少し前に予告しておきました超厳寒のオーロラ観測です。
このページもHDからの蔵出しで申し訳ありません。
ジジの退職記念旅行の1つ「アラスカ オーロラツアー」からです。
実施日は2009年1月4日~9日
行き先はアラスカ州フェアーバンクスおよびチェナ。
この時は十数年ぶりの寒波が襲ったときで、-40°C以下も有りました。
フェアーバンクス(北緯64.8°)では昼間でも ice fog が発生し視界はこのような状況でした。
フェアーバンクスのスーパーマーケットで数日分の夜食用カップ麺やお菓子など購入後、
マイクロバスでChene Hot springs resort (北緯65°)まで移動。チェナでのオーロラ出現確率は90%(秋から春まで)
ここがオーロラ観測の拠点になりました。ジジとババと娘は102ロッジを使いました。
チェナ ホット スプリングス リゾートの入り口
夕食後ロッジで一休みし、午後10時頃オーロラ観測サイトに移動(飛行機滑走路手前)しオーロラの出現を待ちます。
そこで撮影したのが1画の写真です。
肉眼ではこんなに鮮やかに見えませんがCCDを通すと鮮やかに見えます。(デジイチで正解でした。)
緯度が高いので日の出は10時頃。日の入りは2時~3時頃でした。
朝食と昼食を一緒。ですから1日2食。夜中にフェアーバンクスで購入したお菓子などを食べていました。
昼間は、チェナ山まで雪上車で登り夕日を見たり、犬ぞりに乗ったりしました。
ここからはアラスカ山脈、運が良ければマッキンリーが見られます。
この写真では見にくいですが左側にマッキンリーが見えているとガイドさん示してくれました。
日中の気温は-20°F(おおよそ-30°C)
沢山の犬ぞり用犬が飼育されていました。小さな箱が犬小屋です。
-30°Cの中を犬ぞりで走ると体感温度は???超寒かった。(ジジは先頭だから特に寒いと言われました)
2日目の夜は雪上車でチェナ山山頂まで上がりオーロラ観測
オーロラが現れるまでモンゴルの家の(ゲル)内で待ちます。
そこでのオーロラ写真が
半月ほどの月が出ていたので雪原や山脈が写りました。
ここは 温泉が沸いているので、温泉プールに入ったり露天温泉も楽しめました。
-30°C以下での露天温泉は、温泉プールに入って体を温めてから冷たい雪の上を急ぎ足で露天温泉に飛び込みます。
温度は丁度良い。しかし、蒸気が髪の毛、眉毛等に付くと即座に凍ってしまいます。
オーロラ観測点をスキー場に移動
ここではオーロラはこの程度だったので天体望遠鏡で星の観察とロッジでの変な飲み物(コーヒーをコーラを割ったような???)物も飲んでみました。
帰路途中、日本の方が営業していたオーロラロッジに立ち寄り、スノーシュートレッキングも行ってきました。
新雪でのラッセルはかなりキツいので50m程進んでは先頭を交代して進みます。
迷ったとき帰られるように案内犬を連れて行きました。「Go Home」とかけ声を掛ければ帰路を案内してくれます。
ジジが一度道を間違えたときは犬が動きませんでした。お利口さんですね。
フェアーバンクスは相変わらず ice fog で幻想的でした。
たった四日間のオーロラ観測ツアーでしたが内容は大満足でした。
また行きたいよ~
お天気も良くて(?)、色んなオーロラゲットでしたね。
犬達も頑張ってますね。
人口が多く自動車や暖房などの蒸気が即座に凍りice fogになってしまうようですね。
実は退職記念旅行は他に屋久島もやってしまいました。
此の画を拝見すると凍り付く感じが身に染みる。
思い切らないとなかなか行けないからね。
オーロラは体力は必要ないからね。
屋久島の縄文杉までは、行くまでに足腰のトレーニングして行きましたが片道5時間の歩きはハードでした。(若い人なら片道4時間ほど)