2023.12.24(日)
ギア比 1:3.15
ハンドル回せば、
やはり良い型でした。
右隣の常連のHさんに、
『たいへんご心配おかけいたしました(笑)』
おそらくコレ。
4発ですが、
0~7
師匠のMさんと忘年会
大洗 光来丸
クリスマス寒波、来ていますが、
バイクしかないし、
上等っすよ、
バイクで行きますよと、
怯える私に、
妻がさらりと四文字熟語
『自業自得』
はい。
行ってきます。
ブルブルブルブル、
寒すぎて、しびれたぜ。
まずは、
顔ぶれ紹介。
【東京Mさん】
アルゼンチンアカエビ1本テンヤと、
長めのイカ竿がトレードマークの、
上手すぎて、ヤバい人。
【ヨンフォアさん】
紹介は後ほど
【ウロコナイ】
バラシと貧果がトレードマークの、
今日も坊主に怯える、
光来丸の問題児。
【常連Hさん】
見覚えあるお方
【Kさん】
鹿島では、『タコ釣り先生』の異名を持つという、
上手すぎて、相当にヤバい人。
【師匠のMさん】
釣友
ジジイの私が弟子なので、
労使関係にない、
鈴木一之助、浜崎伝助みたいな間柄。
またぞろ、
リール買いました。
デザインがアバンギャルドな、
オリムピック レベルライン胴突400M
ギア比 1:3.15
自重 680g
ドラグ 無し
糸巻量 5号600m/10号300m
ハンドル回せば、
連動してカチカチ回る、
通称『ねじりん棒』っていう棒が付いていて、
この、ねじりん棒の下にラインを通せば、
レベルワインダー的に平行巻きができるっていう画期的なリールですが、
その、
肝心のねじりん棒、
使いませんでした(笑)
ドラグ無しという点については、
タコ専用にするので、
むしろ大歓迎(笑)
5時出船
今日は南の海域。
『根掛かり、多少ありますよ』の
アナウンスで、
スタートフィッシング。
風、弱め。
潮、弱め。
海底で流される仕掛けの速度は遅いのですが、
本日、オマツリ多発日和。
船長曰く、2枚潮。
極力、糸を出さないようにしても、
どういうわけか、
左方面とオマツリ多発。
左隣のヨンフォアさんとはもちろんのこと、
1人、2人、飛ばしてオマツリします。
最後には、怒涛の3人飛ばしで、東京Mさんとオマツリしました。
裏側の左舷とは1度もオマツリしなかったんですけどね…
今にして思えば、
仕掛けの入れ直しし過ぎたのが原因だったのかも…
何時台かによって、
高活性/低活性が、
面白いほど、
くっきり分かれた1日でした。
6時台は高活性。
ミヨシ側がやや有利。
そんな中でもやはり、
東京Mさん、流石です。
さり気なく、ポンポンポン。
一方、不利なトモ側では、
師匠のMさん、
1人だけ気を吐いて、貫禄の腕前で、
ポンポン。
要するに、
基本、
上手い人にしか釣れません(涙)
続いて、
7時台は低活性。
船中釣れなくなった頃、
7:20
よっしゃ。
遅ればせながら、
私も乗せました。
たまらんぜよ。
中乗りIさんがニコニコと、
いつもの笑顔で、
『やっと乗せたねー』と、
玉網持って、寄って来て、
私の隣にたどり着く前、
速攻でバラシました(涙)
巻き始めて、
ほんの3mでバラシ(涙)
8時頃、
急に北に走り始めました。
僚船も2隻並走。
中乗りIさんに聞くと、
藤富丸が、
北で2~3キロの大ダコばかり、
6杯上げたとのこと。
とっくに明るくなっていて、
気付いてみれば、
北といっても、いつもの漁場。
大洗・那珂湊船団に、
日立、鹿島の船も混じって10船少々、集結。
明け方、
鹿島の煙突見えたので、
けっこう南に走ったのかと思いきや、
錯覚。
さほど南ではありませんでした。
煙突は見えただけ(笑)
北に戻ってからの
8時台、
9時台は高活性。
10時台、
11時台は低活性。
まとめて、
高活性/低活性を○✕で表せば、
6時台…○
7時台…✕
8時台…○
9時台…○
10時台…✕
11時台…✕
8:10
よっしゃ。
またまた乗せました。
早々とIさん、
玉網片手に横でスタンバっていますが、
私がバラシ野郎なことを、Iさんは、百も承知です。
なぜかって?
以前、
私が連荘バラシを決めた日、
膝から崩れ落ちる私を、
Mさんが写真に収めたことがあるのですが(笑)、
その日、中乗りだったIさん、
私に悟られないよう、
私に背を向け、
こんなかんじで、
『うわっちゃ…こいつ下手くそ過ぎて、どもならんわ…』という、
なんとも言えない表情で、
カメラマンのMさんに、
目配せしたのが、
写真に写り込むという事件があったからです(笑)
Iさん、
きっとデジャヴ。
思い出しているはず。
私も、デジャヴ。
思い出したくないけど、
思い出しています。
残り、まだまだ、30m。
オリムピック レベルライン胴突400Mで、
ひいこら巻きます。
脳内で、
Iさんが寄って来るとバラすというジンクス、
失礼な被害妄想が支配し始めた、その12秒後、
やはり、
また、
バラしました(涙)
声も出せず、
膝から崩れ落ちる私。
あの時と同じです。
そうか、
私には連荘でバラすと、
膝から崩れ落ちる習性があるのか…などと、
どうでも良いことに気づいたりして、
現実逃避。
そんな茫然自失の私に、
気遣いの男、Iさんは寄り添ってくれて、
私とシンクロし、
Iさんまで膝から崩れ落ちています。
なんて
心根のやさしい人なんだと、
Iさんにホレてしまいそうになった、
次の瞬間、
Iさんが、
玉網の棒の先っちょ、竿で言えば竿尻で、ガンガンガンガンガン
5回、船べりを叩きました。
ん?
