自分は中央線在住者ですが、なぜ中央線が好きなのか?
この本を読めば分かるような気がする本2冊をご紹介。
一冊目は、左の写真の『たのしい中央線5』。
いつも立ち読みで済ませてたんですが、
今回第5号が出てて、手に取ったら知り合いが写真で出てるんでびっくり!
思わず買ってしまいました(笑)
まだ全部読んでないのですが、
銀杏ボーイズやリリー・フランキー、みうらじゅんなど、
サブカルなメンバーが中央線についてあれやこれやいってるわけなんですが、
リリー・フランキーのかばんチェックは面白かったなぁ。
やっぱりリリーさん粋ですよ、男の格好良さを知ってる。
「この子は中央線から抜け出せない」「変な草が見つかったら警察に通報だね」
「コアラのマーチを入れておいて欲しい」「六角レンチで何をまわしてるのか」
など、つっこみのコメント一言事に笑ってしまいました。
そしてみうらじゅんx鈴木研一(人間椅子)の対談!
これも笑ってしまいました!
「田園都市線なんてもうロックじゃないラインだと思ってるでしょ?」
という発言だったり、中央線ロック事情(?)だったり、
中央線ロックの今昔だったりを、二人の昔ばなしに例えて対談していて笑えました。
他にもなぎら健一が語る高田渡など、音楽的にも面白い記事があるので楽しみです。
あ、でもこれが面白いと思うのは、自分が中央線に染まっているからだろうか(笑)?
もう一冊は、右の写真の『中央線ジャズ決定版101』。
今まで「中央線ジャズ」という言葉を耳にしたような気はしますが、
これを読めばより明快に分かりそうな一冊。
中央線の「メインストリームとは違う独自の方向」というのが、
ジャズというジャンルでもまんま当てはまるというのが面白い。
でもメインストリームではないのだけど、重要な一面があるっていうのが格好良い。
こないだライブを見て、CDもこのブログで取り上げた古澤良治郎さんなんて、
本当に中央線ジャズって感じだもんなぁ。
さっきの「たのしい中央線」を引っ張ってくれば、
田園都市線でジャズって言ったらやたらお洒落そうでなんか違うわけで(笑)
ロックもジャズも、これぞ中央線って感じです。
ある意味今盛り上がっている和ジャズとは絡みそうで、絡まないが、
実は非常に日本ジャズ史にとっても重要な一冊であると思う。
年代順に並べてあるのも良いですね。
中央線に住んでる人も、住んでない人も是非興味ある人は手にとってみて下さい。