表紙の制作工程です。
物語の中からシチュエーションを選び出して、それをビジュアル化する。
デザインの見栄えとしては地味になってしまうかもしれませんが、物語にこだわりたい私としては、そちらのコンセプトに強く惹かれるものがありました。
というわけで。
怪獣が暴れながら通り過ぎた街の中で、主役の双子が逃げようとしているところの一場面にしました。
走って、安全なところへ向かう途中、双子が振り返ります。
怪獣の鳴き声が聞こえてきたのでしょうか?
驚いて振り返る一場面……それを表紙にすることにしました。
まず背景と人物は、別々にレンダリングします。
同時にひとつの画面に存在させるのは、データが重くて大変だからです。
もちろん双子も別々に操作します。
まずは、姉のハルナから。
走っていたのが立ち止まって振り返る……考えれば、思いっきり難しいポーズでした。
自分で何度もそのアクションの演技をして、手足の位置などを確かめました。
それが、これです。
今の私には、この演技付けが限界でした……。
何となく、それらしく見えるポーズで手を打つことにします。
ハルナに驚きの表情を付けます。
ドラマの一場面っぽくなりました。
こういうのが私は好きですねー。
続いて、弟のハルキです。
こちらは、何となく走っていて振り返る感じが出たようです。
さらに服のベストを、風でなびいている感じにしてみました。
動きが出てきました。
髪の毛もなびいているようにしようかと思ったのですが、ちょっとやりすぎ感が出てきたので、やめました。
ハルキにも表情をつけました。
驚いた顔です。
続いて、ハルキの影がうまく出てくれないので、ライトをあちらこちらに移動させて、影をカッコよく出来ないかと苦心しました。
結局、影はあまり見せない方向で解決することにしました。
以上です。
これらの素材をレイヤーで重ねて、ひとつの世界観にまとめます。
がんばります!
ではではまた! ^▽^/
僕の腕前ではちょっと無理なレベルです。
ん~羨ましい。。。。