ウロコナイ釣行

ウロコのナイ釣行記。
バイク釣行。

やわらか竿と、白カッパさん

2023-11-08 16:32:07 | タコ
2023.11.5(日)

大洗 光来丸


中野船長が、

11/1の釣果欄に、
コメントを書きました。


略して曰く、


①アワセは、ねっとり、しっかりと。
素早いのはNG。

②棒のような硬い竿より、やわらかい竿が良い。

③電動リールより、手巻きリールが良い。
電動が故のバラシと、
電動が故の穂先の破損が非常に多いため…
なので、電動の扱いに慣れた人なら電動OK。

④攻めの釣りをせよ。
真下のタコには限りがあるので、
周りの人より先に取る意味で、
右舷の人も、投げてタコを取りに行くべし…


って、言うじゃない。


やわらかい竿が良いなんて…
理由が知りたい…


ていうかその前に、


私のヤリイカ竿が、
船長の指摘する、
棒のような硬い竿に該当するか否かも疑問です…が、

ま、

ここ最近、
どうせ、
連荘で坊主でしたし、


今回限定で、
いっちょ船長に乗っかり、
遊び半分、


いつもの、
イカ竿、
クラシカルリールは、
お休みにして、


山崎ハコよろしく、

『気分を変えて』


思い切りやわらかい竿、
投げやすいリールってことで、
極鋭ゲーム165センサー、
オシアコンクエスト200、
で、どうよ。



尚、この画像、

ブログ用に竿とリールを撮影している私を師匠のMさんがこっそり後ろから盗撮したという代物(笑)




出船前、


船長に、
なぜ硬い竿はダメなのか、
真意を尋ねたところ、



答えて曰く、


ガチガチの棒のような竿を使う人がたまにいます。
反発力が強すぎて、強くアワセると、バウンドしてバラシちゃうんですよ。
適度な加減でアワセられる人ならいいのですが…

とな。

てっきり、

竿が硬すぎると、
エギの動きに悪い影響を与えるからとか、
乗せたタコに違和感を与えてしまうからとか、
アワセを入れる前の話なのかと想像していたのですが、


アワセそのものの話だったとは、想定外でした(笑)



つまり、
逆から言うと、

たとえガチガチの棒のような竿だったとしても、
ねっとり、しっかりとアワセる腕さえあれば、

OKなのかな。




5:00
出船


風強く、
港内からすでにドンブラコ。
Uターンして、
釣り中止もあるレベル。


ノロノロ進んでいます。
僚船と連絡を取りつつ、
やるか否か、思案中かしら。


ちなみに、
船長は慎重派、
安全第一。



本日の座席は、
私、右ミヨシ。
Mさん、左ミヨシ。


Mさんと、
釣り談義中というよりも、
むしろ他愛もない雑談中、

私のとなりの、
白い漁師カッパのお兄さんから質問を受けまして、


『右舷は抱え込みですが、潮がキツい時、オモリ100号使っていいのでしょうか?』


かわいい質問をする、
若いお兄さんじゃないですか、


うんうん。
どれどれ。
やさしく教えてあげよ〜


『右舷は100号OKです。あ、でも、私も120号まで使ったことあるんですけど、120号でも結局、ガンガンに流されますし、重くする前に、オモリが浮き上がったら、着底するまで我慢して待つ方が良いと思います。』


なんて、
常連風吹かし、
知ったかぶりして、
指南する私、


こりゃまた、
偉くないのに偉そうです。


はい。
フラグが立ちました。


白い漁師カッパのお兄さんにコテンパンにやられて、
泣きを見るフラグ(笑)




5:30

エンジンスロー。
中止のアナウンスかも…ドキドキ。

無事、
スタートフィッシング〜


やれやれ。
良かった。


活性は低いものの、
それでも、
大ドモでポツーンと釣れて、

次に、
なんと、


となりの
白い漁師カッパのお兄さん、
早速、ドーンと乗せました。


本日強風にて、
横流しできず、縦流し。
後ろに後ろに流すので、
普通に考えてミヨシは潮ケツ。
おこぼれタコちゃん待ちのはずですが、
お兄さん、上手いな。


無事、
良型のタコが上がり、
いいな〜
私も楽になりたいな〜
って、


振り向けば、
Mさんの、
驚愕と、羨望の眼差し(笑)


タモ取りした、
中乗りIさんが、
強めの茨城なまりで、

そんなMさんに、

『早く楽になってね』
と、軽く挑発しています(笑)


中乗りIさん、
今日は自分では竿を出さないもんだから、
いつもの仕返しとばかり、
Mさんに、言いたい放題言えますね(笑)


断言しますが、

Iさんは愛されキャラです。
見ているだけで、和みます。
才能です。

別の言い方しちゃうと、
イジられキャラです…が、
それは、
本人に否定された過去あり(笑)




さて、

白い漁師カッパのお兄さん、
立て続けにタコを乗せて、
それはバラしましたが、
その後すぐ、別の流しで、また釣り上げましたので、
これで2杯目。
これはもう明らかに、


私より上手(涙)
早くもフラグ回収(笑)


ところで、
白い漁師カッパのお兄さんでは長いので、
白い漁師カッパのお兄さん改め、
白カッパさんにしますが、
白カッパさんは奇抜なことは何もしていません。
ゆっくり、
ソフトに、
コツ…コツ…コツ…コツ。
シンプルなエギ2本のみ。
余計な飾り、
エサ巻き、
一切なし。


こういう人、
1番上手いんだよな。
分かっちゃいるけど、
つい、
変なもの付けちゃう私。


そして、


私の経験に基づく偏見によると、
白い漁師カッパの人、
なぜか、
上手い(笑)


