「サモトラケのニケ」
(フランス語: Victoire de Samothrace, 英語: Winged Victory, ギリシア語: Νίκη της Σαμοθράκης)は、ギリシャ共和国のサモトラケ島(現在のサモトラキ島)で発掘され、現在はルーヴル美術館に所蔵されている勝利の女神ニーケーの彫像である。 (参考ウィキより)
紀元前190年頃 大理石 サモトラケ島
高さ 328.0cm ルーヴル美術館
こういう類の彫像や絵は大抵小中学校の美術の教科書に載ってます
そこで私達は、有名な彫像や絵画及び本などを知る第一歩になるのですが、
小さい頃に目にしたその美しい美術品は、心に残っています
サモトラケのニケは、日本に来たかどうか知りませんが、
美術の教科書に乗っていて、一発で「カッコいいなあ・・・」と
鮮明な記憶として残っています
サモトラケのニケは、勝利を告げる女神を表している翼のある女性像で、船の舳先に飾られていたようです
サモトラケのニケに次いで、魅力的な彫像に
ミロのビーナスがあります
私は日本にミロのビーナスが来た時に、見に行った記憶があります
はっきりとは覚えてないのですが、確か学校でみんなと一緒に行ったような気がします
それは凄い騒ぎ?でして、「見た!見た!」とか言って騒ぐようなものでして
帰りにパンフレットを買って、現場解散とかなったような・・
そんなうろ覚えの記憶ですが、荘厳な感じがしました
紀元前100年頃 大理石 メロス島
高さ 202.0cm ルーヴル美術館
エッチングというのでしょうか、私は美術の時間に
細い線でミロのビーナスの横顔を描いた記憶があります
ミロのビーナスも、大変カッコいいものでした
ミロのビーナスは、中性的な体つきで、背も高く顔も美しく
手がないところが何となく、ますます様になっていて・・
何でもその黄金比率とかいうもので作られていて
見て美しくなるよう計算された彫像なんだそうです
長さが「何:何」とかいうのだそうですね
「つま先からおへその比率がちょうど、1:(1+√5)/2の黄金比になっている」
のだそうです
絵画や彫刻など、好みは色々あるのでしょうが、
この間テレビで見た「エロと絵画」みたいなものが
中世のヨーロッパなどではあったそうです
「女神」を描くにあたって、何が何してなんとやら
「何でみんな、すっ裸なんだ?」という疑問が見ていて起きました
しかも、相当エロっぽいのです
女性の私にとっては「ええ加減にせいや」みたいな感じの
そうしたら、それについて解説が・・
>女性の裸を描きたいけれど、キリスト教から文句が出る
それで、ビーナスの形を取って裸体を描いた
んまぁ・・・です
その時に紹介のあったのは、エルグレコとか、他にも
で、私の好みはボッチチェリ↓ですので
嫌らしい豊満な絵画は、妙に美しくない
何でこんなボテボテ体型の女神ばかり描くのだろうか?の疑問は
そこで解消されたわけです
いつの世も、男は女の裸体のみ・・?
話が逸れてしまったので、ちょっと自分でがっかりですが
つまり書きたかったことは、
「サモトラケのニケ」や「ミロのビーナス」は
そういった嫌らしさのない、本当に美しい彫像である、
ということなのですが、何というか
清々しいほどの凛とした強さと美しさを備えている、
そんな見事な彫像ではないかと思います
力強さと、その高い精神性が感じられます
日本の彫像でいうと、人気の高い「阿修羅像」が似たような感じを受けますね