か気象庁の予報では
「残暑が厳しい」・・はずだったですよね

以前は天気予報がよくあたり、参考になりましたが
いつの頃からか、大幅に外れる事が多くなりまして
予報通りになりませんで、かの気象予報士の方々も
「昨日はこれこれの理由で天気が変わりました」などと
しおらしく言っていたのですが、最近はもう関係ない、みたいに
ですので、半分位はあてにしないで考えた方がいいかと

遅く蒔いた夕顔、いくつも蒔いた中から3つ位芽を出して
そのうち、2つが育ちまして、なのに
いつまでもビニポに植えっぱなし毎年恒例ですが
7月9日頃やっと定植し・・
定植した時の夕顔


これが、最近のやっとこさ伸びた姿ですが



蕾は大分ついてきたのですが、暑くて咲けず?
今度は涼しくて戸惑い?
植木も大変な今日この頃です

昨年の夕顔 撮った日付は9月26日とあります
毎年こんなものでしょうか?


主人にも種を渡して、会社の近くで植えた夕顔はもう咲いています
私より早く定植しました
↓9月3日撮影


それにしても、今日は肌寒いくらいですねぇ 
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朝顔 昨日・今日涼しくなって咲きました

2015-08-26 13:21:00 | 
こぼれ種から発芽した朝顔です
しかも、落ち葉や枯れ葉やゴミみたいな土を集めた平たい大きな鉢から
つまり、土らしい土ではないスカスカの中から出てきた芽でした
グングン伸びる、ベランダの天井につかえてどこに行こうか、と



昨日18輪、今日は21輪咲いてましたが
寒いくらいの陽気になってしまいました
このアップダウンの激しい気候に、体調不調の私は又不調です
昨夜も5時間寝てないです
寝付きが悪い、眠りが浅い、目が覚めると寝られない
完全に睡眠障害となりました

  


朝顔の元気さを見習いたいって

  

きれいですねぇ・・・
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鉢植えのシシトウ

2015-07-10 14:32:27 | 

シシトウの苗を買ってきて、又ずっとビニポのまま放置で
かなり経ってから定植しました

   

それでも、けなげに強いシシトウは育ち
収穫も出来ました



これが三回目
苗はどういうわけか二本立ちで離れませんのでそのまま植え
一個買ってと主人に言ったのに、何故か二個買ってきました
当人曰く「オーシャンブルーを買ったつもりなのに
レジに行ったら、シシトウの苗を二個持っていた
何でかわからない」

ボケとるんと違うのか?
「オーシャンブルーって、あの琉球朝顔のこと?」
「そう」
「どこに植えるの?」
「会社のそばの花壇。エコで」
「やめといた方がいいわよ。買い忘れて良かった
あんなもの植えたら、そのうち苦情が出るわよ
誰があんなもの植えたんだって
あれ、木になる朝顔って知ってる?」
「ウン」
・・・・・・・・・

確かこのブログに写真貼ったんですが
琉球朝顔 その後

家の中が見えないほどの繁り様です
木ですから、一年草ではありませんので
うっかり植えたらエライ事になりそうです
コワ・・・

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毎日のように「雨」

2015-07-09 15:57:48 | 
最初はいきなりの暑さが続いて、どこが梅雨か、と思ったけど
ここに来て本格的梅雨の様相を呈してきて
「本格的過ぎる」と思ってます 

毎日毎日ビショビショのあちこちを見ていると
何だか、晴れない、文字通り晴れない気持ちになります

急に伸び出した遅芽出し夕顔が、ヒョロヒョロと伸びて
面倒がっていた定植をやっとしました
それも、二個の内の一個ですが

   

毎年朝顔を八十八夜にと思うことは思うのですが
いっかな動きが鈍く、今年もまだまともに朝顔を植えてません
ですが、こぼれ種から出た朝顔を、ノロノロとやっと定植し
漫画状態の園芸は続きます


やっと種蒔き後、、まだ、ビニポ状態の可哀想な朝顔と
オクラの「苗」(笑)

何だか面白くない毎日
つまらない・・・、と呟(つぶや)く毎日ですが
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オレンジ色のユリが咲きました

2015-06-10 12:16:06 | 


このユリは、前も書いたと思いますが、勝手に生えてきたものです
プランターに見知らぬユリの葉が毎年一本だけ生えてきて
これは、何だろう、私は植えた覚えがない、と思いながら
そのままにしておきました
ところがある年、数年前に突然茎が太く出てきて
何事ぞ、とか思ったらいきなり大きなオレンジ色のユリを数輪・・・
どなたですか、あなたは?
と、ネットで「オレンジ ユリ」と検索して出てきたのが
「ロイヤルトリニティ」という名前のユリでした



