月子日記

思うこと、好きなもの

ちょいスピ。

2006-08-17 01:56:07 | 
何気なくメール見てたらアマゾンから本の紹介のメールが。
以前にも中野裕弓さんの本を買ったことがあったので、
それでかもしれないけど。
今回はユーズドで買いました。一冊数百円。
しかし、これがいまの腐りかけてたわたしにはタイムリーな
起爆剤になりつつあるのです。

スピチュアルという言葉が流行って、巷では江原さんとか
が有名なカウンセラーで大モテだけど、わたしはその手の
本はこの中野さんのしか読まない。
どれ読んでもほかのはおもしろいと思わないし、目からうろこも
ない。まったく有名でない人ので、一冊読んだけど、
わかってるよ、そんなこと!ってうんざりしてきたのが
あったので、もう中野さん以外は読まないことにした。
中野さんの話はとっても身近で有り得て、すっごく納得ができる。
難しいことも言わない。なのに、ミラクルが起こるからくりを
教えてくれるのです。
そして何より本人の経験に基づいてるところがうそ臭くないし、
神がかりでもない。
世界銀行で働くOLだった人。いまのわたしにもいえてるストレス
まみれで、毎日必死。世間の目を気にしてがんじがらめの日々から
瞑想をきっかけに脱出されるのです。
瞑想も簡単。ただ好きな言葉をひとつ決めて椅子に腰掛け、
目を閉じてその言葉を唱えるだけ。なんにも考えないで。
毎日20分その時間を持つんだって。それに何の意味があるかって
いうと、自分のためだけの時間を持つっていうそれだけのこと。
自分の時間だって、趣味とかしててもほかの雑念にとらわれて、
あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ、ってやってるのは
自分だけに時間を使ってるとはいわないそう。
その点何も考えない瞑想は真の意味で自分と向き合う時間になるんだそうです。
それだけで、自分のなかのもうひとりの自分と出会えて、人生が
変わっていったというんです。
わたしも過去には座禅もしました。そのおかげで少しずつそういう
自分になれつつあったんだけど、いまの会社就職して
それに一生懸命やってるうちにすっかりまた自分と向き合うことを
忘れていたようです。
そんなときにこの本の紹介のメールはいま思うと、中野さん流にいうと、
つぶされそうな自分に自分が送ってきた情報だったのかも、って。
自分のなかには自分を一番大切にする魂がいて、いつも自分を見守ってる
って。そのほんとうの自分に気付かないでいると、一生自分を苦しめてること
にも気付かずにムダな時間をすごすことになるらしい。
わたしの人生もまさにそうでした。
まだ完全にその魂と出会えたわけではないです。
でもどうやらこんにちはしかけてる気がするんです。そしてとっても
楽に生きられるようになりそうな気がするんです。
この魂と出会うと不思議と素直に望んだことは叶ってゆくんだ
そうです。
そのための方法をいくつか紹介されてる今回の本。
大好きなことをする、水道のカランをきゅっと閉める、さかさまに寝る、
不要なものを捨てる、我慢しない、等々。
とっても簡単なスピチュアル。
なんかブルーで心がざわざわするってことありますよね。
わたしもそればっかり。それって実は自分の魂が喜ばないことしてる
ときに起こるらしいのです。
中野さんの本の文章はとってもお気楽にかかれてて
単純に信じられるので好きです。
実際以前読んだ中野さんの本のとおり実践したらいまより
もっとどうしようもなく殻に閉じこもりで悲観的な自分が
変わってきましたから。望んだこともいくつか叶ったことも事実です。
たとえば父親の工場の仕事生活から脱出して、自分で収入を得たい、
とかね。つまり親からの自立を願ったのです。
でもまた仕事に追われてちょい魂なんか忘れてしまってました。
忘れないでよ~~、ってきっとわたしの魂がこの本の紹介メールを
よこしたんだって思うのです。
この本のなかでおもしろい実践があるので、今後やってみようと
思います。幸運マップを作るのです。
自分の未来の理想、かなえたいことを書いてそれをさりげなく
机の引き出しにしまってしまうんですって。
でもそれにはちゃんと日付も書くんです。夢の叶う日付。そのために
何か始める日の日付。そして36時間以内にはじめるとか。
けっこう具体的にやり方が書かれてるので、え?マジっすか?
マジ叶うんすか?って思うの!!
とんでもないこと書いたってオッケーなんだそうよ。
たとえばパリに住む、とかさ。
そういえば、わたしは忘れちゃってたけど、妹が言ってたけど、
わたしが去年ハワイなんていけやしない、一生、って言ってたらしい。
例のように悲観的に。でも今年叶ってしまった。
ただハワイに行きた~いって願ったわけではないけど。
海外に一生に一度は行きたいよ~~って思ってただけ。
それがなんだか何気なく叶ったので、中野さんのスピチュアル実践
していけば、マジ願いは叶うような気がしないでもない。
まったく気付かないところで。
ベアもそろそろなんか形にしていきたい。フェスにも出たい、って
思い始めてきたので、きっと近いうちに叶うような気がする。
幸運は必死で手に入れるものでなく、ある日突然玄関に置かれてる
ものなんだって。
今後のわたしがちょっと楽しみになってきた、ただそれだけで。

