ウロコナイ釣行

ウロコのナイ釣行記。
バイク釣行。

ひっぱりすぎたかも。

2023-04-08 08:27:55 | アオリイカ
2023.4.1(土)

小田原新港 泰平丸
シャクリアオリイカ


予約時、名前を告げると、
『前に来たことありますよね?』とな。
覚えていてくれたのですね〜
嬉しいな。


6:20。
到着すると、すでに船長囲んで、談笑中(汗)

6:30。
くじ引き、5人。
3番引いて、ココ取りました。

便宜上、私はB。
(A席の人をAさんと呼びます。)


泰平丸、4回目です。


船長は客を名前で呼び、
客同士は顔見知りのようで、
泰平丸はいつも、仕立船みたい…

ですが、不思議とアウェイな感じはしないんだよな…


船長の人柄の賜物。
いつも居心地の良い船です。


『釣れなかったら、船代、払わなくていいかな。』
なんてイジられていますよ(笑)


Eさんは以前、
寒いのにバイクの人がいる…
という記憶と共に、私を覚えているそうで(笑)、


てことは、2年前かな…

『ひょっとして、今日と同じ席で、デカいヤリイカ釣った人ですか?』
と、返してみると、


『この席でヤリイカ釣りました。間違いないですよ。良く覚えていますね〜』


ふふ…
備忘録として、ブログ書いているのはナイショっす。



今日の船長、
いつもより念入りに、
1人ずつ、餌木チェックをして回ります。


『どれ、餌木見せて。』

『①③はダメ。潮が濁っているから、ギラギラしたのが良いよ。②④⑤はOK。』


『はーい。』


①は金テープ(船長曰く金腹)。
人間にはギラギラ色でも、
イカには目立たない色なのね。
タコといっしょ。


②は合格ですが、赤テープ。
赤は目立たない色のハズ。
う〜ん…
悩むな…
悩むんなら…よし、
②は使わないでおこ〜


③はモエモエグリーン。
船長のオススメで買った餌木。
前回、虎の子の1杯を釣った餌木です。
『これが良かったんだけど…』と、モエモエをつまんで、独りごちる船長(笑)。


よっしゃ。
④⑤だけ使お〜

④はマーブルテープ、
⑤はホロテープ。

④⑤は釣れた実績ありませんが、
1回使ったきりですので、
ダメ烙印を押すには、まだ早い。


この2本しか使わないと決めました


この2本は中古品でした。
高知市の林釣漁具製作所、『餌木猿』。
職人の手作りです。
木製です。
桐です。
水中姿勢が安定するとか、
良く釣れるとか。

では、実力見せてもらいましょう〜



さて、

今日こそ捉えたいものがあります。
それは、《前アタリ》。
いまだかつて捉えるどころか、気づいたことすらありません。


船長かつて
かく語りき


『竿先が押さえ込まれる《前アタリ》が取れたら、竿先を送り込んで1~2秒待ち、ゆっくり竿を立てる。そこで、シャッとアワセるとバレる。こうやってベテランは釣果の半分をとる。』


『チップした時も、同様に竿先を送り込む。慌てて上げない。』

 
『もう30センチ上までシャクリ、アタリを確かめる。アタッているようなら、竿先が曲がったまま、海中に刺さったまんまになっている。アレ?オカシイなっていうのを取れれば、もっと釣れる。』


《前アタリ》に気付かずに、
今までに4杯釣った私。

裏を返せば、


《前アタリ》が取れれば、
船長は2倍釣れるって言うんですから、
8杯釣れたこと…になります。


船長が言うんです。
信じるしかない(笑)


私は、
加速よりも初速を意識して、
1m『ビャッ』と、
強く、短く、シャクります。
竿が折れるんじゃないかというほどに。


すると、
50cmほど、

いきおい余って、
海面に糸が飛び出て、弛んで、



その弛んだ50cmが、
オモリの沈下にあわせ、
ゆっくり沈んでいきます。
竿先が押さえ込まれる《前アタリ》なんて分からないよ…


ひょっとして、

テンションかけて落とせば良いのでは…

出船前、
船長に聞きました。


『前アタリが分からないんです。シャクった後、糸が弛むけど、糸を張ってテンションかけて落とすのですか?それとも、フリーホールで落とすのですか?』


『フリーホールだよ。』
チーン…
単純明快でした。


解決の糸口をつかんだ気になっていたのですが、
机上の空論でした(涙)


