からくの一人遊び

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メレンゲ『underworld』映画「暗いところで待ち合わせ」主題歌

2020-04-21 | 音楽
メレンゲ『underworld』映画「暗いところで待ち合わせ」主題歌


久しぶりに聴きました。曲もいいですがやはりこの声が魅力的です。

Tom Waits - "Downtown Train"


渋い~~。(^^♪ 実は私は渋好みなんですよ。だからサッカーでも渋いプレーをしていた中田英寿が未だに一番の選手です。

寺山修司作詩カルメンマキ:戦争は知らない: 時には母のない子のように


カルメンマキさんは実際には、父がいませんでした。駐留軍にいた父は彼女と母を残して米国へ帰ってしまったということを聞いた憶えがあります。

だから、「 時には母のない子のように」は父のいない彼女が 時には母のない子のようになりたい、と唄っていることになります。

それは恐らく10代のころの母との関係性・葛藤が背景があって、だからこそ時には「母のない子のように振舞ってみても」実際にそうなったことを想像すると、もう私には「愛を語れる人」がいないではないか、とそのような唄なのだと私は考えました。

そして、作詞者の天才寺山修司はその歌詞の中に、自分と寺山の母とのその想いまでも、投影させているのだとそうも感じます。

Eurythmics - 17 Again (Official Video)


ユー・リズミックスのこの曲は、「偽の有名人」「悪質な女王」「愚かな論文と愚かな雑誌」によって私たちは甘い夢を見せられる、といった意味の詩を歌っているのだと思います。

つまり、彼らのキャリアの中での経験、その中の嘘に対して糾弾しているともとれるのだと考えられます。

それと、MVの場面と考えあわせると、私たちは常に「戦のような」そういう経験をしながら生き抜いてきたのだと、そして再び・・・・、と私はそう勝手に解釈いたしました。
ニュアンスの読み違えがあり、まったく違う意味なのかもしれませんが。
コメント
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