実は私、
本当は白い漁師カッパを着たいくせに、
下手くそが着てはカッコ悪いという偏見に邪魔されて、
あえて、
避けていたりします(笑)



そして、ついに、私にも、

7:30

うわわわわ…
タコです。
久しぶりすぎて、頭まっしろ。

クラッチ切って、ちょいと糸出して、
チョンチョンチョン、
シャカシャカシャカ、
そろそろ良いかな、
せ〜ので、
ねっとりしっかり、鬼アワセ〜って、
えっ、
竿が弱すぎて、ミシミシ。
竿、折れちゃう。

おそらく、
タコを海底から引き剥がしたところで、
竿が曲がり切ってしまい、

更にそこから、1m、頭上まで振り上げたいのですが、
無理。
しょうがないので、
そこから巻き始めます。


十分に針掛かりしていない公算が大。


竿に文句をたれている私ですが、

竿に非はなく、
チョイスした私が悪い。
やわらかい竿にするにしても、
極端過ぎたのです。

だって、
DAIWA曰く、
湾フグにも最適ですって謳っていたくらい、
繊細な竿なのですから。


白カッパさんから、
『そのまま、そのまま、もう少し、頑張れ。』
と、声援を受けつつ、


Iさんも、
玉網持って、
横でスタンバイ。


後ろでは、
100%、
Mさんが、バレロバレロ〜っと、
念力を送っているはず(笑)


そして、
残り2mってところで、
抜けちゃいました。


あ〜あ
茫然自失。
師匠のMさんの期待を裏切らない、良くできた弟子(涙)。

波が高く、今日は船室から離れられない船長も、
呆れ返っているはず(涙)。

タコちゃん、
さようなら、
でも、

さよならは別れの言葉じゃなくて
再び逢うまでの遠い約束…ですよ。




そして、なんと、キタキタキタ、


7:50

タコです。
違うタコでしょうけど、
遠い約束は守られて、
カ・イ・カ・ン


今度のタコも、
竿ぶち曲げサイズ。
ていうか、
単に、
必要以上に曲がる竿なので、
必要以上のスリル(笑)


そして、
魔の残り2mってところで、
またぞろ抜けました。
笑うしかありません。

リアルに膝から崩れ落ち、
笑う私。


そして、よく見ると、
Iさんの表情が秀逸。

うわ〜、まじ、こいつ、
またやらかした…
下手くそすぎ…
半端ねえ…

という顔して、
カメラマンMさんに目配せ(笑)
お見せ出来ないのが残念。



その後、
Mさん、無事、2杯釣りました。


白カッパさんは、2杯追加し、
4杯です。
白カッパさん、
上手いだけではなく、
人格者。


Iさんが
手が離せない時、
代わりにすぐに駆けつけ、
タモ入れしますし、


圧巻は、
反対側なのに、
左舷の根掛かり騒ぎに駆けつけ、
『…これ、たぶんタコ!』
と叫び、
なんと、
本当にタコでした。



『何でタコって分かったんですか?』と聞くと、


『手で糸を引っ張った時、少し、横に動いたんですよ。あ、これはタコだなって思って…』


レベチ。
完全に脱帽でございます。


今日は1日、縦流し。
基本的に後ろ有利。
後ろを通過したタコも、
あと一歩手前ってところで、
白カッパさんのエギに絡め取られる被害妄想が脳裏をよぎり、



今日も坊主かな…と、
とうに諦めかけた、



9:40


良く覚えていませんが、
なんか、気付いたら、
タコ乗せていました(笑)



ヤバいかも。
また、
しっかり針掛かりしていない気がします。



白カッパさんの声援が、
前より激しく、
そして、
温かいものを感じます。


『ポンピングしないで。ゆっくり、ゆっくり。頑張れ。』


ポンピングも、
テンション保つ腕があれば、
有効なんじゃねって、
思いつつも、
3回目もバラシたら言い訳出来ませんし、
ここは、白カッパさんに従います。

うねりもドンブラ、
邪魔します。


白カッパさん、
ちゃんとうねりも考慮し、

『我慢して、耐えて。』
と、


的確なアドバイス。
はい。
耐えます。
耐えるというか、
もはや祈りつつ、
涙目になりつつ、

なんとかかんとか、
Iさんの玉網に、ネットイン。

やたー。


『いや〜ご心配、お掛けしました〜』
白カッパさんに振ると、


『いや〜、ホント、気を使いましたよ〜』
希望どおりのレスポンス、
分かってらっしゃる(笑)


Iさん曰く、
『俺が近くで網持って立っていると、またバレそうな気がしたから、ギリギリまで少し離れていましたよ〜』


えっ…(笑)

気を使ってくれていたんですね、
でも、
そんな不思議なことしていたなんて…(笑)



10:30
定刻より1時間早く、早上がり。


船中0〜5。
船中、型の良いタコばかり。



さてと
いつものように、
内蔵処理しますか〜

おや、
Mさんがカメラ構えてる、

自然にガッツポーズ。
ついでに、
見せびらかして、
写真のおねだり。

我ながら、子供。

土壇場での1杯。
嬉しかったです。


白カッパさんに
お名前聞きました。
白カッパさん改め、Sさんにします。



Sさん、いつもは、
鹿島の長岡丸。
船長の後輩なんだとか。
バラすとどやされたり、
マイクでタモ取り指示されたりと、
中乗りのように扱われているとか(笑)


さらに、
光来丸の船長にちゃんと挨拶しないと後で叱られるとかで、
船室に赴いていましたね(笑)