その代わり、
マシマシレクチャー頂きました。

『6杯取るような上手い人は、8割は《前アタリ》で釣っているよ。』

『竿先に出るよ。または糸が沈んでいかないとか…』

『竿先を下に送って、1.2.3でゆっくり竿を立てる。』

『絶対にアワセない。シャってアワセたら、100%バレるよ。』

『そうやって掛けたイカは、針掛かりしていないから、ゆっくり巻く。』


数字が5割→
8割にアップデートしてるじゃん(笑)

4杯の私は、
20杯取れた計算じゃん。

いやいや、
伸びしろ有りすぎじゃん(笑)
  


6:50出港。


西へ5分。
石橋料金所の下、
スタートフィッシング〜
テトラポッドから近っっ。
水深16m。


何度か流しかえて、
7:10。


ぎゅい〜ん。
うっそっっ
うっひゃ〜
曲がってるぅ〜
気持ちいいぃぃぃ〜
(語彙力)

アオリのズドン、
ドーパミンドバドバ〜
(語彙力)

ネットイン。
開始15分。
幸先良すぎ、幸せ。


④マーブルでした。
餌木猿、やるじゃんか。


焦ることないや。
やおらマイロープ出して、張って、
さばいて、

ぶら~ん。
1杯釣れて、もう、気が楽です。


7:50。
西のポイント終了。
東へ移動。


小田原港〜酒匂川河口。
水深12m~39m。
浅いとこ、深いとこ、転々と探っていきます。

根をトレースしていくのでしょう、
刻々と水深が変わります。
船長は水深を言います。
タナ+ハリス分、引き算-6mが忙しい。
37mと言われ、 
31mじゃん、
計算楽じゃんなんて思っていたら、
21mでシャクっていたことに後で気づいたりして…
アホか…


9:00頃、Aさん釣りました。

9:15頃、Eさん釣りました。
2.2kgのジャンボ。
シャクってズドンではなく、
回収指示で巻き始めてからのズドンとのことで、
リアクションバイトかな〜っておっしゃってましたが、

《前アタリ》出ていたかも知れませね。

春の濁り潮、
植物プランクトンたっぷり。

『餌木猿』回収する時、
水深3m位で、ヌボーって、うすら白く見えてきます。

マーブルテープもホロテープも同じかんじ。

背中の緑色とか、
オレンジ色の松葉模様とか、
関係なさげ。

イカの目にはどう見えるのかしら。
緑とか、オレンジとか、
関係なくね。



9:30。
35m。

ギュイーン。
ヒャッハー。
3.5m長竿ひん曲がり、満月。
グイーン、グイーン。


10秒後、

フッと軽くなりました…
おおぅ…(涙)


そうそう、

今日は、
《すぐには巻かず、グイーングイーンを確認してから巻く》

ってなかんじの、
動画で目にしたやり取りを意識しています。

その《グイーングイーン》を受けとめているところでした。


さらに、
4~5分後でした。

ズッドーン。
ギュッイーン。
グイーン、グイーン。

うそっっ…
同じイカかしら…

『船長〜乗りました〜』

最初のイカより重いぞ。
どうしちゃったんだ、私。
餌木猿が良いのか?
席が良いからか?

⑤ホロテープでした。
サイズアップ。

100均の竹串、弱いな。
折れました。
金串買うか。


11:05。
ズドン。
ギュイーン。
どうしちゃたのだ…私。


グイーングイーン。
『船長〜乗りましたよ〜』

そして、
また…バレました。
おおおぅ…
まじか…

船長に聞かれました。
『巻いていたの?』
『巻いていませーん。』

私の声が聞き取りづらかったようで、
3回聞かれました(笑)
『巻いていたの?』
『まだ巻く前でしたー。』


巻いたかどうか、
そこ、そんなに重要なのか?
ゴリゴリ巻いたと思われたのかな?
美味しくな〜れ。


終了間際、
Eさん、2.5kgのジャンボ、釣りました。

5人で5杯。
0〜2杯。
0,0,1,2,2。


《前アタリ》は結局、分からず終いでした。
トホホ。


2回バラしましたが、
4回乗せたとも言えますから、
シャクリは合格。
うしし。


バラしの原因。
ひっぱりすぎたかも…
針、小さいんだし、
イカ、デカいんだし、
綱引きしちゃダメでしょ…


タコ釣りを体が覚えて、大アワセ?
ははは…
言い訳がましい(涙)