ただ問題は山積なわたしです。
夫に次々来る督促状。大丈夫なの?と思うんだけど。
大丈夫よ、とわたしが心底思えば大丈夫な気もする。
不安に思ってばっかりいたら、そのとおりになるらしいから。
瞑想して、つまらない雑念にとらわれず、ほんとうの自分と
向き合っていきたいな。

今日はべアの手を縫いました。
明日から会社のブルーは心の隅っこにいつもあって
何やっても手につかない、楽しくない。
でも金魚の水槽を掃除したり、猫のトイレ掃除してゴミ出したり、
大きめのお皿を百均で買って、お昼チャーハンしておいしそうに
演出したり。チャーハンも食べたいと思ったから素直にやってみた。
何気ない生活をちょっと大事にしてみた。夜散歩したり。
でもなんかどんよりはしてる。明日にはあきらめるだろうけど。
これから寝るまで一時間、ベアをして寝ます。
そうそう、魂の喜ぶことするの。ベアしてるときの自分の感じてる
気持ちったら。何やっててもここまでは、って思うくらい、
楽しいんです。べアの材料考えてるときも。
ネットですっごくいい針を見つけたので、注文してみた。
これでベア作りもよりいっそうやりやすくなりそう。
針一本にしても、いろいろ作りやすい裏技ってあるんですね。
こういうのひとつひとつ知っていってプロになってゆくんだなあ。

日記おしまい。
しかし、毎日暑すぎ。
雨も降らない。立秋過ぎたんだからもう少し涼しくなってほしいな。
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ふくろうくん。

2005-12-08 03:26:36 | 

今夜なんとなく手にとった絵本....。
アーノルド・ローベルは大好きな絵本作家の
ひとり。
かえるくんとがまくんシリーズもおもしろくて好きですが、
この「ふくろうくん」が、これまたおもしろい!!
視点がおもしろいんです。
一人暮らしのふくろうくんの日常をそのまま
描いたお話なんですが.....。
そのなかの「なみだのおちゃ」というお話がとくにお気に入り。



ある日ふくろうくんは涙でお茶をわかそうと
いろんな哀しかったことを考えては涙を流し、ポットに入れて
お茶をわかして飲むんです。
ポットがいっぱいになったら、ぴたっと泣き止んで、
幸せそうにお茶をひとり飲むところが
おもしろい。哀しみといえば、足の折れてしまった椅子や、
ストーブの後ろに落っこちてみつけられっこないスプーンや、
とまってしまった時計や、短くなって使えない鉛筆などなど.....。
これは他愛ない子供の絵本だけど、アーノルドローベル自身の
人生論な気もします。
哀しみを受け入れて幸せに生きる。
ふくろうくんはそれを実践してるんです。
あくまで無邪気にありのままに。
ふくろうくんのように生きれたら、みんな幸せ♪
お茶を飲みながらの最後のセリフがいいんです。
「でもなみだのおちゃは、いつでも、とてもいいもんだよ」
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古い本。

2005-12-03 03:17:19 | 

この本は昨日、夫が貸してくれたもの。
上にあるのが、平家物語で、下の本は「日本文学大系」という
本で、なかには義経記などがかかれてる本です。
両方とも大正時代のもの。平家物語のほうは、夫の実家にあった、
大正時代の教科書で、もうひとつは夫が古本を
購入してきたもの。中はもちろん古文。でも振り仮名もふってあって、
比較的読みやすい。高校のころ古文が好きだったので、大体
読めます。
大河ドラマの義経を一年見てきました。もうすぐ終わりでさみしい。
大河ドラマをずっと真剣に見たのは初めてです。
歴史の図鑑なども見直したりして、いろいろ勉強できました。
ところで、こういう古い本を見ると、妙になつかしく感じます。
むかしから思ってたんだけど、もしも前世というものがあるなら
わたしってたぶん大正から昭和初期に生きてた気がするんです。
そのころのファッションや文学や、映画や写真などで見かける風景が
なんだか懐かしく、すっとなじんでいけるんです。
セピア色の写真が好きだったり、レトロなものが好きだったりするのも。
太平洋戦争がはじまるまでの世の中にどうもいたような気がして
なりません。古い本はそんな思いも連れてきてくれています。
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EMILY

2005-11-08 14:36:42 | 

絵本が大好きです。
なかでも、この「EMILY」という絵本。
文はマイケル・ビダード、絵はバーバラ・クーニーというひとが
書いていて、たいへん美しい絵本です。
内容は、むかいの黄色い家に20年も外へ出ない女の人が住んでいて、
そのひとは近所からはなぞの女の人と呼ばれていました。
そのおうちにある日、ピアノを弾いて欲しいと頼まれて出向いた
お母さんにいっしょについていった女の子がいて、その子が
その女のひとにゆりの球根をプレゼントするのです。
するとオトナとはまったく顔を合わさない女のひとが、
女の子には詩を書いたメモをお返しに渡すのですが....。
そのなかに書かれている言葉に強く惹かれるのです。

       天国を見つけられなければ-地上で-
       天上でも見つけられないでしょう
       たとえどこにうつりすんでも
       天使はいつもとなりに家をかりるのですから
                 愛をこめて 
                    エミリー

たとえなぞだと人々に言われようとも、エミリーは自分の
世界のなかでは天国に暮らしていたということ。
幸せは自分次第なのよ、ということを
女の子に教えたのでした。
この言葉、すごく好きです。
   
コメント (2)
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