長岡丸、
どんだけ体育会系なんですか…
光来丸と仲良しですし、
今後
鹿島に行くとすれば長岡丸が良いな〜
なんて思いつつ、
光来丸の中野船長のような温和な船長をイメージしていましたが…

全く、違いました(笑)


ま、
それはそれで、
ちょっと、楽しみです。

Sさん、
光来丸に、
また来てください。
お待ちしています。



迷い道くねくね

2023-10-26 11:29:41 | タコ
2023.10.22(日)

大洗 光来丸


私、
このところ、
スルメ、タコと、
シケで中止の憂き目に遭って、
久しぶりの沖ですが、


その間、
季節はめぐり、


最低気温、7.3℃。
バイクで常磐道。
なかなかに寒かったです。


朝はすっかり遅くなり、

5時出船。



私…右舷ミヨシ。
Mさん…左舷ミヨシ。
サーフさん…Mさんとなり。


サーフさんは、
光来丸の常連で、
ブログ仲間ですが、
本日、はじめましてで、
ヨロシクお願いいたします。


私はMさんの弟子なので、
師匠の手前、
言いづらいのですが、


サーフさん凄腕です。
8月6日、タコ釣りで竿頭。
となりはMさんでした。
つまり、
Mさんに勝ちました。


言っちゃった(笑)


きっとあれですよ、
サーフさんが仕掛けを落としたら、たまたま、タコに行き合っただけです、
うん、
絶対、そうに違いない(笑)



師匠、
かくいう私は大丈夫。
弟子ですから、
ちゃんとわきまえております。
タコ、イカ、フグ、
師匠と同船の日は、
同点の日こそあれ、
決して勝ったりなどしていません。
弟子の鑑です。



ていうか、
ま、本当は、


どうしても勝てません(涙)
Mさん、もしかして、
私がいると、
気合入れたりしてません?



私は
性懲りもなく、
秘策を用意してございまして、


名付けて、
『蟷螂拳の変態様パクり大作戦』


変態様は、
8月27日、
彦次郎丸で偶然にご一緒した、
こちらの方で、


技術、釣果、理論、 
どれも変態の凄い人。



ブログを拝見すると、
惜しげもなく情報公開しているとか、
まさに人格者。



変態様は、

『オモリは海底で立てたり寝かしたりする』、
『オモリは決して浮かせない』という、
いわゆる、
セオリーどおりのソフトな小突きはしません。


理由は、
そんなんでは、
エギが動かないからだそうで、



変態様は、

『オモリを3cm浮かし、コツコツ落とす』小突き方。


確実にエギを動かします。


もちろん、
小突きがすべてではないでしょうが、
この小突きで爆釣しているのなら、
パクらない手はありません。



問題があるとすれば、


那珂湊、大洗沖の、
海底ステイもままならぬほどの、
潮流。


オモリが浮き上がります。


3cmコツコツで、
いつのまにやら、
100cmコツコツになりはしまいか。



また、
次のような釣法も紹介されています。



変態様は、

根のきついポイントで、
底から20cm浮かし、
3cm小突き、
つまり、
底から20cm→23cmの間をコツコツし、
爆釣したそうです。



『底からエギを離したらタコは釣れないなんて、誰が言い出したのでしょう。』
『騙されたと思って、やってみてください。』

…と。


タコ釣り概念、
ぶっ飛びです。


実は変態様も、
最初は半信半疑だったとのこと。



もともと、
浦安吉野屋の千田船長及び常連氏から教わった釣法。


てことは、
どうやら、
変態にしかできない妙技ではないはず(笑)



であるならば、


仕掛けが浮き上がった時、
応用して、
やってみるか。

でも、
あの潮流で、
20cm以内で収まるか、
はなはだ、
疑問ではありますが、


基本、3cm小突き、
オモリが浮いたら、
根性で、20~23cmの間で小突くイメージで、

ともかく、
誰よりも小突きまくり、
 
あとは、
竿頭を狙うのみ。




5:30
スタートフィッシング〜


周りでは、
ポツポツ釣れていますが、
なんでだろ、
私には寄って来ません。

海は綺麗なのに。



確実にコツコツ小突いているのですが…


じっと、
釣れた人の竿先を盗み見すると、

ん?
なんじゃあれ、
あれじゃ、
まったくエギなんて動いていないぞ。

おかしいじゃんか。

うぅぅぅん、
ま、
気にしない、気にしない、
たまたま、
あの人が仕掛けを落とした場所で、タコに行き合っただけのこと。


やがて、
船中誰にも乗らなくなり、


当然、
私にも寄っては来ず、

海はトロンコしています。



我慢我慢。
コツコツコツ。
うしろも気になります。
どうやら、
Mさん、サーフさん、
共に坊主です。


後半、
いよいよヤバくなった頃、
ついに乗せました、
Mさんが。


いつもクールに、
シレッと釣るMさんですが、
ガッツポーズ、
笑顔炸裂。
坊主のがれ、
相当に嬉しそうです。

聞けば、
タコで坊主の経験は未だに無いとのこと。
しぶとい。
しぶとすぎ。


私なんて、
今年だけで、
3回タコ坊主(1,2,8月)、
今日で、
4回目、目前ですよ。



決してあきらめたわけではありません。
あきらめかけているだけです。
多少、
小突き方を変えてみたり、
工夫はしています。



でも、
確実に、
何かが足りないのでしょう。


Mさん、
何度も巻き上げ、
仕掛けを入れ直し、
ヤル気のあるタコと行き合う努力していたもんな…



それに対する私の思考回路、


どうせ、
船は流れているんだし、
新しいポイントに入るじゃん、
そのうちヤル気のあるタコに行き合うってもんさ〜

それに、

仕掛けを上げている間にタコがスルーしたらイヤじゃん、

何より、

手巻きリールだし、
巻き上げるのめんどくさいじゃん、
てなかんじ。


駄目駄目思考回路全開、



あきらめモード。

お空も、
こんなに綺麗だな〜



Mさん、
2杯目追加。



サーフさん、

ナイス(笑)



