声と心が届かない

難聴児で重複障害の孫と祖父との生活日記。

ボクが 保育園に 通っていた頃の 話

2008年07月09日 13時03分01秒 | Weblog
 ボクが 保育園に 通っていた頃の 話を します
あの頃の ボクは 皆と くらべても 体の 大きいほうではありませんでした
パニックになって 人に 乱暴するようなことも ありませんでした
只 落ち着きがなく じっとしていることの出来ない子でした
しかも 耳が 不自由で 会話も出来ない ボクを 教室の 友達は とても 親切に
してくれました
皆んなが 手話で 歌を練習したり 発表会があったり して 先生方の ご指導に
じいちゃんは 大変感動して いました 
その頃 園の 送り迎えは じいちゃんが していました
朝 登園すると 何人も 友達が駆け寄って ボクの世話を してくれるのです
夕方 お迎えの時間になると  園児たちは 園庭を 駆け回って います 
ボクは 園の隅っこに ひとりぼっちで 寂しそうに ぼんやりとした姿でお迎えを待っているのでした  
迎えに来たじいちゃんは そんな ボクをみて 言いようのない 愛おしさを 感じ
こころの 悲しさを 思ったのでした