ウロコナイ釣行

ウロコのナイ釣行記。
バイク釣行。

はためかせてみたい

2022-03-04 12:27:46 | スルメイカ
2022.2.23(祝)

松輪 瀬戸丸(せどまる)



スルメイカをはためかせてみたい。ハタハタハタと、倍賞千恵子のように。

そんな妄想をしていたら(ウソ)、チャンス到来です。洲崎沖のスルメイカがフィーバーしています。


2月の早朝、バイクでの遠出は、ガクガクブルブルですが、こりゃ行くしかないな。

スルメをはためかせまくるぞ。

勝山(オレンジ)の船を最初に検討しましたが、スルメイカではなく、ヤリイカがメインのようです。

朝、ちょっとだけスルメを釣って、又は素通りしています。本命は白浜沖のヤリイカです。

神奈川の船団が来る前にサクッとスルメ釣って、後は神奈川の船が入れない海域で高級なヤリイカを釣りましょうねということなのかしら。


今回はスルメに的を絞り、沖干しズララララ〜ってのが目標なので、勝山はパスかな。


てことは、やっぱりイカと言えば、長井(黄色)っしょ、となりましたが、ムムム剱崎(赤)もスルメフィーバーしているじゃん。


剱崎の船をリサーチしていたら、剱崎松輪港、瀬戸丸の若女将がアプリを導入したとな。

船宿アプリとは斬新ですね。スタンプカード機能や初回限定クーポン割引も付いています。

サクッと予約できました。
いいね、いいね、いいかんじ。
 

折返し、若女将からメッセージが届きました。左舷トモ以外なら空いているので好きな席をキープしますと。

凄い。

席の指定まで出来ちゃいました。かなり好印象です。どんな船宿なんだろ、ワクワクするぜ。


ところが、私がキープしたはずの左舷ミヨシは、とある常連の指定席でした。

ほぼ毎日、釣果写真で背を向けて写っている同じ常連です。なるほどね、若女将のいう『左の前』はその常連を除外した『左の前』ということでしたか。


そんなもんだよな。似たようなことは時々あるし。好印象で期待しすぎちゃったようです。

実際、1番前でも2番目でもどちらでも構わないし、むしろ上手な人が1番前の方が気が楽です。


でも、そういうことじゃないんだよな。えこひいきするならするで、最初からそう言ってくれれば納得できます。


「釣果優先のため、有無を言わさず2番目になる可能性が高いですが、それでもよろしいですか。上手い人の技を盗めるかも知れませんよ。」こう言われたらむしろワクワクしちゃいますけれど。


勝手な妄想ですが、古い体質が残る船宿に、若女将が新しい風を吹き込もうといている、そんな過渡期なのでしょうか。


大型船なのに片舷8人で釣り座は広々していました。その点が良かっただけに、座席のえこひいきシステムが残念です。


ま、気を取り直して、がんばります。

この日、前半は予報以上に北風が強く、バタンバタンしていました。そして、やがて凪でした。


投入後、宙層でコンコンコンと何か触るのが気になりますが、きっとサバでしょう。直結仕掛けだし、無視します。

本当はスルメだったかも知れませんが、サバとイカとのお触りの区別はどうやってつけるのかしら。

とりあえずは無視しました。


乗りますが単発が多く、ズラズラとは乗りません。


実際、ここ最近に比べて、乗りが悪いそうです。

4杯釣って念願の沖干しですが、何故か竹串は5本です。もげたゲソがぶら下がっています。



すぐに早潮がやってきて、船上に嘆きの声があふれます。結局、良く釣れたのは朝イチだけになってしまいました。


アナウンスはこんなかんじ。

『潮が速くて、イカのいる場所に仕掛けを落とせないので潮のゆるいところに移動します。』

『上げてください。ここも速い潮が入ってきたので、また移動します。』

『いつもの場所に入れない。入れれば40は釣れるのに。』

この日の館山市のタイドグラフを見ると、たしかに、○で囲った潮止まりだけは釣れました。
 
すみません。タイドグラフと早潮が関係あるのかないのかは分かりません。


実は、早潮で釣れない予感はしていたんです。前日2/22の釣果欄はどこも良くなくて、船長たちはそれぞれに、早潮に苦戦した〜、早潮に苦戦した〜、と書いていました。



そして今日です。そういえば出船前に常連が顔見知りに言ってました。
 
『今日は釣れない日だよ。潮が速くて。お客さん、たくさん来てるけど。可愛そうで、お客さんにはまだ言えないけど。』

周りのお客さん達に普通に聞こえてるっちゅうに。



その後、潮は緩いけど釣れないポイントにて2杯追加しました。
合計6杯です。

左の列が私のです。右の列に比べてボロボロ、ゲソぷらぷらですな。


12:00、城ヶ島沖へと移動宣言。そろそろ、おしまいですよ。

↑洲崎沖のポイントから、

↑城ヶ島沖のポイントへ移動しましたが、洲崎沖も城ヶ島沖も大して離れていないんですね。

↑昼過ぎは、すっかり凪です。

剱崎、長井、浦安、茅ヶ崎、平塚船団も同様に洲崎沖→城ヶ島沖に移動です。

↑沖干しが少なくて、寂しい絵です。

↑おっ、ピンクのyaccoさん発見しました。


居るには居るようで、長い時間ウロウロすることなく、投入はできます。


『はい。良い反応でてるよ。ちょっと深いよ240m。上にもいるからね。』


てなかんじのアナウンスですが、渋いです。誰も乗せられないか、例の常連がポツリポツリと乗せるだけの展開です。


ちくしょうめ、どうやって乗せているんだい。例の右どなりの常連は船長としか会話しないし、聞くに聞けないオーラをまとっています。


左どなりの若い方は上手なのですがギンギンギラギラしていて、これまた話しかけづらい。

なんか、今日の周りはギスギスしているな。



なんだかもう、ウンセウンセと力を込めてシャクリ続けるのみ。

切ない。追釣ならず6杯のまんま、14:00沖あがり。



瀬戸丸はこの日、釣果欄の更新は無しです。なかったことにされてしまいました。2隻出しで、32人はいたはずなのに。

 
ま、不運なことを嘆いても上達はしないか。

三浦海岸駅前、桂林、台湾刀削麺、900円。ごちそうさま。

店内テレビにて、ロコ・ソラーレ帰国の様子が映っていました。おつかれさま、銀メダルおめでとうございます。