さっき、
外道でもいいので、
なんか釣ってください、
ブログのネタにしますからって、
お願いしたからですね(笑)



いやいやいや、
笑える立場か?
外道はおろか、
石コロすら釣ってないぞ…


11:30
沖上がり。


船中0~4。
坊主3名。

Mさん曰く、
『釣れな過ぎて疲れた。』
って、
釣ってるじゃん…



私のとなり、
70代ベテラン、
タコ1杯でしたが、
ほぼ小突いておらず、
後にして思えば、
小突き方の加減が分かっている人。


私のとなりのとなり、
60代ベテラン、
タコ2~3杯、
最後に2kgの大型、
まったく小突いておらず、
この方も、
小突いちゃだめなのを知っている人。


左舷大ドモ、
タコ4杯竿頭氏、
Mさん、サーフさんに聞いたら、
ほぼ小突いておらず、
たぶん、
あえて小突いていなかった人。


Mさん、
タコ2杯、
バラシ1杯、
自己申告によれば、
ほぼ小突いておらず、
小突いているふりをする達人。


サーフさん、
タコ坊主、
バラシ1杯、
自己申告によれば、
しっかり小突いたそうで、
となりの達人に惑わされたかもしれない達人。



私、
タコ坊主、
バラシすら無し、
ガッツリ小突き、
変態様メソッドを盲信し、
使いどころを間違えた、
哀れな凡人。



概ね、
以上のことを船長に伝え、

尋ねました。


活性の低い時、小突かないほうが良いのかと。



船長答えて曰く、


『◯◯さんのおっしゃるとおりです。活性の低いときは、タコがエサを追う元気がないから、エギはあまり動かさない方が良いですね。でも、◯◯さん、そうかと言って、エギをまったく動かさなくても釣れませんからね。ちょうど良い加減を見つけるのがポイントです。』

とな。
なるほど。


やっぱり、
小突き過ぎてはダメな日だったのは、
間違いないな。




タコ釣りなのに、
小突いちゃダメとは、これ如何に。


1日で、

こんなに丸くなりました。


那珂湊沖の海底を、
粉砕し、
平らにしたのは私です。
まさに胴突き工事。



達人メソッド、
素人パクれば、
こんなもの。




現在・過去・未来
マダコに逢ったなら
わたしはいつまでも待ってると
誰か伝えて
まるで喜劇じゃないの
ひとりでいい気になって
活性低いあの人に
小突きまくっていたなんて

ひとつ小突き方 ひとつ間違えて
迷い道くねくね





蟷螂拳の変態様

2023-08-30 13:15:03 | タコ
2023.8.27(日)

上総湊 彦次郎丸


本日は、
地名がカッコいい、
『カズサミナト』へ、レッツラゴー。
うろうろ歩いて、
彦次郎丸発見。
出船1時間前だというのに、
誰もいません。
ていうか、港に誰もいなくて、
我ひとり(笑)


薄暗がりの中、
小舟で漁に出かける漁師、
私の前を通りすぎただけの車、
そしてまた我ひとり…


ようやくつり人、ひとり来て、
『彦次郎丸でタコですか?』
と、お声掛けくださいました。

『はい、そうです。初めてなので、よろしくお願いします。こちらは、のどかですね(笑)』

なんて会話ではじまり、
つらつらと釣り談義。


『タコ釣りはするのですか?』と聞かれ、


去年からですけど、
大洗でタコ釣っています。
今日もタコの予定だったんですけど、
あまりにも釣れなくて、
船長が釣りものをアジに変えちゃったので…
キャンセルしたんです。


それで、
彦次郎丸はシャクリのアオリイカやるんですよね?
私もやるので、
今回は偵察がてら、タコで来てみたんですってなことを説明申し上げたところ、


『大洗は3.11の後、行ってないな。今、大洗では何が釣れるのですか?』
という話になり、


近年、
カレイが釣れなくなって、
タチウオが釣れだして、
タコは手釣りから竿のエギタコに完全に移行して、
なんて話、しましたが、


その常連の方、
埼玉県にお住まいで、
先週も彦次郎丸でタコ、
本来は横須賀がホームグラウンドとのこと。


大洗でのタコシーズンを繰り返し聞かれたり、
大洗のタコはデカいんですかって聞かれたり、
興味津々。
脈ありですね(笑)


あとでじっくり、光来丸の宣伝しよ〜(笑)


ようよう
うすら明るくなってきて、


『釣りのあと、車が停まっている辺りで下ろしてもらうので、ここには戻らないですよ。』

って教えてもらい、


あ、駐車場だ。
暗くて、
さっぱり分かりませんでした〜
ってなことで、バイクの移動。


エンジンかけて走り出す頃、
駐車場方面から、
日に焼けまくり、
色黒で、いかにも釣りそうな、
ゴツい2人連れが歩いてきて、


私をちらちらチラ見、


すれ違いざま、
軽く会釈しますと、


ちゃんと、
会釈を返して頂きましたが、
ジロリとした視線(笑)