今年は、特に大きな茎はなく、三本同じような太さの茎に
それぞれ二つずつの蕾がつき、計6つ咲きました
写真は先に咲いた4輪です

花びらは模様もなく、実際の色はもう少し濃くてきれいです
それでも、なんとなくぼやけた色が美しい、、です
オニユリとかカノコユリのきつい色ではありませんし
斑点もないですが、それなりに淡い色が雰囲気があります

以前鉄砲百合、オニユリ、カノコユリ、スカシユリなど植えたことがありますが
中々通年咲くということもなく、自然消滅してしまいました
毎年きれいな黄色のスカシユリが咲きましたが、昨年は咲かず
今年は葉もなくなりそうな感じですので、なんとか保ってほしいです
中々に難しい・・・
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アマリリスが咲きました

2015-06-03 16:05:04 | 
    

条件が良くないのか、いつも咲くわけではなく
今年は何年ぶりの花です
二本茎が出て、一つは5輪、もう一つは遅れて4輪です

    

これは、最初の分ですが、中々立派に咲きました
花期は短いですが、花が大きいです
もう二十年以上経つかもわかりません
近所の人が球根をくれたのですが、中々咲かず
放っておいたら、咲きましたがぼやけた色でした
今は最初の頃よりも花の色が濃くなった気がします

一軒おいた隣の家にもアマリリスがありました
少し色が違いますが、殆ど同時期に咲いて感心します
花は季節を知っていて、
ですが、私達はここまで正確には時を知りません
何故時を同じくして、別の所の花も一緒に咲くのか不思議です
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黄水仙が咲きました

2015-03-19 16:16:01 | 
昨日の花の続きみたいですが、小さな黄水仙です
母がスーパーで400円で買って来たビニポの水仙ですが
毎年、綺麗に咲きます

       

プランターに植えっぱなしなのですが、減りもせず増えもせず
プランターいっぱいになったらさぞかし綺麗かと思うのですが
計画性のない植え主の私は、このプランターに
ハナニラとムスカリとを一緒に植えました

最初の予定ですと、順番に並んで咲くはず、だったのです
ですが、一番端のムスカリが機嫌を悪くして
昨年はとうとう咲きませんでした(今年も咲きません)
又、ハナニラは白と薄紫がありますが
ハナニラの薄紫のは、近所で落っこちていたのを拾って植えたものの
白も同様です、根が外に出ていて転がっていました
最初は一株だったのが、だんだんと勢力を伸ばし、
今や白のハナニラが黄水仙を覆いかねない勢いで
その上、多分薄紫のハナニラが隣のムスカリの機嫌を悪くしたのでは?とも

でも、もう疲れたのでそのまま放置です
このまま行くと、ハナニラの天下になりそうで、
それも困るのですが・・・
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花が咲きました

2015-03-18 11:30:40 | 
父と母が信州に行って買って来た苗木が
樹齢40年近くになります
老木になったせいか、環境が良くないせいか
年々花数が少なくなり、ほんの少しだけ咲きました
 
     
  (クイズ この花の名は何というでしょう?)

不思議なことに、必ずと言っていいほど毎年3月15日に咲くのです
昨年は、2日ばかり遅れて、3月17日に咲きましたが
今年は蕾も固そうで無理かなあ、と思ったら
3月15日きっちりに咲いたので、驚きました
植物はカレンダーを持ってないし、
毎年温度や環境は少しずつ違うと思うのに
何故、3月15日という日を知っているのか、大いなる謎です

ほぼ同時に黄水仙が咲きます
大抵は菜の花、と来るのでしょうが、
家は菜の花は植えていないので、黄色のアクセントは黄水仙です
春に咲く花は、黄色が多いのだと聞きますが
こうして見ると、黄色とピンクですね
小梅ザクラも少しですが咲いています

植物は季節を忘れずに生きていますが、
人間の心は少々いびつになってしまっているような気がしてます
自然の造形は美しいです
とても真似できるものではありません
自然と競うのはやめたらええがな、と思いますが
まぁ、その前に人間同士が争い・競いあうのを止めた方がいいかも
如何ともし難いです
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私の好きな花 アネモネ

2015-03-03 11:43:31 | 
     

アネモネ
分類
界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目 : キンポウゲ目 Ranunculales
科 : キンポウゲ科 Ranunculaceae
属 : イチリンソウ属 Anemone
種 : アネモネ A. coronaria
学名  Anemone coronaria
和名  ボタンイチゲ(牡丹一華)ハナイチゲ(花一華)
英名  Anemone