あ、そうか、
あんまり私がバラすので、
ドリカム未来予想図
ヘルメット5回ぶつければ
それはア・イ・シ・テ・ルの言葉のかわり…ではなく、
フ・ザ・ケ・ル・ナ
若しくは、
ヘ・タ・ク・ソ・ガ
ですね。
ひどいよ(笑)
そして30分後、
8:40
どりゃ〜
またまた乗せました。
重い。
明らかに大物、良いサイズ。
Iさん、お願い、まだ来ないで(笑)
ひいこら巻いていると、
あっ
よりによって、
大事な時に、
触ってはいけないレバーに触れ、
矢印の方向に倒してしまい、
ハンドル逆回転。
まっさかさまに堕ちて desire
タコ急降下。
ギャァァァ
ヤメテェェ
勝手に命名すれば、
『ダイレクトリール変身レバー』
ロック解除され、
ロック解除され、
ラインを出せば、ハンドル逆回転する機能です。
ハンドルから手を離さなければ、
逆回転しませんが、
そんなの知りません。
気が付いたら、手が離れていて、
くるくる逆回転。
なんでこんなところに
レバー付けてんだよ
オリムピックに逆恨み。
我ながら
ふざけているのでしょうか、
真面目にタコ釣る気、あるのでしょうか、
疑問に思えてきます。
幸いにも、
何故かタコはバレずに済んで、
取れて良かった(涙)
やはり良い型でした。
右隣の常連のHさんに、
『おめでとうございます』と、祝福されて、深々とおじぎ。
『たいへんご心配おかけいたしました(笑)』
連荘でバラしたあとの大ダコは格別です。
満足満足。
中乗りIさんに、
中乗りになったいきさつとか、
平日は仕事何しているのとか聞いたりして、
釣りとは関係ない話しで盛りあがり、
中乗りの仕事の邪魔をする、
しょうもない常連の典型のような私。
釣れたので、
気楽なもんです。
私たちが
会話している左隣、
今まで坊主だったヨンフォアさん、
チビダコなれど、
しれっと1杯釣り上げて、
良かった。良かった。
もの静かな方で、
決してアホな私とは
必要以上の会話はしないと心に決めていらっしゃるのかと思っていましたが、
積極的に話してくれるようになりました。
1杯釣れて、
気が楽になったのですね。
お気持ち、お察しいたします。
実は、
中乗りIさんに、
タコ釣り2回目の方だけど、
前回は坊主だったので、
なんとか釣ってもらいたいと、こっそり聞いていました。
ヨンフォアさん、
釣りは2年目とのことで、
平潟(北茨城市)でジギング船に乗ったりしたそうですが、
1番食いついてきたのは、
釣りではなく、
バイクの話(笑)
バイクの話になると、
目が輝いています。
そちらが本命の趣味なのですね(笑)
『ヨンフォア乗っているんです。76年式、398ccの方です。』
って、おっしゃいますが、
いきなりヨンフォア、
って言われて、
さらに、
ヨンフォアの細かい年式とか、
排気量とか言われて、
そんなの、
分かる人いますか(笑)
ええ。
確かに旧車に疎い私、
当てずっぽうに、
『ヨンフォアって、スーパーフォアの事ですか?』
と、質問をすると、
あきれ顔で、
『ヨンフォアはスーパーフォアの先祖です。』
と教えてもらいました。
すみません。
話についていけません(笑)
『青』ということなので、
おそらくコレ。
空冷ですね。
4発ですが、
タンク下ろさずとも、
プラグ交換出来そう。
ヨンフォアさんが
1976年式
398ccと言ってた意味、
調べてようやく分かりました。
1974年デビュー当時、
408ccで売り出されたヨンフォアですが、
折も悪くも1975年、
二輪免許改正で、
400cc未満でないと、中免で乗れなくなるので、
1976年、
398ccモデルが投入されたというわけで、
そのモデルがヨンフォアさんの愛車なのですね。
とても勉強になりました。
結果発表
0~7
竿頭は東京Mさん。
帰り際、
師匠のMさんと忘年会
『Mさん、タコの写真を撮ってもらう時、ペシッ、ペシッって、タコを引っ叩いてましたよね(笑)あれ、何すか?タコを赤くしようとでもしたんすか(笑)』
『いや、違いますよ(笑)タコ、小さくなっていたんで、少しでも大きく見せようとしたんです。足、広げないかなって思ったんすけど、だめでしたね(笑)』
アホ極まりない会話をくり広げている2人。
と、そこへ、
釣りが終わった頃を見計らったかのように、
今週、
釣りお休みのサーフさんから、
探りのLINE(笑)
我々の釣果が
気になって気になって、
仕方がないようなので(笑)
イジワル虫うずうず。
抑えられません(笑)
あえて、
忘年会の写真を送って、
タコの話を、はぐらかしてみたり、
終いには、
『結果は光来丸の釣果欄を見てください』なんて、
サーフさんをじらして、
じらして、
結局、
釣果を教えないこの性格、
完全に
破綻しています。