ま、

私、
カッパ着てないし、
ノーヘルだったし、
何者なんだかさっぱり不明の見かけない顔のおっさんです。


怪訝な顔にも、
そりゃなりますよね(笑)



船長家族がやってきて、
たぶん私と同世代で若くはない若船長、
今日はマダイ仕立を担当し、

タコ船は、おそらく80代の大船長。


親子船長、好印象です。
若船長、おだやかで、にこやか。
大船長、おだやかで、かわいい(失礼)。


『◯◯さん?』
って名前で呼んでくれました。
ポイント高いです(笑)。


常連さんも、
もちろん名前で呼ばれるので、
覚えました。
ブログでは『Kさん』にします。



客は4人。
左舷前にKさん、
左舷後ろに私、
右舷前に色黒さん(年配の方)、
右舷後ろに色黒さん(若い方)が入りました。


後ろの方に座ろうとしたら、
船長に、

『そんなに後ろに行かないで、前でやんな。真ん中に玉(玉網)指して、すくいっこして。タコ、貴重だから(笑)』
と、うながされ、


4人でミヨシ。


そうですね。
危ないから、船長にタモ取りさせるわけにはいきません。
すくいっこ、がってん承知!

ポクポクポクポクゆっくり10分、
真沖でスタートフィッシング〜


水深15m。
オモリ25号ですが、問題なし。
ゴツゴツした底で、
軽い根がかりするものの、
心配したほどひどくなく、
ロストは一回もありませんでした。

風光明媚な景色も相まり、
おだやかな釣りができます〜



問題はタコが釣れるかどうかですが、
いっこうにタコのシグナルなく、
きびしい1日になりそう。



船中1杯目はKさんが乗せました。
さっそく、
すくいっこスタンバイ。
チビタコでしたが、
坊主のがれ、
いいな〜


ネットに入れたら、
生け簀にドボン。
なるほど、生け簀か〜


ひもでつないで、
道具入れに結んでいます。
なるほど、慣れたもんだな…



1時間やって、
真沖をあきらめ、南下します。
竹岡沖です。
神奈川、東京、浦安の船はいません。
岸から近いので、
縄張りなのかな?



色黒さん年配の方、
見た目も漁師ですが、
昔の漁師かよってくらい、
くわえ煙草のまんま、

良型のタコを釣り上げ、良い笑顔。
嬉しそう。
いいな〜


色黒さん若い方、
こちらもくわえ煙草のまんま、
良型のタコを釣り上げました。
自作した釣り堀のビクみたいなやつにタコを放り込みます。

手慣れています。



ん?
ん?
なんだなんだ?
この頃になって、
ようやく気付きましたが、
若い方の色黒さん、
アナゴみたいに2本竿でやっています。


やっばい。
なんだこれは。
え、
どうなってんの?
人間業とは思えないリールさばきです。
片手でやっていますが、

私なら両手でもできません。
あんな動き…



急に記憶がよみがえりました。
あー、この人、
YouTubeで観たことあるぞ〜
顔もタックルも記憶にあるぞ〜
間違いありません。


色黒コンビ、
1杯ずつ追釣しました。
上手いな〜
私なんかとは腕が違いすぎます。


私も二刀流で、
右手に竿、
左手にスマホ(笑)

あれれ…
あの時観たYouTubeを探しましたが、見つかりません。
見つけたうえで、
確証を得て、
是非ともご挨拶したい。


二刀流のお兄さん、
ひんぱんに回収し、
ぶん投げています。
あんなふうに広くやんなきゃ、
タコに会えないのかな?

私のクラシカルリール、
着底しただけでバックラッシュするので、
とてもじゃないけど、
投げる勇気ないです。

今回は、
アジ売ってなくて、
バナメイエビにしました。



船にブザーとか、マイクとか無いので、
巻上げの合図は、
右の窓、左の窓と順番に顔を出した船長の肉声です。


『竿上げ』の一言。
独特。
なんかかわいい(失礼)。


そして、
大門刑事グラサンが素敵(失礼)。
中盤以降、
『竿上げ』の一言に、


『潮がまったく動かねぇ…』
『ぜんぜん船が流れねぇ…参ったな…』
といった独り言が付け加わるようになりましたが、


1人坊主の私をなぐさめている気がしてなりません…


デジャヴ。
2ヶ月前、
大栄丸の船長の気をもませた記憶がよみがえります。
またやっちまったか、私。


釣れねぇ。
釣れる気がしねぇ。
でも、
なにかの間違いで1杯釣れないかしら…


常連Kさんと、
漁師より黒いくわえ煙草さんと、
YouTubeの二刀流男、


ヤバめの3人に囲まれて、
タコの活性、落ちてきて、
ちっぽけで下手くそな自分をひしひしと感じます。

なんだこれは?
ぶよぶよしてる。

海藻。
豊かな海です。


根がかり外し、
針先チェックしようと、
巻き上げ回収途中に、
ゴンゴン竿が叩き始めたので、

マツッてるかな?
いや、マツッてないか…

ってことは魚?

いい所に掛かっているじゃないですか(笑)
ありがとう。
サヨウナラ。
バイバイ。


頃合いを見てKさんに、
光来丸の宣伝をします。

やはり、
予約の際、指定の席をキープできる点に好感を持たれたようです。

お待ちしておりま〜す。


そして、
やっぱり、
ブログのネタにもしたいし、
二刀流さんが、
YouTubeで観た人かどうか確かめたくて、


二刀流のジェスチャー交えて、
『YouTubeで観ました。』
と、お声掛けしたところ、


笑顔を頂き、
『ありがとうございます。2本竿でやって4年経ちますが、誰も真似してくれないんですよ(笑)』

とのこと。


いやいやいや、
できませんから(笑)
って返事すると、


嬉しいことに、
おツレのコワモテさんも満面の笑み。


Kさんも、
『真似できないですよ。アナゴかイイダコみたい(笑)』
と、ツッコミで参加してくれて、

束の間、
4人が一気に親密になった気がしました(笑)
勇気をふりしぼり、
声かけて良かった〜


その後、
再び勇気を出して、
『なんて検索すればYouTube観れますか?』
と聞くと、


『タコ 変態様』
とのこと。


ん?
へ、へんたい…様?


