声と心が届かない

難聴児で重複障害の孫と祖父との生活日記。

じいちゃんの哲学? 入門!

2009年04月15日 08時55分59秒 | Weblog
    四十数年前の ことです 

    じいちゃんが 十七歳の頃 神田の古本屋で 見つけた 

    哲学者 西田幾太郎著の中で ウェルレーヌの 巷の 雨!

    の詩が ありました

    肝心の 哲学とは何ぞやは 分からず 妙に この詩を

    覚えていたそうです

    しかし 年です! もう 思いだせません

      巷に雨が 降る如く 涙 あふるる わが心

       ???? この 悩みこそ なにならん

    西田幾太郎訳詩でしたが  忘れたのが 残念です

    これは 堀口大學の訳を 書き添えて おきます

      巷に 雨が 降るごとく

        われの 心に 涙ふる

              かくも 心に にじみ入る

                    この悲しみは 何やらん