先週から始まった、NHK大河ドラマ「八重の桜」は、
会津出身で会津をこよなく愛する私には、ドラマでの
会津弁に癒され、とても心地よくてたまらない。
ドラマでの会津弁を少し監修させていただければ、
言葉全体にデ、ダ、ベなどの濁音を多用し、イント
ネーションは、限りなく田舎っぽく!?。
第1回目の放送で、「さすけね」の言葉に「(大丈夫)」
というテロップが出たのには驚いた。ずっと標準語だと
思っていたのに・・・。
ドラマの主人公、八重は同志社創立者、新島襄の妻と
なるので、ドラマの後半は京都が舞台になってしまい、
会津弁が聴けなくなるのではないか。
「さすけね、会津出身者の八重の活躍をみでみんべ」
となる。
「会津の三泣き」という言葉がある。会津に初めて住むと
よそ者を受け入れない、そんな閉鎖的な人間関係に泣き、
なじんでくると人情の深さに泣き、去るときは人情的な
会津人との別れに泣くというもので、会津人の性格を表す
言葉として知られている。
ドラマでの八重の生きざまを東北の復興に重ね合わせて
観ることにしたい。