『変態なんですか?』
怒られるギリギリ手前のスキンシップ。
変態呼ばわりしましたが、
ほめ言葉です。
うなづいてくれましたが、

本当は怒ったりしていませんよね?


中盤、
誰も釣れなくなって久しい頃、
変態様が3杯目。
やっぱり変態(笑)


台風10号の影響で北東の風6~7m、
時折うさぎが跳ねるほどに吹いていましたが、
船は横流ししないんですね。


北東の風に対峙して、
船を同じ場所に固定する操船とお見受けしました。


ポイントとなる根周りが狭くて流せないのかな?


すみません。
シロウト見解の域を出ませんので、
次回、
勇気を出せたら、
若船長に聞いてみたいと思います。



12:30

船長の肉声で、

『30分早いけど、あきらめましょう。行く場所がなくなっちゃったよ。』
とのこと。


沖上がり。
船中3,2,1,0でした。


大船長に、
やれ、かわいいだのなんだのほざきましたが、
着岸の腕が凄かった…


直角に左折しての着岸でしたが、
岸壁が近すぎて、
左舷の私、
ぶつかりはしまいかと、
のけぞりました…


バックギアも使わず、
磁石で吸い寄せられるように、
静かに一発でピタリ。
恐れ入りました。


YouTube観ました。
蟷螂拳。
中国拳法のアレですね。

カマキリそっくり。
勝手に撮りました。
ごめんなさい。

ブログも拝見しました。
じっくり読ませて頂いて、

修行して出直します。





バーベキュー串

2023-08-16 09:58:54 | タコ
2023.8.13(日)

大洗 光来丸


台風7号接近し、
うねりうねうね、
釣れないタコが、
さらに釣れない予感…でも、

風は大丈夫。
行ってきます〜



最近、

釣果欄見て思うのは、
なんだか、
どうもやっぱり、
エサ巻いた方が釣れるんじゃね…
ってことで、


かくなる上は、
潮に流されにくい、
スッキリしたタコ串、作ってみるか…


市販のタコ串と、
リメイク版タコ串にまつわる、
私の黒歴史を少しおさらいします。
去年のはなしです。


市販のタコ串は、
使い方が乱暴だったせいか、
はげしくひん曲がり、
2本目も
すぐにひん曲がり、
あっという間に終了しました…

なんだかな…
針、弱すぎね?


そして作ったリメイク版は、
針を丈夫にし、
浮かせて、
針先守るっていう寸法でしたが、


あの日は、
慣れない右舷で、
仕掛けが流されまくり、
意気消沈し、
もう変なものは作るまいと、
はげしく心に誓ったのでした。


あれから9ヶ月。
めげない私、
ふと閃いて、
DAISOのバーベキュー串、
切って、
穴開けて、

しばって、

くっつけて、

なんとなく黄色くして、
プロトタイプの完成です。



他にもちょっと、
マイナーチェンジ。
小さいエギも結局、

ヒップアップにして、

白か黄色。


緑を塗ったエギは、
緑の上から、

ケイムラの紫外線発光塗料を塗って、

ブラックライト照射。
タコに効くかは、全く不明。



DAIWAのMADAQ(マダク)は、

針をデカくしました。
穴をそのまま使い、
接着剤流し込んだだけなので、
強度に不安あり…


というわけで、

本日の持込み。



私は右舷ミヨシ。
右舷に入って、
掴みかけた右舷のコツをしっかり掴みたい…


尚、
定員14人ですが、
客は7人。
広々です…
釣れていないからな〜


さて、
いよいよぶっ刺しますが、

うまく刺さるかしら?


あっ。
先っちょが、背中から出た…
ぶきっちょ。


別のアジ、刺しなおすか?
ま…いいか、
このままで…



5:00
スタートフィッシング〜



アナウンス。
『貴重なタコですから、網ですくいます。気づかない時は、声をかけてください。』


タコ、めちゃ大事に扱う体制が整っているかんじ(笑)




5:05

開始早々、ぐにゃーん。
おっ!
これ、タコだよね〜
うひゃひゃ〜。

合図するまでもなく、
中乗りKさん、網を片手に横でスタンバイ。



万が一、
石だと非常〜に恥ずかしいので、
タコと確信しているくせに、
『石ならやだな〜』
とか、
いやらしい事を言う私…


『大丈夫。タコですよ。竿がグッグッてなってますから。石だと引っ張られないでスーッと糸が前にでますから。』とな。


『へ〜知りませんでした〜。』
タコだと、足広げて潮受けするのかな?
流石はKさん、知識もプロフェッショナル。


よっしゃ。
タコです。
無事、ネットイン。

ちなみにこれは、
頼まれもしないのに、勝手にヤラセ写真。


這いずり回るタコ捕まえて、
ブスリと刺して、
あたかもこうやって釣れましたって顔しています(笑)


アジが外れかけているのは、
タコにかじられたからとかではなく、
最初から斜めになっていたのが、
より斜めになっただけ。
なので、
タコがアジに寄ったかは、いささか疑問…



私の釣果が気になって仕方のない師匠のMさんから、


早朝4:47


『おはようございます』のLINEが来ていたので、
早速、
写真を送りつけてやりました。
うっしっし。



アジモゲたので、
ピンクの紫外線発光塗料エギにチェンジ。

するとすぐ、



5:20

違和感…


エイヤッ。
タコっぽい。
でも軽い…

バラした?

