おじんの放課後

仕事帰りの僕の遊び。創成川の近所をウロウロ。変わり行く故郷、札幌を懐かしみつつ。ホテルのメモは、また行くときの参考に。

ホテルモントレ札幌(2019年10月利用)

2019年10月30日 | 道央のホテル

光の芸術館

ホテルモントレ札幌

 

 

(追記1)この記事は2022年に写真が出てきたのを機会に掲載したものです。

(追記2)今年2022年10月で閉館とのことです(2024年に営業再開予定)。

 

東区に用事があるときは、必ず泊まっていた、ホテルモントレ札幌。

今は幹線道路に挟まれた、旧運河である創成川沿いに建つ、

趣ある低層のホテル。一等地でありながら低層。その贅沢さ。

落ち着いた黄色と緑のビルは、近辺では唯一。待ち合わせにもいい。

イギリス旅行の思い出がある人ならば、

「ああこれ!」と思うものがあるわ。

特に、雨の日の夜はいいね。

前を走る幹線道路が、まるで運河のように濡れて、

いい感じの街灯に淡く照らし出される。

この景色は、残ってほしいわ。

 

趣ある赤銅色のエレベーターを出ると、

アールヌーボーを思わせる、光の芸術が出迎えてくれる。

イギリスの、あの落ち着いた明かりの様子が、

完璧に再現されている。

ゆったりと過ごしたいのと、

オフシーズンという時節を生かして、

人気のあるツインの部屋にした。

ここはシングルでもソファがあったりする。

この部屋のソファも、実に座り心地がいい。

テーブルはやや小ぶりだが、

手書きの書類や手紙を書くのに丁度いい。

チッチッという置時計の音がまた、

イギリスにいるような気分にさせてくれる。

時計の下には引き出しがあるので、

音が気になるかたは、そこへ仕舞うといいです。

風呂場はなんとタイル張り。

湯船も安っぽいプラスチックではなく、ホウロウ。

このタイル、ありし日の札幌グランドホテルを思い出すわ。

水量も十分。低層建物の利点のひとつです。

ちょっと生活感を出してみた(笑

このころはプリンにはまっていて、

この時は2つも食べたみたいです(笑

椅子の座り心地もまたいい。

ちゃんと補修もされてるようでした。

いい家具は、大事にしてほしいものです。

トイレとは別にある化粧台。

ここにも椅子があるというのが、

イギリス旅行の思い出に触れてくる。

背もたれに手をかけて、

白夜の眺めなんかを思い出したり。

廊下の窓から中庭を見下ろすと、

朝食会場のガラスのドームが見える。

とにかく、静かだ。耳にも気持ちにも。

朝食がまた、美味いのだ。

 

※2019年当時の写真と宿泊の感想です。現在は違うかもしれませんが、今年10月までは、このままなのかもしれません。


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