東京湾ではフグ釣れませんでしたが、茨城でなら釣れるかな。
東京湾では6~10号オモリを使いますが、外海の深場を狙う茨城では、25~30号を使います。当然、竿も違ってきます。
半田丸のフグ竿を買いました。茨城のフグ、カレイにいいですよとのことでした。
東京湾と同じカットウ針を使用しますが、針数もハリスの長さも違います。
エサまで違います。
東京湾と茨城とでは、ショウサイフグ釣りは、趣を異にします。
これまで、大洗の弘清丸6回、きよ丸6回、福重丸1回、鹿島の不動丸に1回乗りましたが、
釣れました。こんな私にも、じゃんじゃん釣れました。
釣れる釣りは楽しいです。
当たり前ですが。
いわゆる、タイム釣りをします。
竿先は見ません。見たことがありません。上に泳いでいるフグを誘って、誘って、下に誘導して、頃合いを図って、エイヤッ、ってイメージします。
いくつかバリエーションを用意し、あれこれ違った誘い方を試すことぐらいはします。
そんな釣り方でも、ツ抜けしないことは稀で、15~40位は釣れました。
カレイ、タコが、私にばかり釣れることが良くありまして、
たぶん、竿を良く動かすからでしょう。カレイもタコも小突いて釣リますからね。
弘清丸、きよ丸の、中乗りさん
の釣り方を紹介します。
大洗の船はたいてい小さくて、1番前はまっすぐに立てないほど、きゅうくつです。
大洗の客は心得ていて、1番前だけ空いていることが、ときどきあります。
2016.4.17(日)
大洗 弘清丸
早朝のバイクは寒いので、集合時間ギリギリを狙って行きます。
この日、余っていたのは右の前。まじで足元が狭く、どうせならと、右のお立ち台に上がりました。
左のお立ち台は中乗りSさんのいつもの席です。何度かお見かけしている方で、弘清丸HPで連日竿頭の凄腕です。
ご挨拶し、質問することができました。
Sさんは、いわゆる湾フグスタイルで、PEは0.8号か1号とのこと。空アワセはせず、アタリを見て掛けるそうです。
ハリスも短かくて、湾フグ仕掛けそのもの。
湾フグスタイルの達人には負けるよな〜、なんて思いましたが、
どういうわけか、その日の私は絶好調で、ぶっちぎりの竿頭でした。
外道も私にばかり。
タコがパカパカ釣れましたし、70cm超の超弩級イシガレイも釣れました。
Sさんは不思議がっていました。本当に竿先見ていないんですかと。
はい。まったく見ていません。
たまたま、その日のフグの呼吸に合っていたんです。
こういう日があると、天狗になるのでたいへん危険ですが。
きよ丸中乗りさんの釣り方には、びっくりします。
釣座は、お立ち台の真ん中で、座って海に背を向け、船全体を見渡しながらの釣りです。なので、船長に言われなくても、オマツリに駆けつけられます。中乗りのあるべき姿かもしれません。
竿の逆を向いていて、
竿を見れません。
竿が独特で、
短く細いムーチングロッド。ゆ〜っくり、上下させています。まるで櫓を漕いでいるよう。
本当にフグ釣っているんですかっていうスタイル。
ですが、そこはやはり、百戦錬磨です。釣るんですよ、コンスタントに、パカパカと。
なんじゃそりゃ…
右の1番前で釣りしていた時、チャンス到来。そりゃ、聞きましたよ。
どういう釣り方なんですか?どうなっているの?ってな具合に。
仙人曰く、
もとい中乗りさん曰く、
『竿なんて見なくても、アワセなくても、フグは7~8割、向こう合わせで釣れるよ。』
む、向こう合わせ???
『後ろ向いているから、2~3割は釣れないけどね。』
う〜〜〜ん。まじ?
我こそはと思われる方、是非お試しください。仙人みたいに後ろを見る必要はございません。前を向いて、さあ、どうぞ。
おまけ
鹿島の不動丸に1回乗った理由→大洗の船が予約いっぱいだったから。
いい点がいくつかありました。
船がデカくて、足もと広々。
大洗のどの船よりもアナウンスが良い。海の状況説明が丁寧かつ分かり易い。
船上で中乗りがチャチャッとさばくので、下船後にさばく大洗船と違い、待つことがない。
残念な点もありました。
鹿島の船はいつもそうですが、大洗港の目の前がポイントだったのに、ホームページには鹿島沖って書いてある。
さばき方が雑すぎました。1人で短時間にやるので、しょうがないですが、あまりにも血まみれじゃないですか。
その点、大洗の船は丁寧です。時間は掛かりますが、家族総出、娘の友人まで加わったりして、5~6人がかりの完全分業の流れ作業で、キレイに洗ってくれます。
総じて私は大洗の船の方が好きです。
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