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朝ドラの「なつぞら」が面白い

2019年05月20日 17時49分42秒 | 創作雑談


デジタル漫画の第2話コンテは、62ページまで進みました。

とにかくノリを大切にしてテンポよく、頭に浮かんだ映像のコマを次々にメモするように描いて行っています。
読み返すと、とても気持ちよく読み進められるので、このままの勢いを保ちたいです。



さて、他の話題としてテレビドラマの話をしようと思います。


まずはNHKの朝の連続テレビ小説「なつぞら」について。


アニメーターの制作現場を楽しみにしていて、北海道の十勝は主人公のバックグランドを少し描いておく程度だろうと予想していたら……この十勝編がクォリティー高く、芝居も展開も良くて、このまま十勝で話は終わってもいいんじゃないかと思い始めるほどでした(笑)。
そのくらい、十勝編が予想以上に面白いのです。

草刈正雄の祖父が早々と主人公にデレてくれたおかげで、話のバリエーションが広がり、一気にやれるネタが増えました。
そして1回デレておいて、主人公のすずが東京へ行きたいと言い出したときに、再びツンになる――しかも、すずと離れたくないから怒るという切り返し。うまいなぁと思いました。
すずもすずで、デレた祖父と過ごしてきた時間が長かっただけに、裏切れないという足かせが出来てしまい、自分の夢にストレートに歩み出せないという葛藤を抱えてしまう流れは、十勝編をしっかりと作り込んできたからこそ可能になった盛り上がりとも言えます。

自分の夢に向かうときの決意や周りの理解を得るための説得は、面倒くさいけどそれをやっておくと、のちのちの支援も得られるからいいんだという今の若い子たちへのメッセージにもなっていて、脚本家はよく練り込んであるなぁと思いました。

そして、それに応えているのが役者陣ですね。
言葉にすると強引にも感じられる展開を、説得力ある流れに定着させているんですから、なかなかの安定感です。

今後の展開も楽しみですね。























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