巨大ヒロイン・コミック計画

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双子の3Dモデルが完成しました

2015年02月18日 03時31分37秒 | 3D作業


 久しぶりの更新になりますー。


 ようやく双子のモデルが完成しましたー。
 
 先月の1/20から開始して、約1ヶ月近く……実質28日で完成です。
 双子ひとりにつき14日の作業期間。
 まあ、こんなものでしょう。
 主役ですし、いろいろ悩んでいましたから。

 というわけで、完成までを駆け足で紹介いたします。




 弟のハルキ君が風で髪がなびくときの表現をどうするか……。
 結局、ボーンで動かすことにしました。
 前髪3本、両側面2本ずつ、真後ろ1本の骨を入れてあります。




 髪のウェイト(骨のボーンにまとわりつかせる作業)は、そのバランスを取るのが大変です。




 途中で挫折しかかり、だいぶ手を抜いてしまいました。





 髪をデフォルトの状態に戻して、線画をプラスして完成です。
 使っているうちに、また不都合が出てきて修正は出てくるでしょうが、とりあえずスタート時点としては完成です。





 続いて、姉のハルナの仕上げです。




 トゥーンっぽく発色を良くしてみましたが、陰の入り方がおかしいので、さっそく調整です。






 すごくわかりにくいですが、シェーダーの変化したところです。
 もうパラメーターのいろんなところをいじっていました。
 やっと、肌の感じに自信が持てたので、先に進みます。




 目のテクスチャーを入れました。
 双子とも、同じBerberから拝借したテクスチャーです。




 雰囲気が出てきました。
 いい感じです。










 全身も肌のシェーダーを適用しました。
 足が、思ったより色っぽくなっていますね。




 幼少時代なのに、とても大人っぽい子になりました。
 とても5歳の女の子には……見えないです(笑)。




 でも、全身のバランス的には……幼く見えますから大丈夫ですね。
 と、自分を納得させます。




 本編では、こういう表情をさせて、幼っぽい雰囲気を多く見せたいですね。




 姉のハルナも、弟のハルキ君と同じく、髪をボーンで動かせるようウェイトの割り当てをやっていきます。




 こんな感じで、風でなびく髪を表現するときに使います。




 続いて服も、ボーンで動かすためのウェイト調整を行っていきます。




 スカートが風でなびくところは、思ったより難しいですね。
 自然な形をつかむのが大変なのです。




 同時に、体のウェイト調整をしていきます。




 やっと、両手を左右に伸ばしたTポーズ以外のポーズを取らせてあげられました。

 姉も完成です。


 ひとまず、これで幼少編の表紙デザインとタイトルロゴの作業に入れます。


 引き続き、がんばります。
 よろしくお願いします。



【追伸】

 春風さん、コメントありがとうございます。

 私は、まだまだ玄人のレベルではないです。
 もっと、うまい方は世の中にたくさんおられますので……。
 使っているソフトは、Mayaです。でも私はMELというスクリプトを書けないので、とても使いこなせているとは言えず、胸を張れない恥ずかしさがあります。
 Mayaを使っている理由は、操作性が私に合っていたからでした。
 というのも最初にShade、Poser、Vueを買って、3Dソフトへの憧れが強かったにも関わらず、挫折しておりました。
 普通はここでやめてしまうのでしょうが……私の場合は悔しくて意地になってしまい、貯金を全部はたくつもりで、いろんなものに手を出していったのです。
 XSIのFoundation、メタセコ、Carrara、ToyStudio……どれも良いソフトなのですが、私が根性なく長続きしないので、これは3Dには向いてないのかなと、さすがにあきらめかけたとき、最後に体験版を試して、これで何もピンと来なかったら、もう撤退するしかないかなと思ったそのソフトで、ビビビッと来てしまったのです(笑)。
 それがMayaでした。
 しかしスクリプトを書けないと標準機能しか使えないソフトなので……使っているうちに標準機能への不満も出てきて、モデリングはmodoでやろうと思って購入したり、ZBrushを買ってみたりしたのですが、これまた全然使いこなせていません。
 他の買ったソフトもいまだに使いこなせておらず、宝の持ち腐れ状態が多くて……。
 こんな私が玄人というわけにはいかず、数々のソフトを今まで使いこなせられなかったトラウマがよぎるので、出来れば避けて通りたい話題でした(笑)。

 ただ、やっぱり自分の肌に合ったソフトがあるというのはいいですね。
 操作性が合うと、チュートリアルとかコツコツやりますから。
 逆に肌が合わないと「積ん読」や「積みゲー」と同じ運命になります。

 私がこうして下手の横好きとして続けられているのは、操作性の相性が良いソフトと巡り会えたからと言えるでしょう。
 とはいえ……最近は、進化のめざましいBlenderにも興味があるんですが(爆)。
 やはり浮気者のようですσ(^◇^;)


 ではではまた! ^▽^/






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