日本人がこんなに「お上に逆らわなくなった」原因は、
徳川時代にあったのではないかと思うようになったのですが
(済みません、もしかして読んでいる方へ。一行開けの設定が直せず
読みにくくて申し訳ありません)だから
あの何百年か続いた徳川の世
その間に何を言う気も失せさせた何物かがあったのではないかと思うのです
今8月4日の東京新聞「思うままに」という梅原猛さんの文を読みます
題名は「江戸時代再考(一)」
見出し文字は「文武の力で太平の世」だそうです
書き出しを少し
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来年、平成二十七(2015)年は元和ニ(1616)年に没した徳川家康の四百回忌にあたり、彼が終の住み処(か)とした静岡の地を中心に、家康と江戸時代を再考しようという動きがある。
しばしば「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」という信長、「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」という秀吉に対して、「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」というのが家康の人生観を表しているといわれる。ここでの家康は、忍の一字で天下を取った政治家のイメージである。
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と、これを読んでみます。感想は後ほど。