瀬戸内寂聴さん亡き後
超高齢有名作家といえば、あとは佐藤愛子さん98歳か。
去年のの夏ごろ佐藤愛子さんの新刊が出たというので早速図書館に申し込んで、順番を待ちに待ってようやく
手にした「98歳。戦いやまず日は暮れず」
最後に、2021年庭に桜舞い散るころとして、筆を置くことを宣言された。
老後を書いて30年、楽しい文章をありがとうと言いたい。
人生80年時代が来ると、40代にいくら聞かされても自分にそういう時が来るとは思えなかったが今や七十代。
結局、舅は102歳の天寿を全うしたし、年賀欠礼葉書の親御さんは90代の多いこと。
何を言いたいのか、90代を生きるとはどういうことか考えてみてもいいのかな、ということか。
佐藤愛子さんは、自分に起こった事実をネタにしたものしか書けないと言ってきた。
今回の「日は暮れず」の中にも、孫に、「それでよく小説家をやってきたね」とあきれられる下りがあった。
この人はそういう正直な人生を送ってきたからこそ、最近どうしてますかという感じでまた読みたくなる。
でも書かなくていいから、もっともっと長生きしてくださいな。
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