アネモネ(学名:Anemone coronaria)はキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。和名はボタンイチゲ(牡丹一華)、ハナイチゲ(花一華)、ベニバナオキナグサ(紅花翁草)。または、アネモネ属(Anemone)の総称を表すこともある。
地中海原産で、語源はギリシア語で「風」を意味するΆνεμος (anemos)から。ギリシア神話中に、美少年アドニスが流した血よりこの植物が産まれたとする伝説があり、稀にアドニスと呼ぶこともある。なお、adonisはフクジュソウ属の学名である。

特徴  一般に春先に花を開くが、その花は一重のものから八重咲のもの、花色も桃、青、赤、白等。草丈も切花用の高性のものから矮性種まで、野生種のみではなく、現在では様々な園芸品種が栽培されている。
種は長い毛を有し、風によって運ばれる。このため「風」が由来となっている名前が各地で見られる。花弁はなく、萼片が同じ働きをしている。 アルメニアの国花。

栽培  実生または球根から栽培するが、よほどに園芸に詳しい者でない限り、球根から栽培した方がよい。球根は直径1センチあまりの不定形の固まりであるが、とがっているほうを下にして、9月末から11月はじめに植え付ける。株間は20cmくらい、鉢に植える場合は、6寸鉢に3球植えにする。覆土は2cmくらい。日当たりと水はけのよいところなら、比較的よく開花する。

花言葉:
「はかない夢」
「薄れゆく希望」
「はかない恋」
「真実」
「君を愛す」
「嫉妬の為の無実の犠牲」

毒性  全草にプロトアネモニンを含む。茎を折ったときに出る汁に触れると皮膚炎・水泡を引き起こすことがあるので、園芸時には注意が必要である。

毒成分 プロトアネモニン
毒部位 全草、汁液
毒症状 皮膚炎、水泡、化膿
----------------------------------------------
私は花好きで、昔からアネモネが好きでした
子供の頃、庭に母が花壇を作り、アネモネが植えてありました

童謡にありますね「アネモネ横丁の10番地~」
今、調べて来ました↓
----------------------------------------------
「もんしろ蝶々のゆうびんやさん 」
作詞:サトウハチロー 作曲:中田喜直

もんしろ蝶々の ゆうびんやさん
朝から配達 朝から配達
あねもね横町十番地
角から二軒目 ハイ ゆうびん

もんしろ蝶々の ゆうびんやさん
せっせと配達 せっせと配達
ひなげし通りの六番地
まっかな看板 ハイ ゆうびん

もんしろ蝶々のゆうびんやさん
あちこち配達 あちこち配達
「チュウリップ奥さん ハンコです」
うれしい書留 ハイ ゆうびん
-----------------------------------
覚えているフレーズと言えば
「ア~ネモネ横丁(の)10番地~~
あ~さから配達、あ~さからは~いたつ~」
ですが、
何となく夢にあふれた歌詞ですね
作詞は、あのバンカラに見えるサトウハチローさんとか
この間、霊の話を書いた佐藤愛子さんのお父さんですねえ・・

アネモネの何がいいのか、どこがいいのかわからないのですが
繊細な感じか、その花芯あたりの面白い黒っぽい雄しべだか雌しべだか?
花弁とその花芯とのコントラストが、
何とも言えない雰囲気を醸し出しているのかもしれません

芥子、ポピーにも似ているのですが、どこか違う
惹きつけられる何ものかが、芥子とは違うのです
葉もいいですよね、細かい人参の葉みたいな葉っぱが
心惹かれる花 アネモネ
名前も何となくいいですよね 
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「春を待つ準備」 雑草学 1月20日東京新聞 コラムより

2015-01-22 12:03:09 | 
         春を待つ準備

 寒い冬の日、道ばたを見ると小さな雑草が寒さに凍えています。
霜で赤茶けながらも、緑色を保ちながら、
せいいっぱい葉を広げて寒風に耐えているのです。

 しかし、冬を越すには、温かな土の中で、
種の姿で眠る方が安全で快適です。
それなのに、どうして寒い季節にわざわざ霜に当たりながら
地面の上に葉を広げているのでしょうか。

 冬に葉を広げる雑草たちは、ただ寒さに耐えているわけではありません。
彼らは、光合成をして、着々と栄養分を蓄えていきます。
そして、暖かくなり、地面の下で眠っていた種が起き始めるころには、
蓄えたエネルギーで花を咲かせます。
そして、他の草花に先駆けて、有利に種を残すことができるのです。

 そう考えてみると、冬に葉を広げる雑草にとって、
冬はけっして嫌な季節ではありません。
他の植物が眠っている寒い冬があるからこそ、
彼らは成功を遂げているのです。
冬に葉を広げる雑草たちは、冬の後に必ず張るが来ることを知っています。
そして、まだ見ぬ春を信じて、しっかりと準備をしているのです。