やっぱりなんか付いているか?

オマツリ?


今回は全く自信なく、
首をかしげつつ巻きます。
Kさん、やっぱりスタンバイ(笑)


あっちゃ〜
チビタコでした。
玉網、引っ込めてもらって構わないんですけど…

そこはKさん、
船長の方針どおり、
小さいタコでも、
ネットイン。
あざーす。
なんだか、すみません、恐縮です。


ほ〜、
ピンクのエギにがっつりでした。



まさかのスタートダッシュ2杯。
ちょっと、
当たりの日?
まだひと流し目ですよ。


中乗りKさんも参戦。
目を閉じておいでよ〜
目を閉じて
雑念を払い
指先に神経を集中しているようです…
眠いだけ?



Kさん、
8/2、4~6杯の日に、
10杯で10kg釣っています。
凄腕です。



『10杯10kg、見ましたよ。』
ってイジると、
まんざらでもない笑顔になりつつも、


そこは大人。


『釣れて調子に乗っちゃいましたが、後日、全く釣れなくて…ムズカシイ(笑)』とのこと。

謙虚ですね…


普段、
あまり釣りをしない中乗りKさんですが、
今日はひたすら小突いています。


ひょっとしたら船長に、
『今日の客では頼りないから、がっつり釣ってよ!』
って厳命が下ったのかも…

後半、
お立ち台に移動したKさん。
どうやら本気です。


朝イチ、
私にでも釣れた流しで休んでいたのが影響し、
未だ坊主のKさん…
プライドが許しません(たぶん)。



そういえば、
船の流し方が途中でガラリと変わりました。


最初はいつもどおり、
左舷に風を当てて、
右へ右へと流していたのですが、


中盤、
スパンカーをたたみ、
風を正面から当てる流しになりました。

船から見える景色がガラリと変わったのですが、
不思議なことに、
相変わらず右舷の仕掛けは船の下に抱え込んで入っていきます。


仕掛が左右に流されないので、
エンジンで前進もしなければ、
風で後進させてもいないはず。
つまり、
強くなってきた沖からの風に耐え、
ステイしている感じ。


それでも、
けっこうきつめに仕掛が船の下に流れます。
潮が速いのかな?
水深プラス10m糸を出しても、
すぐに仕掛けが浮き上がり、
キープも楽ではありません。


アナウンスで、
『右舷の人は100号でも構いません。重くする分にはそれ以上でもOKです。』
って言ってたほど…


風は正面から、
潮は右舷から、
直角90度。


うねりはデカく、
竿いっぱいに上げたり下げたり、
そういう意味でも、
底キープがままなりません。


流されるし、
上下するし、
底キープ受難日です。

アジ投入したり、
MADAQ(マダク)投入したり、
ローテーションかましても、


5:20以降、
タコの気配なく、

意味もなく、
澄み潮できれいな海の写真を撮ったり、

移動のたんび、
アジで餌づけしたりして(笑)、


味をしめたカモメらが、
次のアジを狙ってプ〜カプカ。
あの細くていやらしい目で私を伺っているはずです。


ちーん。

11:00
沖上がり


2杯で終了。
船中4杯。
0,0,0,0,1,1,2でした。


どうにもなりません。
Kさんも0でしたので、
致し方ないかな…


朝イチのまぐれ蛸のおかげで、
蛸頭シール頂きましたが、

タコ2杯ポッキリ…
ズルしてもらった感は、否めません。



全部、白か黄色にしちまうか…

2023-07-27 15:57:58 | タコ
2023.7.23(日)

大洗 光来丸


タコエギの色なんて、
さほど気にしていませんでしたが、


前回、
大栄丸でほとほと釣れなくて、

終盤、
あまりに釣れない私を見るに見かねた船長が、
『目立つ色のエギにしな〜』とアドバイスしに来ましたが、

船長これを見て絶句し、
1つ1つつまんで、
しげしげ見つめ、

結局、どのエギに替えたらいいのか、
私にアドバイスできずに、
操舵室へと去って行ったのです…


よほどダメな色なのかしら(笑)


もともとのタコエギはなく、
アオリイカ用のエギか、
浮きスッテを改造したものなので、
タコが好む色では無いのかな…


もう、
こうなったら、
仕方あるまい…

気分転換に、
ベッタベタに塗って、
カラーチェンジしちまうか…


なんて考えていた矢先、
師匠のMさんからのLINEで、
『前々から思っていたのですが、エギの色は気にしないんですか?』
とな…

なんというタイミング(笑)


やっぱり
タコエギの色は気にしなきゃだめなのね…


というわけで、

白か黄色にしちまって、
アクセントで緑を入れたり、
紫外線発光塗料を塗ったりし、
ブラックライト当てたら、
こんなかんじ…


ってなわけで、

選抜メンバーです。



本日の光来丸は、
定員片舷7人ずつのところ、
右舷6人、
左舷5人です。
連日の貧果で、定員集まりません。


沖で見かけた、
大栄丸、岡重丸、大内丸、つれたか丸の客の入りは光来丸の半分でしたし…



右舷ミヨシが私で、
左舷ミヨシは初代蛸神様のMさん。
Mさんにコテンパンにやられるのは必至です…


(※蛸神様…光来丸でおそれ崇め奉られる存在。ワンシーズンで3回タコ竿頭になると認定される、変態の称号。)



