田舎の道草

田舎の道草徒然日記

意地悪じいさん

2015-07-26 | 日記
宝くじ高額当選を夢見て購入していた宝くじの当選番号を今日確認してみた。
去年12月31日抽選の年末ジャンボ宝くじとジャンボミニである。
この書き出しから、宝くじが当選していなかったことを推測することは容易
だと思う。
確認するまでの心の高揚と、現実に引き戻されるその落差は、いつものこと
ではあるものの今回ほど大きかったことはない。

以前、高額当選者の談話が雑誌に掲載されていたことがある。
話によると「自家用車を売却しようとして車を掃除していたら、すっかり
忘れていた宝くじが出て来た。購入から一年近くなるその宝くじの番号を
確認してみたところ、何んと1等が当選していた。」というもの。

この言葉が妙に心に残っていたため、あえて、今日まで宝くじの当選番号を
確認しないようにしてきた。
車内でなく、常にチラリと見える処に、宝くじの入った袋を置き、忘れない
ようにしてきた。宝くじの存在すら忘れてしまう危険性を回避するためでもある。
常に宝くじが目に入るため、高額当選の夢は一日たりとも忘れたことがなかった。
これは明らかに、意図的、計画的、故意であり、そこに偶然性は微塵もない。
『あと半月ぐらい待っていればよかったべか。』(この考えは、落胆の大きさと
心の動揺、欲からくる発言と思われる。)

「舌切スズメ」「花咲じいさん」などの昔話から、欲のない生き方を教わって
来たはずなのに、今回の宝くじ高額当選への取り組みは、話に出てくる、欲に
かたまった意地悪じいさんのようで滑稽でならない。

楽して効率か忍耐か

2015-07-19 | 日記
雨がいつ降り出してもおかしくないそんな日に、例年のごとく生垣の
剪定を行った。
生垣の高さはココと目印を決めているが、当たり前のように確実に
伸びている。
生垣は「金目ツゲ」、春先の新葉は、金色になり黄金の生垣となる。
これは少し希望的観測過ぎたかもしれない。
生育は、年に10センチ位と伸びが遅いため生垣として重宝がられる
所以であり、毎年、枝先を目印の高さまで切り戻して樹形を整えている。
それでも2年に一度位は、太めの枝を切り落とさないと、樹形の乱れと
風通しが悪くなるため、ノコギリでその太い枝を切り落とすに一苦労する。
現在の剪定は長鋏で手動で行っているが、剪定が終わった後は、必ずと
言っていいほど、楽に剪定するためにはとDIYで電動ノコギリを手に
とって導入を検討する。
そして、電動ノコギリの重さに導入を断念することをいつも繰り返す。
自然の摂理からすれば、益々体力が衰えていくのだから、これから先の
導入は絶対あり得ないという方程式が成り立つことになるが、「楽な剪定
と効率化」VS{電動ノコギリの重さ}永遠のテーマになりそうだ。

紫陽花は雨がよく似合う。雨と庭石が紫陽花を引き立てている。そして
水瓶と竹で作った蓋もまた紫陽花を引き立てている。
池で元気に泳ぐ金魚を見て、来るべく孫との縁日で、金魚すくいの英雄に
なることを夢見、金魚すくい用の「ポイ」か「モナカ」を準備して、金魚
すくいの練習でもしようかと考えてみた。

たまげた。ボウフラ繁殖防止にと、水連鉢に入れていたメダカの子供が
沢山生まれていた。あまりに小さくて、ボウフラに食べられてしまうのでは
ないか心配するほど小さい。メダカの子供達大きく育ってほしい。
「メダカ~の学校は鉢の中~。誰が生徒か先生か~」懐かしい。
このブログでは、「芥川賞」望んでも無理だべな。