 道ばたに咲く野の花に私たちは春の訪れを感じます。
そんな野の花は、人知れず冬の間も葉を広げていたものばかりなのです。

夕刊コラム「紙つぶて」静岡大大学院教授 稲垣栄洋(ひでひろ)
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同じコラム「雑草学」前回の分はこちらです↓
雑草の真実 「立ち上がらない」今日は七草粥
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雑草の真実 「立ち上がらない」今日は七草粥

2015-01-07 23:17:03 | 
「立ち上がらない」  (稲垣栄洋  静岡大大学院教授)
東京新聞夕刊 コラム 「紙つぶて」15/01/06付 より

「専門は雑草学です」と自己紹介すると、苦笑されることがあります。
雑草魂や雑草軍団といった言葉が思い出されて、科学的に聞こえないのでしょう。
しかし、農業を行う上で雑草を防除することは大切です。
そのため、多くの研究者が日々、雑草を研究しています。

 何げなく生えているように見えますが、雑草は特殊な植物です。
競争に弱く、群雄割拠の植物がひしめく森には生えることができません。
他の植物が生えることのできない草取りされたり踏まれたりする場所を
選んで生えているのです。
このような厳しい環境に生えるために必要なのは競争に勝つことではありません。
敵と戦うことを避けて厳しい環境と向き合い、自分と戦う道を選んだのが、
雑草と呼ばれる植物群です。

「踏まれても立ち上がる」というイメージがありますが、
意外なことに雑草は何度も踏まれると立ち上がりません。
雑草魂と呼ぶには、情けなく思えますが、そうではありません。
植物にとって、大切なことは花を咲かせて、種を残すことです。
がむしゃらに立ち上がろうとするよりも、雑草は踏まれながら、
花を咲かせることを選ぶのです。

 私は雑草を防除するために雑草を研究していますが、
そんな「雑草の生き方」に学ばされてばかりです。
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ちょっとびっくり、目から鱗のお話でした

今日は七草粥の日です
はこべ、はこべら、ホトケノザだの、雑草と呼ばれる植物を食べる日?
私はそれら市販の七草を買い

それに蕪と蕪の葉と大根を大量に入れて七草粥を作って食べています
今日は、里芋も入れました
七草粥の歌があるそうですが

七草なずな
唐土の鳥が
日本の国に
渡らぬ先に
ストトントン

結構怖い内容の歌に聞こえますが
ストトントンと包丁で刻みながら、
年の初めに、無病息災を願って食べる七草粥

雑草が、実は競争に弱い植物で「自分との戦い」を選んだなんて・・
何だか妙に同情を誘うようなお話で、本当にびっくりしました

あのペンギンがそうなんだそうですが
何であんな過酷な環境で生きているのか、
同じみたいに見えます
環境が厳し過ぎて敵がいないから・・・
一体、弱いのか強いのか?

「雑草は強い」とずっと思い込んでいた私達には
目にウロコの感のある解説でした
見た目だけではわからない事がいっぱいありますが
目の前の雑草のことすら、本当は分かってなかったんですね
「誤解」はそこら中に溢れていると、そんな風に思います
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今年は、ピラカンサの実がよく成りました

2014-11-03 19:00:02 | 
    

昨年はあまり実付きがよくなかったように思いますが、
今年は鈴成りみたいになりました
この木は、近所の花屋さんで、10cm足らずの小さな鉢植えの木を
700円で買ってきたものですが、毎年伐って伸びないようにしていました
ある年忙しくてそのままにしたら、グ~ンと伸びてしまい
あまりに勢いよく伸びてしまったのでいいや、とそのままにしました
鉢植えですのでその後は伐るようにしていますが、何だか横に広がります

   

葉は小さいのに、よく水を吸います
夏などは日に三回位水やりしないと、いつもカラカラの状態になります

   

家には、実ものは他に南天と万両があり
南天も万両も紅白が植えてありますが、南天の白は最近実がなりません
今はまだ実が緑色で、真っ先に真っ赤になったピラカンサは綺麗です

もう少し寒くなってくると、ヒヨドリが来て
いつの間にか、きれいに食べていきます
地植えにすれば、背が高くなりヒヨちゃんのいいご飯になるのでしょうが
やはり、ちょっとそれはできません
植木もどんどん大きくなるので、地植にしてしまうと
やがては手に負えなくなりますね

母が東北旅行に行った折に、確か源義経だったか、お寺
中尊寺でしたが、南天が5mにもなっているのを見たそうです
凄いですね
今晩から気温が下がり、寒くなるそうです
冬が駆け足でやってくるようです
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