Mさんとは、ちょうど9ヶ月前、
2022.10.23(日)、
知り合ったのですが、


船中4~29で、
私8、Mさん29。
次頭14でした。


あの日となりのMさんが、
私の3.6倍のペースで釣ったので、
心の涙も枯れ果てました。


せっかくなので今日は、
技を盗みたくもありますが、
あんまり近くで観察すると、
自分の釣りが乱れ、
むしろ釣れない沼にハマりがちなので、 


真横より真後ろって、いいかも…
会話しやすい割に、
こっそり観察もしやすい(笑)



5:00
スタートフィッシング〜

ほれ、行っといで〜



朝、
右舷&左舷で2杯ずつ釣れました。
私はまだ釣れません。
早く釣って楽になりたい…
尚、Mさんもまだ釣っていません。


2流し目、
船長ウハウハ流しとなりました。
釣果欄によると、
ひと流しで、船中17杯!



Mさん、
なぜか今日は電動リールじゃないので、
釣れていても気付きづらいです…

が、

ふと振り向けば、
竿をひん曲げ、リール巻いてる…


ってなことが何度か続き、


あ〜あ、
今日もコテンパンにやられるのか〜


『全部、白か黄色にしちまう作戦』
破れたり…と、うなだれかけた、


6:10

1杯釣れました。
良い型です。

うっしっし。
1杯釣れて、気は楽になりましたが、



私の1杯に対し、
となり4杯。
後ろのMさんも4杯。
左舷トモも好調とのこと。


毎度のことながら、
イマイチです。


そこで保険で用意した、
ダイワの既製品、MADAQ(マダク)に付け替えました。


色はしつこく、
白と黄色(笑)



6:50

ありゃりゃ、
チビタコですが、
2杯目。


7:15

船長にタモ取りしてもらい、
3杯目。
良い型です。


『今日はぐっすり寝られますよ〜』と言うと、


『私もです〜』
と、笑顔の船長。

ですよね~



7:20

5分しか経っていないのにまた乗せました。
MADAQ、やべぇな。
しかし、バレちゃいました。


でもどうやら実は、
MADAQがやばいのではなく、
ただ単に、
釣れる時間帯だったからのようです。



下船後、
『7:30から船中4~5杯しか釣れなかった…』
って、船長言ってたし、

釣果欄には、
『またしても7時以降になると、急失速しました。いったいどういうこと?私もわかりません。』
って、書いてありましたから…


1杯バラして我に返り、
改造タコエギに戻しました。
MADAQの針が小さいからバレたのではないかという疑念が生じたのです。


この頃になると、
すっかり釣れなくなって、
船長、
沖へと走りました。
沖は澄み潮、沖縄みたい。


8:45

4杯目。
タモ取りしてくれた船長も、
あまりの澄み潮にあきれ顔。


釣れなくて、
なんかちょっとダレてきました。


沖でも思うように釣れなくて、
船長、
灘に走りました。



ふと振り向けば、
Mさんがタコをネットにしまっています。
いつの間に…


『しれっと釣らないで、竿をぶち曲げたら教えてください。動画まわしますから(笑)』

なんて、ちょっかいかけると、


『釣っていません。脱走したタコを捕獲しただけです。』とのこと。
失礼しました。




10:00
5杯目乗せました。

中乗りKさん、
早々と横でタモ取りスタンバイしています(汗)。



『まだまだ…あと、20mあります。』

『どうぞ、ゆっくり巻いてください。』


なんて会話しつつの、
至福のリーリング、
安堵の取り込みまでを、


後ろからMさんに、
がっつり動画に撮られていました。
撮るつもりが撮られていたなんて…(笑)


バレろ〜バレろ〜
石になれ〜石になれ〜
と、呪いをかけていたはずです(笑)。



動画から切り抜きショット2枚。


Mさん、ありがとう。
自分が釣っている動画なんて、
我ながら興味深く拝見させて頂きました(笑)。


動画のままブログに載せられると良いのですが、
技術的にできないのが残念…



11:20
沖上がり。

船中0~5。
竿頭2人、Mさんと私。

蛸頭ステッカー頂きました。


Mさん、
船中誰も釣れない時間帯に、
弟子の私が2杯釣ったことが不思議でたまらないご様子…
私も不思議です…


が、


たまたま仕掛けを落とした所にタコが居ただけですよ、ね、Mさん。
♪⁠~⁠(⁠´⁠ε⁠`⁠ ⁠)



今まで苦手だった右舷を少し克服できたかな。


タコ釣りでは、
左舷に風を当てて横に流すので、
右へ右へ流れ、


底に仕掛けをキープする必要があるタコ釣りの右舷では、


人の歩くほどのスピードで、
糸が船底の下へと入り込み、
糸を出せば左舷とオマツリするし、
出さねば、
仕掛けが浮き上がるし、
やりづらいことこの上ないです。


逆に、
右舷ならではのメリットもあり、
実はそれがなかなか魅力的なのですが、


それは、
フレッシュなタコに出会えるという点です。
極端なことを言うと、
左舷は右舷のおこぼれを拾う形となるのです。


今回、
行きついた釣法は、
水深プラス5~10m出したら、
もう糸は出さないっていう単純なもので、
名付けるとしたら、


『コココココ…釣法』
底をコココココ…って引きずる釣法。



若しくは、

『着底するまで我慢釣法』
放っておけばそのうち着底するので、浮き上がっても我慢する釣法。



『〜釣法』って言いたいだけです。